登山の翌日を見据えて。回復を意識した行動食、選んでますか?

澄んだ空気を吸い込み、汗をぬぐいながらたどり着いた山頂。眼下に広がる景色に心が満たされ、心地よい疲労感とともに下山する。けれど翌朝は起き上がるのもつらく、階段を降りれば悲鳴を上げる太もも……。

それ、本当に「年齢のせい」だけでしょうか?YAMAPユーザー2,378人に行った調査で見えてきたのは、“タンパク質不足”という落とし穴。翌日の体を見据えた栄養補給、あなたはできてますか?

2025.09.04

大堀 啓太

ライター・編集

INDEX

登山道具と同じくらい大事な「行動食選び」

登山は長時間にわたる持久運動。途中でエネルギーが切れれば、足が重くなり、集中力も切れる……いわゆる“シャリバテ”が起きます。

「エネルギー不足や暑さ対策のために、登山の行動食ではエネルギー(カロリー)とミネラル(塩分)が重視されます。でも、実はタンパク質も大切なんです

と語るのは、登山ガイドながら管理栄養士と健康運動指導士の資格を持つ、ヤッホー!!さん。



プロフィール写真

いきいき登山ガイド
ヤッホー!!さん

管理栄養士・健康運動指導士・登山ガイドの資格を持ち、食事・運動・安全管理の3つの立場から捉えた健康増進に効果的な山歩きを案内している。


 

「険しい登山道を登るたび、筋肉は損傷します。その修復が追いつかなければ、疲労は登山中だけではなく翌日まで残ってしまうのです」とヤッホー!!さんは続けます。

ウエアやギア選びと同じように、行動食の中身が登山の快適さや翌日の疲労感を左右するのは明らかな事実。しかし、タンパク質にまで配慮して行動食を選んでいる登山者はどれくらいいるのでしょうか。

YAMAPユーザー調査が示す「行動食の落とし穴」

YAMAPユーザーの行動食とは

行動食といえば、おにぎりやパン、お菓子などが定番ですが、中でも最近人気なのが手軽に食べられて効率よくカロリーが摂れるブロックやバータイプの栄養バランス食品。

しかし、YAMAPユーザーアンケートではタンパク質を意識して選んでいる人はわずか2割でした。

ブロック・バータイプの栄養バランス食品利用割合

※「栄養バランス食品・プロテインバー」に関するアンケート(実施日:2025/ 4/4-20 回答数:2,378)

ヤッホー!!さん「糖質や脂質は体を動かすための効率的なエネルギー源ですが、体をつくる元になるのはタンパク質です。体の約20%はタンパク質でできているんです。つまり、タンパク質の不足は、翌日の体の調子につながるということ。でも行動食選びでそれを意識している方は、まだまだ少ないのが実情です」

登山中に摂りにくいタンパク質

登山中のタンパク質の重要性

登山で一日に必要なタンパク質の量は、体重1kgあたり1~1.2g。体重65kgならば、65~78gを摂ることが理想的です。

しかし、おにぎり1個に含まれるタンパク質は、わずか5g未満。朝食や昼食で肉や魚をしっかり食べられるといいのですが、早朝発や軽食中心の登山では不足しがちです。

ヤッホー!!さん「だからこそ、登山ではタンパク質を意識的に摂る必要があります。ビタミンB6と一緒に摂ると吸収効率を高められますよ」

登山をアップグレードする「タンパク質活用術」

プロテインバーを食べるタイミングのグラフ

※「栄養バランス食品・プロテインバー」に関するアンケート(実施日:2025/4/4-20 回答数:489 複数選択可)

また、YAMAPユーザーアンケートでは、プロテインバー利用者の多くが登山中に食べていました。

ヤッホー!!さん「タンパク質の摂取は登山前、行動中、下山後のいずれでもおすすめできます。ポイントはいっぺんに摂るのではなく、小分けに摂ること。そうすることで利用効率が高まります」

