日本百名山だけでも11座を有する山岳県であり、秘湯や名産品も魅力の群馬県。YAMAPではすっかり恒例になった『ぐんまの山旅活動日記投稿キャンペーン』も2024年は夏(前期)と秋(後期)にパワーアップして、1万件以上の活動日記が寄せられました。
でも「活動日記キャンペーンって何?」という方もいるのでは? 今回は、YAMAPユーザーさんに「活動日記キャンペーン」の楽しさと群馬の山旅の魅力についてインタビュー。それぞれの目線から浮かび上がった群馬の山や地域の魅力を紹介しましょう。
2025.02.19
鷲尾 太輔
山岳ライター・登山ガイド
投稿者 ゆうたさん
栃木県出身で故郷の山・男体山を皮切りに登山を始め、2024年春には奥多摩・雲取山登山の際に、七ツ石小屋でテント泊デビューしたゆうたさん。日本アルプス・八ヶ岳などでテント泊山行を堪能した2024年シーズン集大成の行き先として選んだのが、群馬県・福島県・新潟県にまたがる日本有数の高層湿原・尾瀬でした。
ーーテント泊を始めた2024年シーズン、その魅力を教えてください
ゆうたさん:費用面で山小屋泊より節約できるのはもちろんですが、必要なものを全て自分で背負って登山に出かけ、衣食住をすべて完結させることに充足感があります。もちろん重くて辛い面もありますが、やり遂げると嬉しい気持ちになりますね。
ーー今回の尾瀬のみならず、ゆうたさんのひとつひとつの活動日記が、まるで旅行記のように充実しているのも印象的でした。
ゆうたさん:後から読み返した時に、昔の山行であっても鮮明に思い出せたら良いなと思ってなるべく詳しく書いています。
2021年にも尾瀬を訪問していたゆうたさん(ゆうたさんの活動日記)
ーーそんなテント泊初シーズンの締めくくりに尾瀬を選んだ理由は何でしたか?
ゆうたさん:群馬に仕事で赴任していた3年前に、職場の同僚と日帰りで尾瀬に行きました。当時はまだ本格的な登山は未経験、ガスで山も見えなかったのですが、ミズバショウを見ながら木道を歩くのが最高に楽しい思い出になりました。
至仏山・燧ヶ岳の存在も知らなかったあの頃から3年経ち、これらの山も登っての2泊3日の縦走はテント泊初年度の集大成として臨みました。
同じ時期に登山を始め、テント泊というスタイルや日本百名山完登という目標も一緒の山仲間と、天気予報が良かった体育の日の三連休に出かけるのを楽しみにしていたんです。
最高の天気に恵まれた3日間(ゆうたさんの活動日記)
ーー実際にテント泊で体験した秋の尾瀬は、3年前とは違いましたか?
ゆうたさん:まったく違う世界でした。前回はガスで景色はあまり見えなかったのですが、今回はクリアな視界で草紅葉の湿原がどこまでも広がっていて、ずっと感動しっぱなしでした。
燧ヶ岳や至仏山の頂上から見る周囲の山々や雲海、眼下に広がる草紅葉や点在する池塘などの絶景を見ることができたのは、幸せな時間です。
至仏山に登った時の、燧ヶ岳をシルエットにした朝焼けは本当に奇跡的な瞬間。まさかこんな日の出を見ることができるとは思わなかったので、思わず興奮してしまいました。
ーー星空の下で歩き出して、山の上で日の出を見る…自分の時間配分で行動できるテント泊ならではの出会いだったのかも知れませんね
ゆうたさん:山小屋の朝食時間などに束縛されないメリットはありますね。ただ、出発する時は周辺で動物の声が聴こえて、熊ではないかと思って急いで森を抜けたりもしました。
こうしたエピソードも含めて、自然に近いというのがテント泊の魅力です。見晴と山の鼻、それぞれ趣の違うテント場で尾瀬を体感できたのは貴重な経験でしたね。
奇跡的だったという至仏山からの朝焼け(ゆうたさんの活動日記)
ーー当初から思い描いていた集大成が、まさに実現した訳ですね!
