三条・只見の山を巡ってオリジナルピンバッジを手に入れよう

その昔、越後と南会津を繋ぐ交通の要衝だった「八十里越峠」。7月23日より、この峠によって結ばれる町である、新潟県三条市と福島県只見町で、YAMAPのデジタルバッジとピンバッジのキャンペーン「八十里越七名山山巡りキャンペーン」がスタートします。
三条市と只見町それぞれの地域の対象の山を登ることで、デジタルバッジを獲得。さらに2つのデジタルバッジの獲得によって、ピンバッジをゲットできます。
今年の登山シーズンは、江戸時代に栄えた幻の峠に思いをはせて、山々や町を旅してみませんか?

2022.07.22

YAMAP MAGAZINE 編集部

INDEX

7月23日から「八十里越七名山山巡りキャンペーン」がスタート

「八十里越七名山山巡りキャンペーン」は、期間中に新潟県三条市と福島県只見町の対象の山を登ると、YAMAPアプリのデジタルバッジ(3種類)やピンバッジが獲得できるキャンペーン。三条市の対象の3座から一つ以上を登ることで「八十里越(三条)」のデジタルバッジが、只見町の対象の4座から一つ以上を登ることで「八十里越(只見)」のデジタルバッジが獲得できます。

さらに三条市と只見町から各1座以上、計2つのデジタルバッチを集めることで、本キャンペーン限定の「オリジナルピンバッジ」がもらえます。

今回キャンペーンの舞台となるのは、2つの町をつなぐ「八十里越」。登山好きの間では人気のトレイルコースとしても知られ、三条市の「守門岳」や​只見町の「浅草岳」をはじめとする登りがいのある山々が連なります。また、周辺には歴史や自然を体感できる観光スポットが盛りだくさん!この機会に三条市と只見町を巡って「限定ピンバッチ」を手に入れてみてはいかがでしょう。
(キャンペーンは、2022年7月23日〜10月31日までの期間限定です)

幻の峠「八十里越峠」とは?

国道289号上にある車両通行止めの道路。かつて三条と只見を結んでいた道になぞらえて八十里越道路と呼ばれている。今後4年程度での開通に向けて工事が進められおり、新しい観光ルートとしても注目を集めている

三条市から只見町にかけて南東にまたがる、全長58kmの八十里越。一里が十里に感じられるほど険しい山道が続くことから「八十里越峠」と呼ばれるようになったんだとか。かつては越後から南会津へ食塩・魚類・鉄製品などの生活用品が、南会津から越後へは繊維原料、林産物、労働力が送り出されるなど、八十里越を通じて経済的・人的交流が行われていました。大正時代以降、鉄道や周辺道路整備によりその役目を終えた、超えるだけでも一苦労の難路ですが、急峻な山脈に囲まれた南会津地域の人々にとって、欠かせない交通の要衝だったことが伺えます。

ラストサムライ・河井継之助の所縁の地

司馬遼太郎の長編時代小説『峠』にも登場し、その壮絶な生涯が描かれている継之助

八十里越は、長岡藩を率いた幕末の風雲児・河井継之助が敗走した地としても知られています。新政府軍との激戦に破れた継之助は、あえなく会津へと逃げ込み、たどり着いた只見町で命を落としました。継之助が八十里越を越す際、担架で運ばれる自らを自嘲して読んだ句「八十里こしぬけ武士の越す峠」からは、新政府軍に打ち勝つことができなかった自責の念が感じられます。さまざまな物語が繰り広げられたこの八十里越で、先人たちに思いを駆せながら登山するのもおすすめです。
https://www.hachijurigoe.jp/

キャンペーン対象の山から、イチオシの2座を紹介

四季折々の風景が楽しめる守門岳(三条市)

日本二百名山のひとつにも選出される守門岳

三条市・魚沼市・長岡市にまたがる越後屈指の名峰。標高1,537.2mの袴岳に加え、大岳、青雲岳と3つのピークで構成されており、総称して守門岳(すもんだけ)と呼ばれています。夏にはヒメサユリやニッコウキスゲ、シラネオアイなどの高山植物が咲き誇り、秋は紅葉、冬は東洋一といわれる大雪庇など、四季折々の美しい風景が見どころです。登山道沿いには樹齢300年を超えるブナ林が広がり、神秘的な雰囲気の中、山歩きが楽しめます。青雲岳、大岳を越えると、主峰・袴岳の山頂からは、越後三山や尾瀬燧ヶ岳(ひうちがたけ)、飯豊連峰などが続く大パノラマが望めます。
https://yamap.com/landmarks/10511

ヒメサユリの大群生は必見!浅草岳(只見町)

