2つの日本百名山、祖母山と久住山を有する大分県竹田市。その魅力は、難攻不落と言われた天然の要塞「岡城跡」や、名水百選に選ばれた湧水群など、自然と文化の両方を楽しめるところにあります。
その魅力をより深く楽しんでもらうために、竹田市では今、地元在住のインタープリターによるツアーが生まれつつあります。インタープリターとは、里山や街を案内しながら地域の自然や文化の魅力を人々に分かりやすく伝える案内役のこと。この記事では、ゲストハウスのオーナーや旅館の女将、地域おこし協力隊の青年など、竹田を愛し、竹田を知り尽くした個性豊かな案内人が自らプランニングした、山と街を案内する4つのツアーの様子をご紹介します。
2023.03.02
米村 奈穂
フリーライター
大分県の北西部に位置し、日本神話の舞台にもなった祖母山や、唱歌『荒城の月』のモデルとなった岡城跡など、美しい日本の原風景が今なお残る竹田市。その豊かな自然と文化をもっと多くの人に楽しんでもらおうと同市で始まった取り組みが「インタープリターツアー」です。
「インタープリター」の役割は、地域の動植物や文化について人々に分かりやすく伝え、自然のフィールドを案内すること。一般の人々だけでは知ることのできない素晴らしい地域の魅力を解説し、物言わぬ地球のメッセージを代弁する『自然の翻訳者』こそがインタープリターなのです。
竹田市では2021年からYAMAP監修のもと、インタープリターの養成講座を開催し、地元の魅力を広く伝える案内役の育成に力を入れています。今回、その講座の卒業生4名がそれぞれの特性を生かし、自ら練り上げてつくったツアーの募集を開始。他では味わえない自然とその街を愛する思いに溢れた、山も街も楽しめる個性豊かな4つのツアーが揃いました。
祖母山麓の神原地区で林業とシイタケ農家を営む家で生まれ育った後藤こずえさん。一度は地元を離れ福岡で働いていましたが、10年前に神原に戻って来ました。日頃は、祖母山周辺の自然保護活動や登山道整備、トレッキングガイドなどを行う団体MMS21(mother・mountain・sobo)のメンバーとしても活動しています。植物が大好きなこずえさんのツアーは、葉っぱや植物の種子、岩などを見つめながら、普段の登山より寄り道多く、ゆっくり歩くのが特徴です。
このツアーでは、深い自然林に囲まれた美しい神原渓谷沿いのルートを、沢音を間近に感じながら歩きます。ゆっくり植物を観察しつつ登るため、山頂までは行かず、5合目の小屋で対岸に渡り、折り返して本登山道を下ります。
2017年、祖母・傾・大崩山系はユネスコエコパークに認定されました。ユネスコエコパークとは、自然保護と地域の人々の生活を両立させた持続的な発展を目指すモデル地域として、国際的に認定された場所のこと。祖母山麓の人々は、豊かな自然を守りつつ、その恵みをうまく生活に取り入れながら農業や林業を営んできました。この“人と自然の共生”が、自然環境を守り利用し続けていくうえで重要なモデルになると認められたのです。
こずえさんは祖母山がユネスコエコパークに登録されたことで、自分の庭のようなこの山を見直し、こんなに貴重な植物があるのかと改めて知るようになりました。それからというもの、祖母山と近隣の山で植物を写真に収めるようになり、その数は300種にも及ぶといいます。
祖母山の標高は1,756m。現在、九州本土の最高峰はくじゅう連山の中岳(1,791m)ですが、明治時代の文献では祖母山が九州一高い山だと伝えられていたそうです。祖母山はくじゅうよりも古い山で、噴火を繰り返し今の形になりました。全国的にも有名なくじゅうと比べながらこずえさんはわかりやすく祖母山のことを説明してくれます。