①登山前:エネルギーの仕込み

出発前に摂ることで、パフォーマンスを保つ。

②行動中:タンパク質をこまめにチャージ

糖質とタンパク質を行動食として補う。

③下山後:筋肉のメンテナンス

運動後30分〜1時間以内にタンパク質を摂る。


行動食にもってこいの高タンパク質を手軽に!「inバープロテイン ベイクドチョコ」

行動食におすすめのinバープロテイン

タンパク質がたくさん摂れる「inバープロテイン ベイクドチョコ」。

1本でタンパク質15g配合、常備できる安心さ、携行しやすい手軽さで、登山の行動食にもってこいの1本です。

ヤッホー!!さん「登山一日分のタンパク質の摂取として、『inバープロテイン ベイクドチョコ』を2~3本持っていくのがおすすめです。余っても保存が効くので、次の登山に使えますよ。」

登山に嬉しい栄養バランス|タンパク15g & カロリー199kcal

登山中にタンパク質を補給できる行動食

ヤッホー!!さん「『inバープロテイン ベイクドチョコ』1本に含まれるタンパク質量は15g。2〜3本を登山中に食べることで、30〜45gのタンパク質を摂取できます。これは、先ほど説明した1日の登山で必要なタンパク質量65~78g(体重65kgの場合)のおおよそ半量程度。あとは、好みの行動食や食事で補うようにすると良いと思います」

しかも、『inバープロテイン ベイクドチョコ』にはビタミンB6も含まれており、エネルギーも199kcal。まさに登山にぴったりの行動食なんです。

常備できる安心さ|軽量で常温保存が可能

inバープロテインをサイドポケットに

重量はわずか37g。サイドポケットにも入るコンパクトさも魅力のひとつ。

常温保存ができ、賞味期限も製造から12ヶ月と長いため、バックパックに入れっぱなしでも気になりません。

携行しやすい|溶けにくいベイクドチョコ

夏でも溶けにくいベイクドチョコ

「inバープロテイン ベイクドチョコ」はチョコを練り込んだ生地を焼いているので溶けにくく、夏の低山やテント泊の携行も安心。季節を問わずチョコ味を楽しめます。

inバープロテインを登山に

山頂での達成感も、翌日の心地よい余韻も。「inバープロテイン ベイクドチョコ」で、その両方を味わってみませんか?

さあ、inバーをバックパックに!キャンペーン実施中【9/30まで】

inバープロテインキャンペーン

YAMAPでは「inバープロテイン」活動日記投稿キャンペーンを9月30日(火)まで実施中です。応募方法はたったの2ステップ。どなたでも何度でもご応募いただけます。

応募方法Step1:お近くのコンビニやドラッグストアで「inバープロテイン ベイクドチョコ」を購入

Step2:山で食べた瞬間を写真に撮って、活動日記に投稿

特典:限定デザインのオリジナルデジタルバッジを全員にプレゼント

さらに、キャンペーンにご応募いただいた方の中から、抽選で80名様に「inバープロテイン ベイクドチョコ12本セット」をプレゼント!

ぜひご応募ください!

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大堀 啓太

ライター・編集

大堀 啓太

ライター・編集

1984年東京都生まれ札幌育ち。東海大学の探検会に入部したことで、アウトドアで遊び始める。学業はほどほどに、毎週のように丹沢や奥多摩などで遊んで山の世界にのめり込んでいき、気づけば東京・上野にあるアウトドアショップに入社。4年ほど店頭に立ったのちに、アウトドアブランドに転職してマーケティングを10年ほど担当。現在は、仕事と遊びで培った山の知識を生かして、デザイン会社「ハタケスタジオ」にてライターを ...(続きを読む

1984年東京都生まれ札幌育ち。東海大学の探検会に入部したことで、アウトドアで遊び始める。学業はほどほどに、毎週のように丹沢や奥多摩などで遊んで山の世界にのめり込んでいき、気づけば東京・上野にあるアウトドアショップに入社。4年ほど店頭に立ったのちに、アウトドアブランドに転職してマーケティングを10年ほど担当。現在は、仕事と遊びで培った山の知識を生かして、デザイン会社「ハタケスタジオ」にてライターを担当。