「天気が悪い」「遠出ができない」…。そんなときにおすすめなのが「おうちアウトドア」です。公園やキャンプ場、ハイキングなどレジャー・外遊びが難しいときでも、 おうちのインテリアにちょっとだけこだわったり、何気ないアイデア、アイテムを加えることで、手軽にアウトドア気分を味わえます。日本最大のお部屋インテリア実例共有サイト「RoomClip(ルームクリップ)」に寄せられた投稿写真を交えながら、アウトドアインテリアを楽しむヒントをご紹介します。
2020.06.16
YAMAP MAGAZINE 編集部
窓を開けてベランダに出れば、そこはもう家の外の世界。ある意味ベランダの空間もアウトドア、なわけです。
ベランダにテントやウッドチェア&テーブルなどのアウトドアアイテムを並べ、食事やコーヒータイムを楽しんでみる。これだけでいつもとは違う雰囲気が味わえ、リフレッシュできます。
ベランダはもちろん、ウッドデッキ空間でも気軽に気分転換が可能です。食事や休憩以外に宿題や仕事をしてみるのもおすすめ。普段とは違う雰囲気に、想像以上にはかどるかもしれません。
おうちアウトドアに適した場所は、もちろんベランダだけではありません。戸建てなら、縁側や庭だって立派な気分転換スポットに。キャンプで使う折りたたみ式の椅子やハンモックなどのアイテムを使えば、オリジナルのくつろぎ空間の完成です。
大人も子どももなぜかワクワクするのが、テントの中。秘密基地のような空間がそうさせるのでしょうか。使うのは登山テントでもキャンプ用テントでもOK。部屋の中にテントを設置し、ただその中で過ごすだけでも非日常感が味わえます。
子どもにとっては一緒に組み立てること自体が遊びにもなりますし、立てた後もお昼寝したり、かくれんぼに使ったりと、工夫次第で様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
テントのそばでごはんを食べて、シュラフで寝る。そんな過ごし方をすれば、よりリアルなキャンプ体験、テント泊気分が味わえるかもしれません。ちなみに上の写真では中庭にテントを設置しているそう。
テントの設置に加え、カーテンや壁に山や自然の風景を投影するというアイデアも。自分で撮り溜めた山の写真を映して、しみじみと思い出にひたるのも有意義なおうちアウトドア時間になりそうです。
キャンプ道具も登山用品も多くは持ち合わせていない。でも、アウトドア気分を味わいたい。そんな人におすすめなのが、ランタンやランプといった照明小物を取り入れる方法です。例えば夕暮れ時、テーブルにお気に入りのランタンをセットすれば、一気に雰囲気ある空間が仕上がります。あたたかみのある光に癒されますね。
テーブルにセットする他、こんなふうに柱に吊るしてしまうのも有り。お部屋のアクセントとしてもお洒落ですし、何よりアウトドア気分が高まります。照明一つで多彩なアレンジ、楽しみ方ができるランタン&ランプ・ディスプレイ、おすすめです。
上の写真のテーマは「屋根裏部屋でグランピング」だそう。たかが照明、されど照明。こんなふうに普段はお部屋の雰囲気に合わせてディスプレイを楽しみつつ、いざキャンプに出かけるときにも活躍してくれるアイテムとして取り入れてみるのも素敵です。
アウトドア料理に使う調理道具には、家でも使えるアイテムがたくさんあります。例えば、ダッチオーブン。ダッチオーブンは「煮る」「焼く」「蒸す」…と、なんでもできる万能鍋! 写真のようにこんがりと焼いた鶏肉はまさに絶品、それだけでご馳走になります。
新しいレシピに挑戦したり、以前失敗したレシピにリベンジしたりするのもいいですね。
キャンプや野外BBQで使うアイテム、スパイスラックを家で使うのもおすすめ。普段は見せるキッチン収納として使いつつ、庭で食事を楽しんだりキャンプ場に出かけるときにはサッと持ち運んで…というように、フル活用できちゃいます。
いわゆるキャンプ飯、アウトドアレシピをつくるだけが、おうちアウトドアを楽しむ方法ではありません。ガス缶とガスバーナーを使ってコーヒーを淹れるだけでも、キャンプや登山に「行ったつもり」でコーヒータイムを楽しむことができます。これを機に、野外コーヒー、山コーヒーを研究してみるのもいいかもしれません。
ただいまYAMAPとRoomClipでは、コラボ企画 「おうちアウトドア」大賞を実施中。さっそく応募するもよし、投稿された写真・コメントを眺めて参考にするもよし。外遊びやおでかけが制限されがちな梅雨の時期こそ、おうちアウトドアを楽しんでみましょう。