苔むした岩の横でこずえさんが立ち止まりルーペを取り出しました。「岩がむき出している部分をのぞいてみてください」。のぞいて見てみるとキラキラ光っています。水晶です。鉱山のある祖母山南側の尾平ではよく見られるけれど、北側の竹田には少ないそうです。こずえさんが何度となくこの道を歩き、小さな発見を積み重ねてきたことがわかります。
祖母山には、特別天然記念物のニホンカモシカやヤマネ、ホシガラスなどが生息しています。こずえさんのお父さんは、間伐作業中に偶然ヤマネを発見したそうです。一見するとネズミのように小さいけれど、尾がふさふさしているのだとか。
そう話しながら、足の長い虫を手のひらにヒョイと乗せるこずえさん。映画「千と千尋の神隠し」に出てきた釜ジイに似た虫といえば分かるでしょうか。正式名称は「ザトウムシ」。そう聞いてから、参加者の一人は足元に度々登場するザトウムシが気になってしょうがない様子。見つけるたびに踏まれないように登山道の脇に避難させてあげていました。こずえさんと歩くと視線はあちこちに振られ、森の中が一気に賑やかになった気がします。
渓谷の巨大な岩がゴロゴロした場所でこずえさんに促され、岩に背中を預けて寝転がってみます。「3分間だけ目を閉じてみてください」と言われ目を閉じると、川のせせらぎだけが聞こえる静寂に包まれました。背中の汗と熱が冷たい岩に吸い取られていきます。
山中には、至る所に炭焼き窯の跡が残っています。山に入り生活の糧を得ることが日常だった昔、麓に近い祖母山の山の中にはたくさんの炭焼き窯があったとのこと。
「かつて盛んだった炭焼きは、時代とともにシイタケ栽培へと変わっていきました。どちらも森と共生する産業です。祖母山麓には、自然を傷めずその恵みをいただく知恵が脈々と受け継がれているのだと思います」
こずえさんは豊かな森を眺めながら、誇らしげに語ってくれました。
「別の山に登っても、今日のようにゆっくり歩いて自然を見つめて見て欲しいです。自然があってこそ私たちがいます。林業にしろ、シイタケにしろ、祖母山あってこその暮らしです」
インタープリターになり、両親や地元の人に伝え聞いたことを人に話してみて初めて、語り継いでいくことの大切さに気づいたこずえさん。祖母山の山麓で生まれ、その山の恵みを営みとする家庭で育ったこずえさんだからこその気づきに満ちたツアーでした。
竹田のさかなくんこと黒阪旅人さんのツアーは、子ども達に大人気。そりゃ、そんな被り物をしていたらねと思うのは大間違い。この被り物は、渓谷でアマゴを見つけられなかった人にもアマゴの生態を知ってもらおうと試行錯誤した結果なのです。
祖母山の渓谷には古来からこの川を棲み家とする在来種の「天然アマゴ」が生息しています。このツアーではその「アマゴ」をテーマに、川と魚を通して豊かな祖母山の自然を知ることができると旅人さんは語ります。ただ登山道を歩いているだけでは見えてこない発見が満載です。
旅人さんは竹田の城下町で育ち、以前は誰もが知る玩具メーカーに勤めていました。数年前、自然を求め竹田市の地域おこし協力隊として地元に戻り、インタープリターとしてもデビューしました。釣り好き、魚好きが高じて、自分の好きなものを通して祖母山の魅力を伝えることはできないかと考え、アマゴになりきって案内をすることに。
その経歴を知ってか知らずか、旅人さんのツアーは子ども達に大人気です。まずは靴紐の結び方の説明から始まり、YAMAPのアプリを起動して、「レッツ、アマゴー!」の掛け声を合図に出発。ツアー中は、旅人さんが「レッツ」といえば、参加者は「アマゴー!」と返しながら登ります。
歩き始めてすぐに大きな水音が聞こえてきました。1合目の滝です。「この滝は落差が18mもあって、魚は登ることができません。そのため、この滝の上流にいる天然アマゴは、外部からの影響を受けず、とても狭い範囲で繁殖を続け世代を繋いできたんです」
旅人さんの説明に一同、驚きの声をあげます。これから先の渓谷が楽しみになってきました。
