新潟県南部の上越地方にそびえ、日本百名山にも数えられる名峰の妙高山(2,454m)と火打山(2,462m)。湿原に咲く可憐な高山植物や、愛らしいライチョウ、雄大な景色を求めて多くの登山者で賑わいます。今回、両山域を舞台に、YAMAPのデジタルバッジを獲得して、オリジナルピンバッジが受け取れるキャンペーンが始まります。
「妙高・火打デジタルバッジキャンペーン」は2023年10月7日(土)〜10月31日(火)。期間中にYAMAPアプリを起動して妙高山・火打山を登ると、限定のデジタルバッジが獲得できます。2座のデジタルバッジをどちらも獲得すると、数量限定のピンバッジがもらえるチャンス。冬が訪れる前に妙高山・火打山へ訪れてみませんか?
2023.10.06
YAMAP MAGAZINE 編集部
新潟県妙高市といえば、冬には日本海で成長した雪雲が山々にぶつかって大量の降雪がもたらされる、世界的にも有数の豪雪地帯。日本海からの季節風と深い積雪によって、実際の標高以上に高山らしい生態系が息づいています。
特別天然記念物「ライチョウ」が生息する北限としても知られるこの地域には、北陸地方を代表する名峰「妙高山」と「火打山」があります。ともに上信越国立公園から独立した「妙高戸隠連山国立公園」の中にある山ですが、それぞれの特徴は山の成り立ちによって大きく異なります。
妙高山は5回の大きな噴火によってできた火山で、もともとは3,000mを超えるような山体だったと考えられています。多数の外輪山に囲まれ、心岳とも呼ばれる峰は、急峻な斜面が続く登りがいのある山。燕温泉登山口から往復するルートでは、累積標高差は1,000m以上になります。
近年は、笹ヶ峰登山口から登り、山上の山小屋(黒沢池ヒュッテや高谷池ヒュッテ)で1泊、西側から妙高山に登頂する行程を選ぶ人も増えています。笹ヶ峰登山口から入山し、往復してもいいですし、燕温泉、赤倉温泉に縦走するのも一興です。
一方、妙高山の隣にそびえる火打山は隆起によって形成された山。笹ヶ峰登山口から登っていくと、森林限界線に佇む高谷池ヒュッテの前に湿原が広がり、開放的な視野の先に火打山の山頂が臨めます。
健脚の人であれば日帰りも可能ですが、この山の魅力はやはり山上での1泊。山々に囲まれた湿原の畔で、静かな時の流れを感じながら、夕陽を眺め、星を見上げるひとときは何ものにも変え難い至福の時間です。
秋から冬へ移りゆく季節の中、今回のキャンペーンを機に妙高山・火打山へ登ってみてはいかがでしょうか。
さて、ここからは「妙高・火打デジタルバッジキャンペーン」について紹介していきましょう。
キャンペーンの限定デジタルバッジは、期間中にYAMAPアプリで活動記録を取りながら指定のランドマークを通過すると手に入ります。
デジタルバッジは全部で2種類。コンプリートバッジは、2つのデジタルバッジをどちらも獲得すると取得できます。さらにコンプリートバッジを持って妙高高原ビジターセンターに行くと、先着で数量限定のYAMAPオリジナルピンバッジをプレゼント!
山麓の妙高高原には「七五三(なごみ)温泉」と呼ばれる豊富な源泉を持つ温泉や、雪国ならではのグルメ、名産品といった魅力も盛りだくさん。キャンペーン参加の際は、ぜひ合わせて巡ってみてくださいね。
デジタルバッジの詳細は以下の表をご覧ください。
妙高山 | 火打山 | |
デジタルバッジイメージ | ||
対象のランドマーク | 妙高山(北峰) | 火打山 |
対象のYAMAP地図 | 妙高山・火打山 | |
デジタルバッジ獲得条件 | 対象のランドマーク1箇所を通過 |
*対象ランドマーク(デジタルバッジ獲得地点)の場所は、登山前にYAMAPアプリでご確認の上、間違いのないようにご注意ください。
*YAMAPアプリの使い方はこちら
*上記表に含まれるYAMAPの地図は、キャンペーン実施期間中[2023年10月7日(土)〜10月31日(火)]、「地図のダウンロード制限」の対象外となります。この機会にぜひ挑戦してください!
妙高山バッジ、火打山バッジをどちらも獲得することで、コンプリートバッジを獲得できます。
このピンバッジは「妙高山バッジ」と同じく妙高山を背景に、冬の雷鳥とシラネアオイをあしらった特別デザインのもの。
ピンバッジをもらうには、期間中に2種類のデジタルバッジを獲得すると発行される「コンプリートバッジ」が表示された画面を、配布場所である「妙高高原ビジターセンター」の窓口でご提示いただくと、ピンバッジをゲットできます。
ピンバッジの配布枚数は「限定130個」。
なくなり次第終了となっていますので、あらかじめご了承ください。
*ピンバッジの配布は、お一人様1個となります。他ユーザーのアカウントを提示して複数個を受け取る行為などはお控えください
*ピンバッジのオークション・中古品売買サイトなどへの出品はお控えください。記念品として贈呈するため、営利目的での販売はお断りしています。出品を発見した場合、該当サービス管理者へ出品差し止め依頼などをさせていただく場合もございます。予めご了承ください
2022年4月にリニューアルした「妙高高原ビジターセンター」はなんとも優雅な雰囲気が漂う施設。目の前にある、いもり池越しの妙高山を眺めながらほっと一息つくことができます。
館内には工夫がこらされた展示室や落ち着いた雰囲気のラウンジ、カフェのほか、THE NORTH FACEの直営店を併設、妙高オリジナル商品も販売されており登山者に嬉しい施設が盛りだくさんのセンターになっています。
ピンバッジを受け取ったあとは、ぜひ館内やいもり池を散策してみてくださいね。
妙高山・火打山を含むこの山域では、美しい自然を登山者の力を借りて未来へ残す「入域料」という取り組みが行われています。
具体的には、妙高山・火打山に登る登山者から、任意協力金として500円、もしくは1,000円を寄付してもらおうというもの。寄付されたお金は、ライチョウの生態調査・保全活動や登山道の維持管理に当てられ、山の自然を守ることに活用されます。
寄付をした登山者には嬉しい特典も。500円の寄付で木製の記念木札が、1,000円の寄付で火打山をデザインした記念ピンバッジがプレゼントされます。
キャンペーンに参加する際は、「入域料」にもぜひご協力をお願いします。
YAMAP MAGAZINEでは、妙高山・火打山やこの地域に関する記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
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新しい登山の形「楽しみながら、山を守る」|火打山登山道整備ツアーレポート
キャンペーンに関するお問い合わせは、以下にあるYAMAPのお問い合わせフォームへお送りください。
協力:
新潟県妙高市