山小屋やふもとの売店で売っている、山のピンバッジ。YAMAPのアプリ上でも、特定の条件を満たすとバーチャルのバッジが獲得できることをご存知でしたか?今回追加される2種類の新しいバッジを紹介します。バッジコレクターのみなさん、お見逃しなく!
2020.02.12
YAMAP MAGAZINE 編集部
こんなふうに、山の絵があしらわれたかわいらしいイラストのバッジを見たことはありますか?実はこれ、YAMAP上である条件を満たすことで手に入る、バーチャルのバッジなんです。
山小屋やふもとの売店で売っている、山のバッジ。山の特徴や咲いている花などがあしらわれていて、登山や旅行の記念に買って帰る方も多いことでしょう。中には全国津々浦々バッジを求めて山に登ったり、日本百名山を登りながらすべてのバッジを集めている、といった「バッジコレクター」のような方も。
これだけファンの多いバッジの文化をデジタルでも楽しんでもらうために、YAMAP上でも「◯◯山に登った証」として、バッジが手に入る仕組みを実装しました。それが2019年4月のことです。
このときに始まった企画のひとつが、「富嶽三十六景ハイキング」でした。「YAMAPが選んだ富士山がきれいに見える山」をいくつか登るとアプリ上でバッジを獲得でき、それを特定の施設で見せると本物のピンバッジがプレゼントされます。アプリ上では今までに約15,000個のバッジが配信されるほどの人気企画となりました。(現在も継続中。バッジがなくなり次第終了なので、気になった方はお早めに!)
今年はより多くのYAMAPユーザーのみなさんにバッジコレクションを楽しんでもらうため、バッジの種類をどんどん増やしていくことにしました。今回は2種類のバッジが追加されたので、みなささんにご紹介したいと思います。
各都道府県の最高峰に登ることで獲得できるバッジです。都道府県名と共に、その山をデフォルメした絵が描かれています。日本百名山などの有名なリストに含まれていない山もたくさんあるので、「地元のこの山が最高峰だと知らなかった!」「意外とこの山登ったことなかった!」なんてこともあるかもしれません。この機会に、ぜひ各都道府県の最高峰コンプリートも目指してみませんか?
「各都道府県」ということで、もちろんバッジは47種類あるのですが、中には2つの県にまたがっており、同じ山が最高峰だという場合も。でも、そんなときにも手を抜かないのがYAMAPのデザイナー。たとえば静岡・山梨の最高峰はどちらも富士山ですが、バッジではそれぞれの県から見た絵を描いているのです。
最高峰が重複している山は、富士山の他に3つ。1度登るだけで2つのバッジを獲得することができますが、せっかくなので両側から登ってみて、景色の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
特定の山域内で、指定されたピークに登頂するともらえるバッジです。たとえば神奈川県の丹沢山塊を歩くことで獲得できるバッジ「丹沢ハイカー」では、大山・丹沢山・塔ノ岳・鍋割山・蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山の7座を踏破する必要があります。YAMAPの中で登られた回数が多い人気のあるピークを選定し、獲得条件とさせていただきました。
最初は高尾・奥多摩・丹沢・六甲・鈴鹿・背振・九重の7地域をリリースしています。どの山域でもすぐ近くのピークに固まらないようになっているので、みなさんが今まで歩いたことのない場所を歩くきっかけになると嬉しいです。
山域バッジは今後も様々な地域をリリースする予定です。「この山域を追加してほしい!」などのご意見がありましたら、どしどしお寄せください。
どちらのバッジも指定された場所に登頂する必要がありますが、ただ登るだけではなく、YAMAPの活動日記を公開する必要があります。
活動日記は自分の大切な登山記録であると同時に、他の誰かが登山をする際の参考になる大切な記録です。「今この山には雪が結構積もっているな。万全の準備をしておこう」「去年の◯月下旬はこのくらい花が咲いていたようだから、今年も◯月下旬に登山に行こう」といったかたちで、ほんの少しの文章や写真でも手がかりになることがあります。
あなたが山に登って、バッジを獲得するついでに活動日記を公開すると、次にその山を目指している誰かが参考にして登る。そうやって登った人が活動日記を公開して、また別の人の登頂を手助けすることになる。…なんだか素敵な循環じゃないですか?
そんな流れをつくっていきたいという想いで、バッジの獲得条件に「活動日記の公開」を設定しました。たくさん活動日記を公開して、たくさんバッジを獲得してくださいね!みなさんの獲得報告をお待ちしています。
バッジの獲得方法についてはこちらを開き、各バッジのページよりご確認ください。
活動日記を公開(編集)する方法はこちら。