「地域の課題は、日本の問題。地元以外の人が取り組んだっていい」。近年こうした考え方が広がり、移住せずとも居住地とは異なる地域とのつながりをもつ「関係人口」が増えています。YAMAPがユーザーの皆さんの力を借りて和歌山県田辺市で実施している「熊野リボーンプロジェクト」からも、関係人口の輪が拡大中。山や自然を愛するYAMAPユーザーと地方創生に取り組む田辺市の人々がふれあい、新しい風を起こします。この記事では、2022年に行われた3期の活動模様(後編)をお届けします。
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2023.03.01
YAMAP MAGAZINE 編集部
2022年11月25日、熊野古道の玄関口、和歌山県田辺市にある紀伊田辺駅前には、大きなリュックを背負ったYAMAPユーザーの皆さんが集まりました。「熊野リボーンプロジェクト」第3期の開始から約2ヶ月。これまでオンラインで話していた面々と、初めてリアルでのご対面です。ひとりずつ挨拶と意気込みを語ったら、さっそくキャンプの食料調達へ、産直市場の「よってって」に向かいます。
キャンプの食料を調達した一行は、田辺市上芳養(かみはや)の石神地区へ。第一次産業の梅農家、第二次産業の梅の加工業、第三次産業の商品販売までを一手に手がける(株)濱田の濱田朝康さんから「梅」について学びます。梅栽培の歴史、土作りから加工商品になるまでの話に一同は興味津々。梅酢の香りが漂う加工場も見学させてもらいました。
紀州南高梅などをはじめ、和歌山の代名詞とも言える梅ですが、田辺市も梅の一大生産拠点。その生産システムは「みなべ・田辺の梅システム」という名称で世界農業遺産に認定されています。「みなべ・田辺の梅システム」の特徴は、自然界の動植物の共生と循環を利用して梅を育てていること。山の上部で紀州備長炭の原料となるウバメガシの薪炭林を残すことで、崩落しない土壌を形成。下に位置する梅林に充分な養分を与え、薪炭林に生息するミツバチが梅の受粉を助けます。
というのも、梅は自家受粉ができないため、ミツバチによる受粉が不可欠。しかし、気温14℃以上にならないとミツバチは飛ばず、受粉活動を行いません。そこで薪炭林がミツバチを風から守り、受粉活動を促しているのです。
さらに驚いたのは、濱田さんの住むエリアでは、次世代や高齢者が梅の収穫がしやすいようにと、石神地区13世帯が力を合わせて急勾配の山の斜面を崩し、24haもの平地の梅林「パイロットファーム」を造ったこと。しかも、井戸も掘り、水の供給も確保しました。
「昔はお金を稼ぎたい時代だったけど、今は“生き方”の時代。豊かさの基準も多様化して、田舎を逆手にとれるチャンスだと思う。梅農家の体験を通して、田舎ならではの良さを伝えていきたいですね」と濱田さんは語ります。
パイロットファーム越しの絶景を堪能した後は、「暗くならないうちにテントを張らないと……」ということで、一同はキャンプの舞台となる梅の耕作放棄地へ移動。「ここです!」と言われ目にした光景は、贅沢なほどに広々とした敷地と美しい空。海まで見渡せる最高の見晴らしでした。
ここは、もともと梅林だったため、斜面が段々になっています。梅の木が植わっていたと思われる平地にテントを張ったので、見晴らしは最高!「この絶景の夕暮れを、もう少し堪能させて〜」と、テントでしばらく景色を楽しむ人も。
火の回りでは、さっそく宴がスタート。テント泊やキャンプには慣れた面々だけに、産直市場で仕入れた新鮮な野菜や魚が次々に焼かれ、「焼けたよー、食べてー」と振る舞われます。日向屋さんで加工されたジビエ肉(シカ、イノシシ)も焼いたり鍋に入れたりで、「おいしい〜」「全然臭みがない!」と大好評!
