YAMAPのユーザーの皆さんと一緒に、山をきれいにする「全国一斉・清掃登山キャンペーン2026」。今年も全国各地から、清掃活動や登山道整備の様子を伝える活動日記が続々と届きました。
今回はそのなかから、YAMAPスタッフが感銘を受けたものやおすすめコースを含む日記をピックアップ。ぜひ皆さんの活動やゴミの管理を、日々の登山の参考にしてみてください。
2026.07.28
YAMAP MAGAZINE 編集部
山梨・河口湖エリアを拠点に活動するかやがたけさんは、前日に続き2日連続で河口湖を一周。あわせて「グレピ二座」と呼ばれる礼ヶ岳・森ノ山にも足を延ばし、23.7kmのロングウォーキングを楽しみました。
逆さ富士や十二ヶ岳・黒岳などの稜線を眺めながら、活動日記には「清掃登山キャンペーンでゴミひろい!」の一言。冨士御室浅間神社への参拝も挟みつつ、下山後はコーラと温泉で締めくくる充実の一日となりました。

『仙人が酔ってしまうほど美しい島』が名前の由来ともされる、広島・鞆の浦に浮かぶ仙酔島へ渡ったさやかさん。
約9000万年前の火山活動でできたという五色岩や、干潮時にしか渡れない「下加美島」への冒険など、地球のエネルギーを感じる島旅を満喫しました。
そんな観光気分たっぷりの活動日記の中にも、清掃登山で集めた「今日の残念な収穫」が登場。観光と清掃登山を無理なく両立させる楽しみ方が伝わってきます。

白山をソロで12時間半かけて観光新道から周回したきゃにゃみんさん。サンカヨウやキヌガサソウなど、この時期ならではの貴重な高山植物を撮影しながら歩きました。
活動日記には「今日もゴミ拾い 手で拾いたくなくて、ダイソーで小さなトングを購入」とのコメントも。雨や雪渓に見舞われる天候の変化を乗り越えながら、清掃登山を無理なく習慣にしている様子が伝わってきます。

岡山・遙照山をホームマウンテンとするアキアキさん。フォロワーさんと結んでいるという「ゴミ同盟」のもと、今年も気温32度の炎天下でしっかりゴミ拾いを実施しました。
道中では、ヤマッパーにとって大切な目印であるピンクテープが地面に落ちているのを発見し、近くの枝に結び直すという気配りも。「思っていた程は落ちていなかった」とのことで、日頃の清掃活動の成果がうかがえます。

兵庫・千ヶ峰を歩いたくんさん。前日の雨で滑りやすくなった岩場に注意しながら、登りの時点で目星をつけていたゴミを、下山時にじっくり拾い集めました。
ウインナーの包装やパックの飲み物、ゼリーの容器、ポールの先など「案外たくさんありました」とのこと。活動日記には「みなさん、意図的に捨てているわけじゃなくて、落っことすか、飛んでいった、とかなんでしょうね。ゴミはちゃんと持ち帰りましょうね」という呼びかけも添えられていました。

日本百名山・浅間山の前掛山を外輪山周回で歩いたぶんちゃーーんさん。今回のミッションは、初心者の仲間2人を安全に山頂へ導くことに加えて「登山道の清掃、特にシェルター裏の汚物処理とゴミ捨て禁止表示確認」でした。
昨年12月、捻挫の足をかばいながら設置したという手作りの「ゴミ捨て禁止」の表示は、今年もそのまま残っていました。ところが、その先には今年もティッシュの塊が捨てられており、活動日記には「汚物を捨てる貴方の為に書いた文書❗️絶対読んで捨ててますよね?」という悔しさのにじむコメントも。
それでも怒りをおさめ、ゴミ袋とトングを手に黙々と清掃活動を実施。「浅間山を愛する者としてたまぁに来たときはこれからも片付けたいと思ってます」という言葉には、山への深い愛着が感じられます。

神奈川県勤労者山岳連盟のクリーンハイクに参加したまあちゃんさん。「年に一回山に恩返しです」と、ハイキングクラブ14人、登山道整備担当5人という体制でヤビツ峠から大山を巡りました。
ヤビツ峠からすぐの元小屋跡では、ゴミを燃やしていたというかまどの中や周辺に埋められたビンやガラスの破片を発見・回収。一方で、登山道自体はほとんどゴミがなく良好な状態だったとのことです。
咲き始めたヤマツツジや、雪の残る富士山を眺めながらの活動日記には「また来年も参加出来ると良いね」という言葉も。継続することの大切さを教えてくれる一本です。

第53回を数えるという「小豆島掃除ハイキング」に参加したリーさん。11人以上のグループで中山エリアを歩きながらゴミ拾いを実施しました。
山道でよく見かけるプラスチックの破片は比較的少なめだった一方で、空き缶や軍手、ホースなど「思っていた以上に」ゴミが見つかったそうです。「今日の掃除で少しでも自然への恩返しできたらいいな」という言葉から、地域に根ざした継続的な活動の様子が伝わってきます。

健康管理のために続けているというウォーキングも、この日で47回目を数えるurachan.さん。熊本・小山山を、雨上がりの心地よい空気の中で歩きました。
人差し指の第一関節よりも小さいという「ヒメハルゼミ」の抜け殻や、外来種の蝶「キオビエダシャク」など、自然観察の記録も充実。清掃登山タグを付けた活動日記には「オリジナルPOYの記念すべき第1号のゴミ」というコメントとともに、日々の習慣にゴミ拾いをそっと取り入れている様子がうかがえます。

日本二百名山・英彦山を、中岳から北岳、南岳へと縦走したNakanishi-Mさん。北岳から少し進んだ展望ポイントからは、阿蘇山やくじゅう連山まで見渡せる絶景を満喫しました。
この日はちょうど、地元有志による「山頂美化プロジェクト」の開催日。上宮〜南岳の間には、土嚢袋に集められたゴミが置かれており、Nakanishi-Mさんは下山ついでにそのゴミを別所駐車場まで運搬する形で協力しました。地域の美化活動にさりげなく手を貸す姿が印象的な一本です。
ゴミを拾ったら、登山の思い出などと一緒に、どんなゴミがあったかを活動日記に書いて、「YAMAP清掃登山2026」のタグを選んで登録してみましょう。皆さんの清掃登山の記録が、次の誰かの一歩につながります。