ゆうたさん:歩行距離も長く(3日間で51.8km)大変でしたが、完全燃焼しよう!と言う想いで、山仲間と歩きました。2024年の登山の中でも、指折りの印象に残った山行ですね。
尾瀬はやはり泊まって体感して欲しいと、今回自分で行ってみて感じました。以前は観光客として行きましたが、登山者としての目線で訪れることで、新たな発見がたくさんありました。
ーー今後行ってみたい群馬の山はありますか?
ゆうたさん:上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)のうち赤城山と榛名山には登っているので、春には妙義山にチャレンジしたいと思っています。
投稿者 _minmin_さん
もともと御朱印集めが大好き。暑い季節に標高が高い山の寺社へ出かけたことが登山を始めるきっかけだったという_minmin_さん。現在は生粋の山バッジコレクターで、YAMAP STOREで販売しているハイカーズバッジコレクションケースセットはすでに3つも所有。いつも目に入る場所に飾って眺めながら在宅ワークのモチベーションにしているそうです。
ーー今回の『ぐんまの山旅活動日記投稿キャンペーン』は手ぬぐいをゲットするために参加されたのですか?
_minmin_さん:はい、おかげさまで手ぬぐいが当選しました!御朱印や山バッジのようにコレクション癖があるようで、Tシャツや手ぬぐいなどの山小屋グッズも集めています。今回はそこにYAMAPオリジナル手ぬぐいが加わりました。
3つのハイカーズバッジコレクションケースに美しく並べられたお気に入りの山バッジたち(_minmin_さんのモーメント)
ーー今回の活動日記で印象的だったのが、上毛かるた(※)でした。お母様が群馬県出身だそうですね
(※群馬県の名所旧跡や群馬出身の偉人を札にした郷土かるた)
_minmin_さん:父親が岩手県出身で東北の山も大好きなのですが、母親の出身である群馬県も身近な存在です。私自身は埼玉県出身なのですが、祖母が住んでいた粕川村(現群馬県前橋市)の家へ、小さい頃は毎週末のように出かけていました。
母親の親戚が全員群馬在住なので、従兄弟たちも群馬県民。祖母の家で皆で遊んだのが、上毛かるたです。全ての小学生が暗記するという群馬のソウルゲームですが、独りだけ埼玉県民だった私は負けてばかり。悔しくて自分でも暗記したものです。
もちろん母親やその親戚もいまだに全て暗記していますし、社会人になってから出会った群馬県出身の人も同じでした。群馬県民の郷土愛が羨ましいですね。札になった名所を巡るのも楽しく、群馬県の山に登ると「上毛かるたに謳われて相応しい絶景だな」と感じます。
_minmin_さんも小さな頃から親しんだ上毛かるた
ーーとてつもない郷土愛ですね!
_minmin_さん:それだけではなく群馬の小学校の運動会では、一般的な赤組・白組のような色分けではなく、赤城団・榛名団・妙義団など山の名前がチーム名で、小学校の遠足でもこれらの山へ登っていたそうです。
ーー今回、妙義山を選んだきっかけは何ですか?
_minmin_さん:先ほどの運動会のチーム名であげた赤城山・榛名山・妙義山は「上毛三山」と呼ばれていて、特に群馬で愛されている山。赤城山と榛名山には登っていたのですが、妙義山だけはその危険さから未登でした。
2024年に一般登山者も歩くことができる中間道が数年ぶりに通行できるようになり、ようやく危険箇所を通過せずに最高峰の相馬岳へ登ることができるチャンスが訪れました。
上毛かるたでは「も=紅葉に映える妙義山」で紹介されているので、やはり紅葉の時期に行きたくて。当日はお天気にも恵まれて紅葉も綺麗で、最高の登山になりました。
最高のコンディションに恵まれた妙義山(_minmin_さんの活動日記)
ーー登山以外でも登山口の妙義神社で好きな御朱印を頂いたりと、群馬を満喫されたようですね!
