登山・アウトドアを楽しむためには、豊かな自然がそこにあることが大前提。当たり前のことですが、つい忘れてしまうことです。自然に対して、私たち一人ひとりに何ができるのか。その一つのアクションとして、YAMAPは100%自然エネルギーを提供するハチドリ電力と協力し、CO2を削減する環境にやさしいエネルギーを使いながら、登山・アウトドア業界への寄付も行える「YAMAP山守り基金」をスタートさせました。
YAMAP山守り基金 活動紹介ページ
https://hachidori-denryoku.jp/list/yamap/
2020.10.08
YAMAP MAGAZINE 編集部
ハチドリ電力は、CO2ゼロの実質自然エネルギー100%プランのみを販売する電力サービス。地球にやさしい電気に加え、社会問題に取り組むNPOやNGOにお金が回る仕組みを提供しているユニークなサービスです。「YAMAP山守り基金」はハチドリ電力の支援団体の一つとなり、「YAMAP山守り基金」を支援先として選んだ契約者の電気料金の1%を寄付として、登山道整備、山小屋支援、環境保全、アウトドアガイドのサポートなどを行っていきます。
日本の登山文化は山小屋やガイドなどによって支えられています。しかし、コロナ禍の影響もあり元々脆弱であった基盤が大きく揺らいでいます。山小屋やガイドが機能しなくなることは、彼らが担う登山道整備や山岳救助あるいは山の魅力の発信などを止めてしまうことにつながります。これは登山業界だけでなく、日本の自然にとっての大きな損失です。
YAMAPはコロナ禍において、山小屋支援プロジェクトを発足させ6000万円を集めるクラウドファンディングを行うといった活動をしてきましたが、恒常的に登山・アウトドア業界をサポートする仕組みは持っていませんでした。「YAMAP山守り基金」によって、自然エネルギーの利用を促進しながらら登山・アウトドア業界をサポートするという、長期的で持続可能な環境に優しい好循環が生まれることを期待しています。
集まった寄付は、登山道整備、山小屋支援、環境保全、アウトドアガイドのサポートに使わせていただきます。具体的な支援先などについては随時更新してまいります。また、活動報告をお届けするので、支援者はその活動を詳しく知ることができます。
ハチドリ電力の電気は、非化石証書(FIT)を供給電力全量分購入しているため、実質的に「100%自然エネルギー由来」「CO2排出量ゼロ」の電気です。さらに、電気料金の1%が自然エネルギーの発電所を増やすために使われるため、電気を使えば使うほど自然エネルギーの発電所が増えることになります。
ハチドリ電力は大手電力会社の従来プランより安い料金単価を設定しており、変動のない固定料金です。毎日安心してご利用いただけます。
また、リクエストを多数いただきオール電化住宅向けのプランもご用意しております。夜間の電力量料金が割安な料金設定で、オール電化の方も自然エネルギーを安くご利用いただくことが可能です。
電気の申し込みは面倒…と思われがちですが、そんなことありません。ハチドリ電力への切り替えはwebで簡単にできます。まずは検針票を見ながら必要事項を入力し、支援したい団体を選択(ここでYAMAP山守り基金を選んでください)申し込みの受付が完了したらメールが届きます。契約中の電力会社の解約はハチドリ電力を通じて行うので、解約手続きは不要です。
「YAMAP山守り基金」スタートを記念し、ハチドリ電力を運営するボーダレス・ジャパン代表・田口さんとヤマップ代表・春山のオンライン説明会のアーカイブ動画です。ハチドリ電力やYAMAP山守り基金に関して、丁寧に説明をしています。興味があればぜひご覧ください。