いくつかの滝を通り過ぎ、このコース最後の御社の滝までやってきました。ここはかつて、修験者が滝行をしていた場所。ここで身体を清め山頂を目指しました。1合目の滝からこの滝までが天然アマゴの生息地となるため、別名「魚止まりの滝」とも呼ばれます。
滝壺をのぞき込みアマゴを探してみます。「魚が見つけやすい浅瀬や、酸素が豊富な流れ込みを観察するのがポイント」と旅人さん。アマゴの視界は160度もあるそうで、見つからないように、姿勢を低くして静かに探します。
人類の歴史が20万年とすると、アマゴの誕生は120数万年前。そう考えると、アマゴは泳ぐタイムカプセルだと旅人さんは言います。祖母山の誕生は、さらにさかのぼること1,500万年前。人類が誕生する前からここにあった自然と、ここで生きてきたアマゴ。祖母山の自然観察は、さながら森の中のタイムトラベルです。
山ができて、アマゴが誕生して、人間が誕生して今がある。川から山を見つめて時間軸でつなげて考えてみると、自分も自然の一部だと感じることができるかもしれません。自然を楽しむことが、自然を守ることにつながると信じて、旅人さんは今日もアマゴになりきるのでした。
岡城の城下町で100年続く宿「トラベルイン吉富」の女将、井上真由子さんが案内するのは、竹田が誇る難攻不落の城、岡城跡。1185年に、兄、源頼朝に追われた義経を迎えるために、この地の豪族、緒方三郎惟栄により築城されたと伝わります。
阿蘇山の火砕流でできた断崖絶壁の岩山の上に築かれ、周囲を堅牢な石垣に囲まれる岡城。戦国時代末期、3度にわたる屈強な島津軍の攻撃にも落とされることのなかった難攻不落の城として広く知られています。今では石垣しか残っていませんが、その美しい石垣群と自然風景の織りなす景観は、瀧廉太郎の「荒城の月」にも歌われ、季節を問わず観光客が訪れる人気のスポットです。
集合場所で待ち構えていたのは町娘風のいでたちをした真由子さん。町娘に「お殿様!ようこそおいでなさいました!」と声を掛けられ戸惑う参加者たち。どうやらこのツアーは、旅籠の女将「おまゆ」が、全国から視察に訪れた藩主に城案内をする設定のようです。
参加者はまず、何藩(何県)から来たのかという自己紹介と共に、今抱える藩(生活)の悩みを打ち明けるよう促されます。参加者、いや、藩主達からは、「家来(妻と犬)が言うことを聞かない」、「財政(ローン)が苦しい」、「門の開け閉めがしづらい」など様々な悩みが打ち明けられました。
「殿様方のお悩みを解決するヒントを岡城でご案内差し上げます。お殿様のおなーりー!」というおまゆの掛け声でスタート。
おまゆになりきった真由子さんの案内は、岡城が難攻不落である7つの秘密を紐解きながら進んでいきます。加工しやすい阿蘇の溶岩で作られた岡城の石垣には様々な形状や技法が見られ、さながら石垣の博物館のよう。しかし、それらはおまゆの説明があって初めて目に入るものばかり。こんなに興味深く城跡を散策したのは初めてでした。
石垣の上に開けられた穴はなんのため? 古い大手門のすぐそばに立派な大手門が移築された訳は? 石垣の中にひときわ大きな石が組み込まれているのはどうして? 次々に出題される難問に、当時の様子を思い浮かべ頭を捻るお殿様たち。そうして石垣に視線を促されるうちに、自然とタイムスリップしていきます。
本丸からの素晴らしい景色を眺めると、藩を見下ろす城主になった気分。山を切り開き築城された岡城は、日本列島のような形をしていて、広さは100万㎡。なんと東京ドーム22個分の広さにあたり、一周するのに1時間半はかかるそう。城を挟むようにして南北を流れる白滝川と稲葉川も、自然の要塞たる所以です。