_minmin_さん:下山後は「妙義温泉長寿の湯」で疲れをほぐし、下山メシも下仁田ネギラーメン・下仁田ネギコロッケ・下仁田こんにゃく田楽という、上毛かるたの「ね=ねぎとこんにゃく下仁田名産」どおりのグルメを満喫。群馬のいいところを全て味わうことができた1日でした。
群馬県は関越自動車道を走っているだけで、車窓に次々と名山が見えるのも楽しいですよね。以前に登った山を見ると、また登りたいという気持ちに駆られます。私自身、生まれて初めて登った山が、祖母に連れられての赤城山でした。
そんな私のルーツでもある群馬県、ぜひ多くの人に訪れて欲しいと思います。上毛かるたも山がたくさん登場するので、群馬の山に登ったことがある人にはおすすめですよ。
「日本三大奇景 上毛三山 妙義山」_minmin_さんの活動日記はこちら
投稿者 Kちゃんさん
群馬県の日本百名山・草津白根山(本白根山/2025年2月現在、火山活動が活発なため山頂付近は登山禁止)に観光を兼ねて登ったのをきっかけに、本格的な登山装備を揃えたというKちゃんさん。現在は山仲間であり車中泊できるベッドを備えたマイカーの運転手でもあるご主人と、群馬県をはじめ関東近郊の山々へ遠征にも出かけているそう。
ーー「ぐんまの山旅活動日記投稿キャンペーン」には今回投稿してくれた2024年夏の横手山以外にも、2022年・2023年・2024年秋と毎回参加していますね
Kちゃんさん:YAMAPのキャンペーンでもらえるデジタルバッジを集めるのが好きで『やまなし県央「山のぼり・まち歩き」キャンペーン』や、最近では『常陸国ロングトレイル×YAMAPデジタルバッジキャンペーン』にも参加しました。
横手山を目的地に選んだのも『ぐんまの山旅活動日記投稿キャンペーン 夏』に参加されているYAMAPユーザーさんが投稿されたニッコウキスゲの写真がきっかけです。近郊の低山では咲かない花なので、憧れていました。
満開のニッコウキスゲに出会えた横手山(Kちゃんさんの活動日記)
ーー実際に訪れた横手山はいかがでしたか?
Kちゃんさん:車窓から赤城山・荒船山・妙義山など、かつて登った群馬県の山々を次々と望むことができ、感動の連続でした。
楽しみにしていたニッコウキスゲも満開で、私の始まりの山・草津白根山もよく見えました。広々とした草原は、まるで葉祥明さんの絵画に入り込んだような感覚になったものです。
もうひとつのお目当てが、雲上の宿「横手山頂ヒュッテ」のパン屋さん。名物のパンシチューはしっかりしたパン生地の中に、美味しいシチューが入っていて絶品。思わず他のパンも購入してしまいました。
ちょうどヒュッテの角の席に座れたので、景色も最高。まったりと過ぎていく山の贅沢な時間を満喫できました。
横手山頂ヒュッテのパンも絶品(Kちゃんさんの活動日記)
ーー帰路も草津温泉で群馬の魅力を堪能されていましたね!
Kちゃんさん:草津温泉「大滝の湯」に立ち寄りました。お湯の温度もちょうどよく、のんびりと浸かることができました。
初めて食べたひもかわうどんもコシがあって絶品でした。また草津を訪れたら食べてみたいと思います。
群馬名物の幅広麺・ひもかわうどん(Kちゃんさんの活動日記)
ーー頻繁に群馬県を訪問されていますが、魅力はどんなところですか?
