まだまだ寒さも厳しく、外遊びを控えている方も多いこの季節。家の中でぬくぬくと過ごしていると、外で遊ぶのが億劫になりますね。結果、登山もご無沙汰に…。
が、しかし! 冬だからこそ楽しめる鉄板の山旅があるんです! それは、低山×温泉。冬だからこそ虫がいない! 汗をかきにくい! そして温泉が本当に気持ちいい〜。ということで今回は、関東周辺の駅近低山の情報をお届けします。あわせて紹介する温泉はどれも駅や登山口の最寄りなので、車がなくても楽しめちゃうのもポイントです!
2020.02.14
YAMAP MAGAZINE 編集部
標高:599m
最寄駅:京王電鉄高尾線 高尾山口駅
YAMAPでも屈指の活動日記数を誇る低山「高尾山」。新宿から京王電鉄で約1時間とアクセスの良さも抜群です。ケーブルカーやリフトがあるため、体力に自信のない方や子連れでも安心。1号路は道も整備されており、のんびりと登山を楽しめます。また、網の目のように張り巡らされた登山道を組み合わせて近隣の山を縦走すれば、本格的な登山も可能。登り方によって様々な表情を見せてくれる懐の深い山なのです!
Jさんの活動日記より/高尾山といえば、天狗の山。山頂の薬王院は年間を通して参拝者で賑わいます
立ち寄り湯としてオススメなのは、何と言っても高尾山口駅に隣接する「京王高尾山温泉極楽湯」です。YAMAPの活動日記でも、多くのユーザーさんが登山帰りに立ち寄っている様子。山に登り、茶屋で甘味をいただき、薬王院にお参りする。そして帰りは温泉へ! これぞ極楽!
sayaさんの活動日記より/京王高尾山温泉極楽湯
京王高尾山温泉極楽湯のwebサイトはこちらから
標高:330m
最寄駅:JR東日本内房線 浜金谷駅
千葉県を代表する低山として知られる鋸山(のこぎりやま)は室町時代から昭和後期まで房州石(金谷石)の産地として栄えた山。山中には石切りの痕跡が多く残り、山肌や稜線がノコギリの歯のように見えることからその名がついたとも言われています。山頂からは遠く富士山や伊豆大島も望め、低山とは思えない絶景。こちらも、ロープウェイがあるため、体力に応じた楽しみ方ができます。
ゼンさんの活動日記より/絶景の地獄のぞきでは房総半島を一望できる
yamanekoさんの活動日記より/山頂手前から眺める富士山
鋸山の活動日記にも多く登場するのが、浜金谷駅から徒歩4分程度に位置する「かぢや旅館」。宿泊はもとより日帰り入浴も出来るため、数多くの登山者に愛されています。
mogi2fruitsさんの活動日記より/かぢや旅館
かぢや旅館のwebサイトはこちらから
標高:235m
最寄駅:小田急電鉄小田原線 鶴巻温泉駅/小田急電鉄小田原線 秦野駅
弘法大師が修行を行ったという伝説が残る信仰の山。鶴巻温泉駅〜秦野駅を結ぶ登山道があり、吾妻山、弘法山、権現山、浅間山を結んだ低山縦走を手軽に楽しむことができます。ルート上には、桜のスポットとしても有名な弘法山公園や富士山の絶景が楽しめる山頂など見所も十分。秦野駅近くには「弘法の清水」という全国名水100選にも選ばれた湧水があり、登山後の渇きを癒してくれます。
しるく@療養中さんの活動日記より/縦走ルート中には絶好の富士見ポイントが!
ろくさんの活動日記より/弘法山の春。桜をはじめとして様々な花が咲き誇り、老若男女で賑わいます
秦野駅そばには「はだの・湯河原温泉 万葉の湯」や「名水はだの 富士見の湯」が、鶴巻温泉駅そばには「弘法の里湯」をはじめ、複数の温泉があります。縦走コースのどちらからスタートしても、ご褒美の温泉にありつける奇跡の立地!
みわたんさんの活動日記より/秦野駅そばにある「はだの・湯河原温泉 万葉の湯」
tomo usukiさんの活動日記より/同じく秦野駅そばにある「名水はだの 富士見の湯」
まき坊さんの活動日記より/鶴巻温泉駅そばにある「弘法の里湯」
はだの・湯河原温泉 万葉の湯のwebサイトはこちらから
名水はだの 富士見の湯のwebサイトはこちらから
弘法の里湯のwebサイトはこちらから
標高:497m
最寄駅:秩父鉄道秩父本線長瀞駅
「宝に登る山」と書いて宝登山(ほどさん)という、とても縁起がいい名前の山。山中には、秩父三社のひとつ「寳登山神社」があり、境内は荘厳な雰囲気。山頂付近には約3000本のロウバイが咲く「ロウバイ園」があり、1月下旬〜2月にかけて、可憐な花が山々を彩ります。
まめちゃんさんの活動日記より/2月、満開を迎えて黄色く色付くロウバイの木々。春本番を前に、一足早くお花見を楽しむことができます
長瀞駅からは少々距離がありますが「満願の湯」をはじめ、駅から無料送迎バスを出している日帰り温泉施設が複数あります。ちょっと距離があっても専用の送迎バスがあれば安心です!
ユージさんの活動日記より/長瀞駅から無料送迎バス(要予約)が出ている「満願の湯」
満願の湯のwebサイトはこちらから