海の幸、山の幸、おいしいお酒や梅酒をめいっぱい楽しんだあとは、自然と語らいの時間に。炎のゆらめきで気持ちがほぐれ、みんなの話は尽きません。今日初めて現地で顔を合わせた面々が、ここまで親しくなり一体感を得られたのは、キャンプの力もあるけれど、耕作放棄地というロケーションが作用している気がしてなりません。
そして、荒々しいままの自然がみんなの気持ちを盛り上げ、結束力を高めてくれました。ふと見上げると満天の星。テントに戻る人など誰もいないまま、気がつけば深夜0時を回っていました。
2日目は、2つの班に分かれ、狩猟現場と梅の苗木の植え付けを交互に体験。「狩猟チームはシカが罠にかかっていたみたいです」と梅チームに連絡が入り、「おぉ〜運がいいね!」とひと盛り上がり。
梅の苗木の植え付けでは、植える木と木の間隔をあらかじめ測量し、ピンクリボンをつけた目印を立てて位置決めをしてから植えていきます。梅の木は、収穫しやすくなるよう枝を横に広げて育てるため、充分な間隔が必要です。また、たくさんの実を収穫できるようになると、地面にネットを広げて落ち梅を収穫します。このとき収穫ネットをうまく張るためにも、ラインを揃えて植えることが大切です。
両チームとも体験を終えたら、「ひなたの杜」に集合。昼食にレストラン「Restaurant Caravansarai」のジビエ弁当をいただきました。シェフの更井亮介さんも来てくれ、地元への思いを話してくれます。
「僕は、無理して仕入れをしないんです。地元で採れた食材を、旬のタイミングで、身近な人たちにおいしく食べていただくのが一番。地元食材の魅力を、持続可能な形で伝えていくことを考えています。つねに地域に貢献する料理人でありたい」(更井さん)
梅の収穫繁忙期には店を休み、梅農家さんのために「手作り弁当屋さん」になるという更井さん。そこには「人とのつながりを大切にしたい」「地元の人のために」という熱い思いが溢れていました。
1日目に見学した「みなべ・田辺の梅システム」の自然の循環システムでは、梅林が育つ山の上部に、ウバメガシを中心とする薪炭林があることが重要だと聞きました。ウバメガシのような広葉樹の重要性を教えてくれたのが、林業ベンチャー(株)中川の中川雅也さん。
「僕たちは、ウバメガシの種であるどんぐりから苗を育てて植樹し、森を育てる林業を行っています。戦後に造られた人工林は、縦に根を伸ばすスギやヒノキが多く、地すべりや土砂崩れが起こりやすい。そこにウバメガシのような横に根を張る広葉樹を植え、針葉樹と広葉樹の混合林にすることで、山が雨水を抱え込みます。そして、その下にある梅林に水分を供給するのです」(中川さん)
ただ、なかには成長が遅く、植樹できるほどの苗木にならないものも。そうした未熟苗を観賞用に……と、中川さんは苔玉を開発。リボーンメンバーも苔玉作りに挑戦し、次々に手のひらサイズの可愛い観葉植物が完成。「自宅で田辺の森を思い出してください」と、送ってくれました。
「まだ時間に余裕があるから、天神崎も行けるんちゃう?」
田辺市の皆さんのご提案で急遽「ナショナル・トラスト運動」の先駆けとなった地である天神崎へ。その歴史を感じながらも、最近では「田辺のウユニ塩湖」と写真映えするこのスポットで、エモい写真をパチリ。
天神崎のあとは、しばしの自由時間。西野さんは「紀州備長炭記念公園」へ。残りのメンバーは、商店街を散歩したり、世界遺産の鬪雞神社へお参りに行ったりと、思い思いの時間を過ごします。15:30に駅前のエンプラスに集合すると、待っていてくれたのは「街歩き案内人」の芝ゆかりさんと竹林陽子さん。