Kちゃんさん:群馬県の人の優しさですね。お友達もできました。地元の登山者から情報を教えてもらったり、会話を交わすのが楽しいですね。水沢山や二ツ岳では人懐っこい野鳥やリスとも出会い、心が優しい人が住むところは動物も優しいのかなと感じました。
もちろん、群馬の山も大好きです。私の地元丹沢のように長時間・長距離を歩かなくても、手軽に絶景を見ることができる山が多いのが魅力です。
いちばん好きなのは、榛名山。榛名富士を中心とした外輪山・内輪山からの景色が大好きで、何回も訪れています。オススメの下山後グルメは塩で味わう群馬県産のヒレカツ! 榛名湖畔に彩湖庵というお店があるので、榛名山とセットで訪れるのがおすすめですよ。
特に好きだという榛名山・相馬山からの富士山や関東の山々の絶景(Kちゃんさんの活動日記)
ーー最後に、Kちゃんさんにとっての登山の魅力を教えてください
Kちゃんさん:私は数学が好きなのですが、登山も同じで答えはひとつ(=山頂)というのが性に合っていると感じています。そこまでの道のりが辛くても、山頂での達成感が全てを救ってくれますね。
そして何より、主人の存在が大きいですね。デジタルバッジキャンペーンはもらえる期間が決まっているので急に計画を立てることも多いのですが、それに快く付き合って運転してくれるので、感謝しかありません。
「Mt.GUNMA「夏」横手山」Kちゃんさんの活動日記はこちら
投稿者 きときとえりさん
以前から旅行先のご当地手ぬぐいを集めていたというきときとえりさん。勤務先に登山部があり山へ連れて行ってもらったところ、山小屋にもオリジナル手ぬぐいが充実していることを発見。これをきっかけに登山にのめり込むようになり、最近は登る山も手ぬぐいの購入を基準に決めることが多いそうです。
ーー今回の活動日記以外でも、たくさんの手ぬぐいが登場しますね!
きときとえりさん:嵩張らず、どんな用途にも使うことができるのが手ぬぐいの良いところですね。今は1,000本くらい所有していますが、収納してもコンパクトです。ただコレクションとしてしまいっぱなしにするのではなく、実際にどんどん使用して洗濯することでの色落ちも楽しんでいます。
新柄の手ぬぐいを求めて訪れた八ヶ岳・オーレン小屋(きときとえりさんの活動日記)
ーー今回の赤城山はお住まいの富山県からクルマでお出かけになったそうですね。やはり活動日記キャンペーンで当たる手ぬぐいがモチベーションだったのでしょうか?
きときとえりさん:はい。昨秋の『やまなし県央「山のぼり・まち歩き」キャンペーン』もYAMAPオリジナルの手ぬぐいが欲しくて参加しました。こうしたキャンペーンはいつも富山から遠い場所なので、ぜひ北陸でも開催して欲しいですね。
長いドライブでも眠気を感じずほぼノンストップで移動できたもうひとつの理由が、群馬県のご当地キャラ・ぐんまちゃんに会えるという興奮でした。
ーー赤城山への登山前には高崎駅に立ち寄って、ぐんまちゃんのSHOPにも立ち寄っていましたね
きときとえりさん:私はご当地キャラも好きで、特にぐんまちゃん・アルクマ(長野県)・ウォー太郎(富山県黒部市)・むすび丸(宮城県)の4人は、順番がつけられないほど大好きなんです。ご当地靴下も集めているので、ぐんまちゃん靴下を購入しました。
以前はあまり縁のなかった群馬県ですが、ぐんまちゃんをきっかけに旅行でも登山でも訪れるうちに大好きになりました。ぐんまちゃん手ぬぐいを買いに行った草津温泉が、自分の中では一番の名湯になっています。
高崎のガトーフェスタハラダ(高崎市創業の人気洋菓子店)で売ってるぐんまちゃんラスクは、群馬に来るたびに購入しています。その時の行動食としてはもちろん、多めに購入して次の山行にも…と思っているのですが、だいたい家で食べてしまいますね(笑)。
登山中の行動食として大活躍のぐんまちゃんラスク(きときとえりさんの活動日記)
ーー赤城山は最高峰・黒檜山だけでなく、赤城連山をぐるりと一周していますね
きときとえりさん:普段から短時間で終わってしまう登山は物足りなくて、長距離歩きが好きなんです。今回はキャンペーン終了間際に気づいて急いで行き先を探したのですが、以前に悪天候であきらめた赤城山が一周できるということで決めました。
いつも今回のように夜に移動して、ロングコースであれば夜明け前からスタートしていますね。稜線で夜明けを迎えられるし、早い時間だと登山者も少ないので、好きな登山スタイルです。当日は快晴だったので、ずっと綺麗な景色の中を歩くことができました。
帰路の道の駅で購入した群馬の野菜(きときとえりさんの活動日記)
ーー帰路も赤城神社に参拝したり「道の駅しもにた」で買い物をしたりと、寄り道を楽しまれていましたね
きときとえりさん:早朝から行動することで、帰路に観光や食事など寄り道をしても、その日のうちに帰宅することができます。いつも一般道で移動するのですが、高速道路のサービスエリアのように同じような品揃えでなく、個性的な地元の名産品が並んでいる道の駅は大好きです。
そんな寄り道もするので、行きよりは帰りの方が時間がかかりますね。この時に購入した下仁田葱は帰宅後に夕食の鍋に入れて食べましたよ。
ーー長距離の山行が好きとのことですが、今後行ってみたい群馬の山はありますか?
