2019.07.03
YAMAP MAGAZINE 編集部
4月から始まった富嶽三十六景ハイキングでは、「富士を眺める日本の旅」をコンセプトに、美しい富士山を東西南北から見ることのできるコースをおすすめしてきました。
そしてこの7月、富士山の開山日に合わせて、限定ピンバッジを解禁します!
東西南北の各エリアの山を登ることで手に入れられるバッジを4種類集めて富士山に登ると、登頂者限定のピンバッジを贈呈。この記事では、各地方の推奨コースと最後のピンバッジ獲得方法について解説します。
みなさんも、この夏は日本古来の富士の旅に出かけてみませんか?
登る富士より仰ぐ富士。古来より富士山は日本の山岳信仰の中心であり、自然信仰の象徴です。そんな富士山を眺める山旅を推奨してきたのが、富嶽三十六景ハイキング。そして私達は、自然哲学の五行説にならい、東西南北のシンボルに四神をあしらいました。
そしてなんと今回は、著書「低山トラベル」で有名な大内征さんに、各エリアのおすすめコースの魅力を語っていただきました。これから登られる方は、ぜひ大内さんのレポートも参考になさってくださいね!
丹沢山塊や、ハイキングコースの多い山中湖周辺を擁するこのエリアでは、石割山〜大平山が推奨コースとなっています。富士山に向かって伸びる尾根道を伝い、大平山の絶景テラスを目指します。
標高の高い毛無・天子山塊や、ダイヤモンド富士を見ることのできる竜ヶ岳などを擁するこのエリアでは、三方分山~パノラマ台が推奨コースとなっています。美しい精進湖と青木ヶ原、そして子抱富士を望むルートです。
宝永山を望むことのできる静岡側の南エリアでは、愛鷹山塊の黒岳〜越前岳が推奨コースとなっています。駿河の山々と町並み、そして大海原を眺める絶景ルートです。
様々なルートを楽しめる御坂山塊と河口湖を擁する北エリアでは、王岳〜鬼ヶ岳が推奨コースとなっています。「キング・オブ・富士見トレイル」ともいえる素晴らしい眺めの尾根道を歩きます。
東西南北の各エリアで富士見スポットを2つ踏破すると、それぞれの引き換えスポットで四神に対応したピンバッジ獲得権を得ることができます。
そして全てのエリアで獲得権を得て富士山に登ると、特別なピンバッジ・麒麟の獲得権が与えられます。その受け取り方法と注意事項は、以下をご覧ください。
場所 | 山梨県立富士山世界遺産センター 北館1階インフォメーション |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6663-1 |
営業時間 (配布時間) | 8:30~18:00(7-9月) 9:00~16:00(12-2月) |
電話番号 | 0555-72-0259 |
配布期間 | 2019年7月6日(土)〜なくなり次第終了 |
受け取り方法 | こちらの手順にしたがって画面を表示し、 係の方へ提示してください。 |
・同じエリア内で4座以上を登頂しても、各ピンバッジの獲得権利は1つしか付与されません。
・各ピンバッジの取得権利を獲得しても、ピンバッジが確保されているわけではありません。ピンバッジの数には限りがあります。ご了承くださいませ。
・ピンバッジは原則として登頂者本人に対してのみ配布します。複数人分をまとめて配布することはできません。
・麒麟ピンバッジの獲得は、四神ピンバッジの獲得権利の取得が条件で、実際に四神ピンバッジを受け取る必要はありません。
・四神を揃える前に富士山に登頂した場合は、四神が揃った時点で麒麟ピンバッジ獲得の権利が付与されます。
・富士山登頂は、YAMAP地図上で山頂ランドマークが立っている富士山(剣ヶ峯)・富士山(御殿場口)・富士山(富士宮)・富士山(須走口・吉田口)・富士山(白山岳)のいずれかで達成とみなします。
・登頂判定は2019年4月24日以降の登頂において有効です。詳しくは順次アプリに届く通知をお待ちください。
それではみなさん、麒麟ピンバッジの獲得にぜひ挑戦してみてくださいね!