街歩きは、「味光路」からスタート。200店舗以上の飲食店が軒先狭しと並ぶ味光路には、田辺の人たちの胃袋をつかんで話さない名店がズラリ。陽気で人懐っこい田辺気質は、この味光路で夜な夜な育まれているのかもしれません。
「ここも熊野古道なんですよ」
熊野古道の中辺路ルートは、味光路の中にもあり、町中を抜けていきます。
最終日の3日目は、いよいよ熊野古道歩きです。3期メンバーは扇ヶ浜での「潮垢離(しおごり)」からスタート。「垢離(こり)」とは身を清めること。熊野の神域に入る前に海で身を清めるのが「潮垢離」。他に、温泉で清める「湯垢離(ゆごり)」、酒を飲んで身を清める「酒垢離(さけごり)」もあります。
「では、潮垢離してきまーす!」とみんなで波打ち際まで行き、海水に手をつけたり、砂浜にメッセージを書いたり、海に向かって祈ったりと、思い思いの潮垢離を行います。
今回歩く熊野古道は「潮見峠ルート」。熊野古道の語り部としても一流の真砂充敏市長が迎えてくれました。
「雨が多く、温暖で、山が多い熊野は、植生が豊か。さまざまな木々による混沌とした森が形成され、森には神が宿っていると我々の先祖は考えました。つまり、アニミズム(自然崇拝)の誕生です。そこへ仏様がやってきますが、対立せず、最終的には神仏習合の独特の宗教観に。誰もがお参りできて、開祖もいなければ宗派もなく、すべてを受け入れる。だから“ここへ来れば許される、蘇ることができる”と、参詣者があとを絶たなかったのです」(真砂市長)
歴史や神話のみならず、熊野の地形、植生などの多彩な知識を、歩くスピードを落とさずに声を張って伝える真砂市長。「す、すごい……」とリボーンメンバーは驚きながらも、必死でついて行きます。
「潮見峠ルート」を歩いたあとは、秋津野ガルテンで昼食をいただき、フィールドワーク最後の「意見交換会」へ。濃密だった3日間で感じたことを、2つのチームに分かれてディスカッションし、発表し合いました。
たくさんの出会いと体験を味わった3日間のフィールドワークを終えて、いろんな感情が渦巻いた最終日。それぞれの思いを胸に、3週間後の最終発表会までしばしお別れです。
12月18日。いよいよ熊野リボーンプロジェクト3期の締めくくりとなる「最終発表会」がオンラインで開かれました。田辺で濃厚な3日間を過ごした仲間たちとの再会です。
ここからは、メンバー渾身の発表内容を紹介していきましょう。
トップバッターは新井仁子さん。「旅する先生」と名付けた案は大きく2つ。まず教員向けの研修旅行「田辺1DAYプラン」では、「外から来た教員だけで回ってもおもしろくない。田辺市の教員と交流することが重要」と訴えます。「生きた教材づくり」の案では、1〜6年生までの授業テーマを考え、(株)日向屋の岡本さんを主人公にした狩猟にまつわる物語(道徳の教材)を発表。フィールドワークで撮影したインタビュー動画をふんだんに盛り込みました。発表を聞いた岡本さんも、「僕らが狩猟体験で伝えたいことを、新井さんがちゃんと理解してくれた」と嬉しそう。
2番手は、山本千絵さん。1つめは、登山後のご褒美スイーツとして、田辺の梅やミカンの皮を生地に入れた「山とコーヒーに合う八咫烏色のシュトーレン」の開発。2つめは、「一粒の梅をおいしく食べるためのヨガと断食」。梅干しがのった1杯のおかゆを最高においしく食べるために、数日の断食をする案です。「空き家を利用して断食道場を作っても!」と山本さん。
「神に頼るのではなく、心の中にいる神を引き出すのがヨガ。熊野信仰の考え方ととても近い。ヨガをする人たちに訴求すれば、熊野古道を歩く人はもっと増えるのでは?」と話す山本さんに、真砂市長も「世界的にSBNR……スピリチュアルだけど無宗教。この層が増えていると聞く。宗派もなければ教祖もいない熊野にとても似ている」と、山本さんの考えに共感を示します。