きときとえりさん:群馬の山でいえば、谷川岳馬蹄形縦走や皇海山クラシックルートにチャレンジしてみたいと思います。
「手ぬぐいが当たりますように・赤城山」きときとえりさんの活動日記はこちら
投稿者 Kentaro.さん
幼少期はキャンプやスキーを楽しみ、高校生まではバスケットボールをしていたものの、社会人になってからはスポーツの趣味がなかったというKentaro.さん。登山好きな友人ご夫妻とのBBQがきっかけで登山を始め、身体を動かすことの楽しさに目覚めたそう。現在はご夫婦でハイペースで登山を楽しんでいます。
ーー2024年は日本アルプスの夏山を毎週のように登った活動日記が投稿されていますが、そんな時期に日光白根山を選んだ理由は何でしたか?
Kentaro.さん:この時期の山のセレクトは日本百名山などの著名な山が中心でしたが、都道府県最高峰やYAMAPデジタルバッジキャンペーンなどバッジをゲットできる山も意識していました。日本百名山・甲武信岳も地元・埼玉県の最高峰ながらあまり知られていない三宝山を通るルートを選んで登っています。
日光白根山は「Mt.GUNMA 2024 夏」「紅葉2024」「栃木県の最高峰」「群馬県の最高峰」の4つのバッジを一度に獲得できることがわかり、訪れることに決めました。
ただ天気予報は悪くなかったのですが実際はガスが濃く、あまり良い景色を見ることができませんでした。山頂も寒くて長時間滞在することもできず…。その分バッジがたくさんゲットできて良かったです。
日光白根山山頂にて(Kentaro.さんの活動日記)
ーー前の月には近くにそびえる男体山に登っていましたね
Kentaro.さん:男体山には登拝大祭という年に2日だけ午前零時から登れる機会があるんです。その日を狙って訪れたのですが、天気が良かったので日光白根山がよく見えました。この時から日光白根山には注目していましたね。
男体山から見た日光白根山(Kentaro.さんの活動日記)
ーー登ってみて良かった群馬の山はどこですか?
Kentaro.さん:上州武尊山が稜線からの展望が良いのでお気に入りです。事前の期待を大きく上回る絶景でした。
雪山登山も今シーズンから始めたので、白銀の稜線からの絶景を楽しみに、また訪れたい山ですね。
お気に入りの上州武尊山(Kentaro.さんの活動日記)
ーーこれから、どんな山に登ってみたいですか?
Kentaro.さん:未踏の山に登りたい気持ちもあるのですが、ここまでハイペースで登山をしてきたので、最近は上州武尊山のように季節やコースを変えて同じ山を訪れてみるのも良いかな…という心境の変化があります。その点では天候に恵まれなかった日光白根山も、ぜひリベンジしたい山です。
仕事など何かに追われる毎日から離れて、自分のペースで誰とも競わず自然と触れ合えるのも山の魅力。次の夏は裏銀座や後立山連峰などのロング縦走にもテント泊でチャレンジしたいですね。
「日光白根山・四冠受賞」Kentaro.さんの活動日記はこちら
5人のYAMAPユーザーさんにインタビューしましたが、いかがだったでしょうか?「デジタルバッジを集めている方」「充実のテント泊を楽しまれた方」「手ぬぐいコレクター」など山の楽しみは人それぞれ。でも、「群馬の山は楽しい」という思いは共通しているような気がします。
これからもYAMAPでは、群馬をはじめ様々な地域で、活動日記キャンペーンやデジタルバッジキャンペーンを実施予定。皆様も、ぜひこうしたキャンペーンをきっかけに楽しい山ライフを!
原稿:鷲尾 太輔(登山ガイド・山岳ライター)
協力:群馬県、公益財団法人 群馬県観光物産国際協会