真由子さんは、岡城は城下町も合わせて城を守っている総構えのつくりだといいます。女将を務める宿は、真由子さん夫婦で3代目。一昨年100周年を迎えました。こうして人々に岡城を案内することで、昔の人と同じように城を守っているようでもありました。城の入り口まで戻ると、武将に扮した地元の方に出会い、再び江戸時代に引き戻されます。みんなに愛されている岡城を後にするのが名残惜しく感じたタイムトラベルでした。
豊後竹田駅そばのゲストハウス「たけた駅前ホステルcue」のオーナー堀場貴雄さんが案内するのは、知る人ぞ知る絶景の丘「牧ノ城」。丘の上に登れば、阿蘇、くじゅう連山から祖母山まで、九州の名だたる山を一望できる360度の展望が広がります。なんでも戦国時代には、その眺望の良さから狼煙を上げる狼煙台が築かれていたとか。
そんな場所で昔のように自分で火をおこし、焚き火をして、景色を堪能しながらのんびりお茶をするという一風変わったツアーです。山登りはちょっと自信がないけれど、自然の中に身を置いてみたいという人や、竹田観光+何かアクティビティを体験してみたいという人へ、アウトドアへの一歩を踏み出す扉を開いてくれます。
牧ノ城は岡城跡の南西に位置し、豊後竹田駅から車で20分ほどの場所にあります。本来は私有地ですが、所有者の厚意により開放され、地元の方々の協力により整備され入山できるようになりました。よって、この場所で焚き火ができるのはツアーならでは。入り口にある箱に入山料100円と感謝の気持ちを入れて登ります。
標高は449.5m。小さな丘に見えますが、思いのほかいきなりの急登で、息を切らしながら登ります。すぐに展望が開け、阿蘇五岳が見えてきました。北にはくじゅう連山も一望でき、圧巻の見晴し!
堀場さんが立体地図を出して地形の説明をしてくれました。丘のうえから見える広大で平らな大地は、阿蘇山の火砕流が流れてできたもの。竹田市の南にそびえる祖母山は、阿蘇山やくじゅうよりも古い火山で、今、私たちが立っている牧ノ城も白亜紀は海の底でした。竹田は、北にくじゅう、西に阿蘇、南に祖母山系という山々に囲まれ、この丘の上に立つと火山が大地をつくりだした自然の雄大さを俯瞰することができます。
しばし景色を堪能し、汗が引いたところで再び歩き始めます。堀場さんは、焚き付けになるような枯れ枝を集めながら登るよう参加者に促します。油分の多い、スギやマツの葉がよく燃えるそうです。みんな張り切って集めているうちに、あっという間に山頂に到着しました。
山頂に着くと、体が冷えないうちにまず火をおこします。麻紐をほどいて作った火種に、先ほど集めた小枝や枯葉をのせ、メタルマッチを使い火の粉をおこして着火させます。
堀場さんに言われた手順通りにすると、簡単に火が上がりました。焚き火台に火が着くと、あっという間に暖かくなり、その周りには自然と人が集まり雰囲気も温まります。
火がおこると、堀場さんのザックからいろいろなものが出てきました。マシュマロは串に刺して火であぶり、クラッカーに挟んでいただきます。焼きイモは濡れた新聞紙とアルミホイルにくるんで火の中へ。先ほど汲んだ湧水はもちろんコーヒーに。コーヒー豆は堀場さんが自家焙煎したもので、エクアドル産の、祖母山と標高が同じくらいの場所で取れたものというこだわりよう。
火を囲むと、先ほど出会った参加者同士がいつの間にか打ち解けていました。和やかな雰囲気の中、ゆったりとした時間が流れます。自然の中に身を置く時、どうしても非日常の少しの緊張感と、何かしなければという気持ちになりがちです。こうした楽しみ方もあったのだと気づかせてくれるようなツアーでした。
「山には様々な魅力があるけれど、当たり前に見えている景色にも積み重ねられた長い歴史があります。ここはそれが見える場所。それを次の世代にも伝えていきたいし、みなさんも周りの仲間に伝えていただければと思います」。堀場さんは最後にこう話してくれました。