浅草岳頂上へのルートは複数あるが、それぞれ異なる表情が魅力的

入広瀬と福島県にまたがる標高1,585.5mの山。多種多様な高山植物や動物が生息し、7月上旬には見頃を迎えたヒメサユリの大群生を一目見たいと多くの登山者が賑わいます。最短で山頂にたどり着けるネズモチ平登山口ルートや、広大なブナ林と複数の沼が点在する平の沼がポイントの入叶津登山口ルート、断崖絶壁の稜線歩きが楽しめる六十里登山ルートなど、バラエティに富んだコースが選べるのも魅力!前岳から山頂付近にかけては歩きやすい木道が整備されており、湿原を吹き上げるよそ風とともに爽やかなハイキング気分が味わえます。
https://yamap.com/landmarks/10513

あわせて訪れたい、麓の観光スポット

八木ヶ鼻(やぎがはな)

五十嵐川の上流にそびえ立つ、高さ200mを超える石英粗面岩の壁。海底溶岩ドームが約200万年以上前の陸化によって侵食され、歳月をかけて露わになったダイナミックな岩肌は迫力満点!10月下旬からはモミジやケヤキが鮮やかに色づきはじめ、見頃を迎えた紅葉が訪れる人を魅了します。
https://niigata-kankou.or.jp/spot/5725

いい湯らてい

露天からは八木ヶ鼻など、三条の自然が広がる

登山の後は、温泉で疲れた体を癒したい!そんな人におすすめなのが、三条市の北部に位置する温泉施設「いい湯らてい」。筋肉痛・関節痛、美肌に効能があるといわれる硫酸塩泉の泉質はもちろん、景勝・八木ヶ鼻が一望できる露天風呂からの眺めは格別!3種類の露天風呂に加え、ジャグジーや寝ころびの湯、マグマ風呂など、湯船の種類が豊富なのも嬉しいポイント。
http://www.iiyuratei.com/

道の駅 漢学の里 しただ

国道289号沿いにある、地産地消をコンセプトにした道の駅「漢学の里 しただ」。地域の野菜や特産品が購入できる農産物直売所をはじめ、地元グルメを製造する加工所や、”安心・安全”な食材にこだわった手作り料理を提供する農家レストランなど、地元の暮らしが身近に感じられる施設が充実!下田は大漢和辞典の編纂者・諸橋轍次(もろはしてつじ)が生まれ育った場所としても知られ、彼の生涯や業績を学べる「諸橋轍次記念館」も隣接しています。
http://michinoeki-shitada.com/

只見町河井継之助記念館

幕末の英雄として長岡藩を牽引し、只見町で死没した継之助の人生をたどることができる歴史記念館。戊辰戦争に使用したガトリング砲の模型や、継之助最期の12日間を紹介するパネルなどが展示されています。また、11月20日までは映画『峠 最後のラストサムライ』公開にちなんだ企画展も開催中!https://tadamikousya.sakura.ne.jp/kawai/info_access/

叶津番所(かのうづばんしょ)

天井が高く、趣たっぷりの建物。一歩入れば、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえる

戦国時代より会津と越後の国境に設けられた八十里越の関所。古き良き里山風景の中に佇む茅葺屋根が特徴の建物で、現在は福島県の重要文化財に指定されています。風格のある大黒柱や囲炉裏のある居間、幕府の役人をもてなすための奥座敷などがそのまま残り、当時の暮らしを今に伝えています。
https://www.aizu-concierge.com/spot/1363/

キャンペーン情報

キャンペーン期間

2022年7月23日〜2022年10月31日

デジタルバッジの獲得条件と対象となるランドマーク

バッジ バッジの獲得条件 ランドマーク
八十里越(三条) 右の3座のうち1つ以上の山を踏破した活動日記を記録する 守門岳
粟ヶ岳
番屋山
八十里越(只見) 右の4座のうち1つ以上の山を踏破した活動日記を記録する 浅草岳
会津朝日岳
蒲生岳
要害山
八十里越(コンプリート) 「八十里越(三条)」バッジと「八十里越(只見)」バッジを獲得する

ピンバッジ引き換え施設

施設名 住所 電話番号 受付時間
道の駅 漢学の里 しただ 新潟県三条市庭月451-1 0256-47-2230 9:00~16:00
只見町インフォメーションセンター 福島県南会津郡只見町大字只見字上ノ原 1828 0241-82-5250 9:00~17:00

* コロナウイルス感染拡大状況や天候によって受付時間は変更になる場合があります。

YAMAP MAGAZINE 編集部

YAMAP MAGAZINE 編集部

登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。