3番手は、山口透さん。中間発表のときから「アート・イン・レジデンス」の可能性を探っていた山口さんは、一貫してアートに注目。半農半Xのスタイルで、Xに「アートやスポーツを入れてはどうか」と提案。「世界的ダンサーの田中泯さんは40歳のときに山梨へ移り住み、畑仕事をしながら体を鍛え、踊るという生活を始めました。前衛舞踏集団の白虎社は、熊野に触発されたと言っています。熊野の環境……たとえば、天神崎でダンス公演をやったらおもしろいんじゃないか」と訴えます。
4番目の発表者は、石塚和人さん。サスティナブルな旅行や体験を取り上げる「Livhub」の編集兼ライターである石塚さんは、当初から「読んだ人が田辺に行きたくなるような記事制作」を掲げていました。「一番感動したのは、田辺の人たちの魅力です。ライターである自分が、こんなに素晴らしい人たちを発信しない選択はありません。体験+人+情報の3つを押さえつつも、人にフィーチャーした記事を書きたい」と石塚さん。聞けば、「Livhub」で書くことは決めているのだそう。田辺の“かっこいい大人”たちに迫った記事、楽しみにしています!
5番目は内野将秀さん。1つ目はズバリ「石神邑×YAMAP」のコラボ梅酒の開発。YAMPユーザーに、熊野リボーンプロジェクトとは違った角度で「熊野」をアピールする案です。「このリボーンプロジェクト自体にすごく価値がある。今回の「耕作放棄地でキャンプ」だって販売してもいいくらい。リボーンの輪が数百人、数千人と広がるだけでも地方創生になる」と内野さん。
2つ目は、内野さん自身も取り組んでいる「事業承継」の提案です。「黒字経営でも、後継者がいなくて倒産する時代です。そうなる前に、小型M&Aのマッチングサイトなどを使ってでも継承者を探してほしい。パソコン操作が苦手なら僕が教えに飛んでいきます」というほど。田辺の事業者さんの跡継ぎ問題に役立つなら、いつでも協力したいと熱く語ってくれました。
6番目は西野順子さん。キャリアコンサルタントという西野さんの仕事は「人の話を聞く」のが常。フィールドワークでも、真砂市長の「小学校の遠足で、潮見峠から見た海に感動した」という話、濱田さんの「祖先が平家の落人で、石神地区に逃げ込んだ」という話など、人の生き方やルーツのわかる話に惹きつけられたそう。そこで考えたのが「熊野古道と人の魅力を知る旅」。
「旅行好きで各地を旅していますが、また来たいと思うかは、その地に会いたい人がいるかどうかがカギ」と西野さん。オンライン講座2回×フィールドワーク1回を4シーズン行い、春は梅、夏は林業、秋は備長炭、冬は農業がテーマ。具体的なコンテンツも練られており、すぐにでも実行できる内容です。生徒さんを引き連れて田辺の街を歩き回っている西野さんの姿が目に浮かぶようでした。
7番目は小山浩一さん。まずは「体験農業付きのキャンプ場」を提案。「農作物運搬用のミニモノレールを人間用に使ったり、ドローンでの運搬も考えられないか?」とも。ドローンは荷物運搬以外にも、農薬散布、空撮、災害時の物資配送にも使えると言います。
森林については、間伐材をつかった「おもちゃ美術館」や「CLT加工工場」の案も。CLTとは、ひき板を繊維方向が直交するように張り合わせた木材製品で、近年急速な伸びを見せている製品。すると真砂市長が「木を森から出すときの搬出コストが課題なんです。安く出せれば可能性はある」とコメント。なんと!見えないところに課題がありました。
「整地」と聞いて大内さんが、「あの耕作放棄地をキャンプ場として整地するなら、リボーンメンバーに手伝わせてほしい」と懇願すると、岡本さんは「もちろん」と快諾。3期のみなさん、再び田辺に行く理由ができましたね!