地元愛をお裾分けされたようなインタープリターたちによる心温まるツアー。それは、自分のふるさとがもう一つ増えたような気持ちにさせてくれるものでした。それぞれの自慢したい竹田をたくさん用意して、個性あふれるインタープリターがみなさんをお待ちしています。登山や旅行と組み合わせてぜひ楽しんでみてください。
◉後藤こずえさん、黒阪旅人さんのツアーに関するお申込み・お問合せ
竹田市観光ツーリズム協会 0974-63-0585
たけ旅 https://taketa.guide/
◉井上真由子さんのツアーに関するお申込み・お問合せ
トラベルイン吉富 0974-62-3185
◉堀場貴雄さんのツアー(現在終了・2023年4月頃から開催予定)に関するお申込み・お問合せ
たけた駅前ホステルcue 070-8950-3891
竹田市は、温泉や湧水を利用した食事処など、豊かな自然のめぐみを楽しめる立ち寄りスポットが満載です。その中でも、今回ツアーで訪れた場所の近くにあって利用しやすい人気のスポットをいくつかご紹介します。
敷地内には、竹田の湧水が渾々と流れる大きな養殖場があり、そこで泳ぐ新鮮なエノハ(ヤマメ)がいただけます。おすすめは頭からガブリといけるエノハの唐揚げや塩焼き。祖母山の豊かな恵みを、広々としたお座敷でゆっくりと味わえる食事処です。
住所:大分県竹田市大字入田20 駐車場:有り
TEL:0974-63-2163
営業時間:11:00〜17:00 (17時以降は要予約)
定休日:不定休
祖母山神原登山口から車で10分の場所に位置し、登山者に愛される宿。料理修行から帰ってきた宿主が腕をふるう料理は、食事目当てに宿泊客が訪れるほど。離れにある鉱泉温泉のヒノキ風呂は、すぐ側を美しい神原川が流れ、窓を開け放てば川のせせらぎを聞きながら湯に浸かれます。
住所:大分県竹田市神原1925
TEL:0974-67-2612
料金: 1泊2食付 7,700円〜
1泊朝食付 4,400円〜
素泊 3,000円〜
※前日までの予約でお弁当500円対応可能
地元の農家や生産者でつくる「コットン水車の会」の仲間で営むラーメン店。スープや麺作りには、店のすぐ隣にある河宇田湧水を使用し、野菜や肉も地元産。「博多一風堂」プロデュースのスープと麺が評判で、休日には行列ができる人気店です。
住所:大分県竹田市入田石原19 駐車場:有り
TEL:0974-62-4910
営業時間:平日11:00~14:00 土日祝日11:00~15:00 ※麺が無くなり次第終了
定休日:水曜日
HP:http://www.cotton-taketa.com
豊後竹田駅から徒歩2分という竹田の観光拠点エリアに位置する温泉。水の町竹田らしく、円形分水や白水堰堤を模した吐き出し口から湯が流れる温泉は肌触りもなめらか。売店や観光案内所も併設し、入り口にある足湯に浸かりながら観光プランを練ってみては?
住所:大分県竹田市大字会々2250-1 駐車場:有り
TEL:0974-64-1126
営業時間:11:00~21:30(入館21:00まで)※足湯は土日祝日12時〜17時のみ利用可能
定休日:木曜 (祝日は営業) ※6月にメンテナンス休館あり
料金: 大人 500円(中学生以上)
小学生 200円(6歳未満無料)
家族風呂 2000円/60分
今回のモニターツアーは、竹田市が昨年度から行っている「祖母山麓エリア再生事業」プロジェクトの一環として実施しています。
竹田市では、高齢化・過疎化が進むこのエリアを、次世代に繋いでいくために活性化させようと、エリア内の魅力を体験してもらうためのコンテンツを開発しており、公式サイトやインスタグラムを通じて、祖母山麓エリアや、インタープリターに関する情報を発信しています。こちらもぜひご覧ください。
執筆:米村奈穂
撮影:後藤史成