2018.07.25
YAMAP MAGAZINE 編集部
YAMAPがgraniphとコラボレーションしたTシャツが、7/25より全国のグラニフストアにて発売される。(すでに購入可能!)
このTシャツ、どうやらただのTシャツではないようだ。
そもそも、Tシャツを白いキャンバスと見立てて、その上に“デザイン”をするという考えを持つグラニフ。
そんなTシャツにさらなる工夫とは、一体どういうことだろうか。キーワードはDIY、御朱印。。。
その秘密は後に明かすとして、まずはリリースに先んじて、7/17にGINZASIXのWeWorkで行われたリリースイベントの様子を交えながら簡単にTシャツの全容を紹介しよう。
今回リリースされるTシャツのデザインは3種類。数十種類あったデザイン案から選ばれた秀作たちが揃っている。
イベント当日は、これらのデザインのお披露目がなされ、参加者には好きなTシャツがプレゼントされた。
ゲストの藤田可菜さんは、富士山のデザインを着用してくれた。
イベントの序盤は、山の日アンバサダーにも就任した藤田さんと、YAMAP代表の春山とのトークショー。
藤田さんが出演する山番組「山旅日記」の裏話や、今後の活動について、さらには登ってみたい山など、話題は多岐に及んだ。
その中では参加者との交流もあり、九州の山ばかり登っている藤田さんに「関東で登って欲しい山は?」というお題に対して、会場からは真っ先に八ヶ岳の名前があがっていた。
トークショーの終盤には、グラニフのデザイナー西氏が、デザインのポイントを解説。
今回の3つのデザインには入らなかった浮世絵モチーフの存在や、ピッケル誕生秘話などが明らかになった。
また、後で解説するTシャツのバックプリントについても詳しい説明がなされた。
今回のTシャツには、いくつか面白い仕掛けが施されてある。その一つが、ステンシルプリントによる装飾だ。
藤田さんがイベントで着ているTシャツにカラフルなプリントがあることに気が付いた方も多いだろう。
グラニフのストアでコラボTシャツを購入すると、専用のステンシルシートがついてくる。そのシートと布用インクを使って、Tシャツにオリジナルのデザインを施すことができる。Tシャツ自体のデザインがシンプルな理由は、このプリントのための余白をつくっているからだ。
「Tシャツは日常から身につけるもの。自分だけのデザインを施して、愛着を持ってもらえるといい」
YAMAP代表の春山はそのように語った。
イベントでは、藤田さんや参加者がステンシルプリントを体験し、大いに盛り上がった。
色を決める。形を決める。プリントする位置を決める。そして、塗る。
単純な作業ではあるが、これが意外と難しい。
イベント前に体験をした藤田さん。その表情は、真剣そのもの。もともと建築を学んでいたという藤田さん、立ちながら机に向かう姿がやたら様になっていた。
参加者のみなさんもグラニフのスタッフに従って、ワークショップ形式でステンシルを体験。
わいわいと賑やかに、自分だけの一枚をつくりあげていた。
バックプリントの山の名前は何だろうと思った方も多いだろう。察しの良い方はもう気がついているかもしれないが、このTシャツは御朱印帳やスタンプラリーの台紙のように使うことができる。
利用方法はシンプル。背面にある全国の山々を登頂した際に、ステンシルで印をつけていくだけだ。Tシャツを使った、YAMAPらしい遊び方だ。
背中の山々は、YAMAPがセレクトしている。各地方を代表する山を揃えているので、ぜひコンプリートを目指して欲しい。
全ての山にチェックが入ったら、何かしら特典があるとかないとか。。。(正式に決まったらアナウンスします)
最後に記念撮影をして、無事にイベントは終了。
今回のコラボレーションは、7/23までYAMAPにて開催されていた「YAMAP国立・国定公園フォトコンテスト」とも連動をしている。
このコンテストの入選作品は、8/10からグラニフの原宿ギャラリーにて展示される。さらに、大賞作品はグラニフのTシャツとして商品化される予定だ。こちらの展開からも目が離せないところだ。
Tシャツの情報とあわせて、グラニフの特別ページをチェックして欲しい。
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