8番目は小野芳章さん。中間発表からブレずに「お酒への愛」を追求し続け、田辺でも、クラフトジン、梅酒、リキュールなど、さまざまなお酒を飲み比べたそう。しかし、日本には厳しい酒税法が。「製造免許なしにお酒を作るのも販売するのもダメ、麦・米・ぶどう以外の素材のみ。ただ、その場で飲むならOK。そこで、熊野を代表する素材……梅の花や実、柑橘類、スギ、ヒノキ等の香木などを栽培し、お酒に香り付けしたい。摘み取り体験もして、作ったお酒の品評会をしたり、味光路でそのお酒に合う料理とのマリアージュを楽しむ会をしたいなぁ」(小野さん)
個人的にも「来年、梅の花や実で、自家製ジンを作ってみる!」と意気込む小野さん。結果報告、お待ちしています!
9番目の大トリは柳原浩貴さん。「木を活用し暮らしてきた熊野の文化に触れ、もっと木のことを知りたくなった」という柳原さんは「熊野の杜のミュージアムwithキャンプサイト」の構想を発表。
「山と暮らしがどう関わっていたかを体験して遊ぶミュージアムです。森を知り、木を知り、木の性質を生かした道具を使って、暮らしの中で木がどう生きていたかを体験できる場所にしたい。キャンプ場では、木の道具、薪、水、食料だけで先人たちの暮らしを追体験。熊野の自然と共創する暮らしは、サーキュラー・エコノミーのヒントになると思う」(柳原さん)
すると(株)日向屋の岡本さんが、「昔は、梅の木と紐で作った道具で鳥をとっていたんです。リボーンのあとに思い出して作ってみたんですよ」と告白。昔の工夫をいち早く蘇らせていました。
「じつは、もう一つ裏の構想があって……」と柳原さん。
みんなが「え?」という顔をした瞬間、「ミュージアムの初代館長は、真砂市長に」と直々にオファー。たしかに、熊野で育ち、熊野を愛する真砂市長ほど、館長にふさわしい人はいないかもしれません。
全員が発表を終え、やりきった充実感が漂う一方で、プロジェクトが終わってしまう寂しさが込み上げます。しかし(株)日向屋の岡本さんは、「耕作放棄地でキャンプという、やりたかった夢が1つ叶いました。もっと良くする形で、あの土地をブラッシュアップしたい」と、未来にさらなる夢を描きます。
真砂市長も続きます。
「時代が猛スピードで変わっていく中で、なんとか順応していかなきゃと思う一方、変わらないもの、変えてはいけないものを大切にする必要もあると強く感じました。また、みなさんが口を揃えて“田辺の人に魅力がある”と言ってくれて、改めてキーワードは“人”だと実感。今日出たアイデアの中から取り組めることには、来年からでも着手したい」(真砂市長)
最後にメンターの大内さんが結びます。
「梅と耕作放棄地という明確なテーマの中で、そこにあるものをどう生かして、どう新しい未来と笑顔を作っていくか。いろんなヒントをつかみました。僕は毎年熊野古道を歩いているので、リボーンの1〜3期のみんなに声をかけて、また歩きに来ます。みなさんも熊野古道を歩きに来るときは、ぜひ田辺の人に声をかけて、これからも絡んで、絆をつないでいきましょう」(大内さん)
そうなんです。熊野リボーンプロジェクトは、ここで終わるのではなく、ここからがはじまりです。
今回できた絆をもとに、絆を深めるもよし、新しい絆へと広げていくもよし、田辺の人たちと一緒に熊野を盛り上げる活動をするもよし。
そして今回、多くの人が口にしていました。「田辺の人が魅力的だった!」と。
これからは、「田辺に関わる人たちも魅力的!」と言われるよう、この絆を大切にしつつ、ますます関係人口の輪を広げていきましょう。
原稿:鈴木久子
協力:和歌山県田辺市