紅葉登山【関東編】紅葉も眺望も味わいたい!(秋におすすめの山、紅葉時期まとめ)

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」に選ばれた高尾山や大山、富士の雄姿を望む陣馬山や塔ノ岳など、紅葉に色づく登山道と素晴らしい眺望を楽しめる山が関東には数多くあります。登山アプリ「YAMAP」のユーザーデータ[※1]をもとに、「紅葉」×「日帰り」でおすすめの山と紅葉時期(見頃)、見どころなどをまとめました。ケーブルカーやロープウェイで簡単に歩ける山から、ガッツリ歩く中級者向けの山まで紅葉の山をたっぷりご紹介します。さあ、紅葉登山へ出掛けましょう!
[※1] 登山アプリ「YAMAP」のユーザーデータ(集計期間:2019年9月~12月)をもとに、訪問者数の多かった人気の山を算出。

【特集】紅葉登山2020/すべてのエリアを見る

2020.11.03

YAMAP MAGAZINE 編集部

INDEX

紅葉登山おすすめの山① 高尾山(たかおさん)|紅葉の見頃【11月中旬~12月初旬】

高尾山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:東京都
標高:599m
見ごろ:11月中旬~12月初旬
コースタイム:約5時間(稲荷山登山口⇒山頂⇒一丁平⇒ケーブルカー乗場)

「ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン」の三ッ星を獲得し世界的にも知られる高尾山。都心から電車で1時間とアクセスも良く、年間250万人ものハイカーが訪れます。山麓からケーブルカーやリフトを使って中腹まで上がり、1号路を歩けば一番簡単に山頂に辿り着くことができます。

もっとハイキングを楽しみたいという方は稲荷山コースがおすすめ。山頂からはお天気がよければ富士山が姿を現し、遥か彼方にはキラキラと輝く海と江ノ島を望むことができます。大賑わいの山頂からさらに足を伸ばして、紅葉台~一丁平へ向かえば、赤や黄に色づく紅葉をじっくりと堪能することができるでしょう。

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紅葉登山おすすめの山② 塔ノ岳(とうのだけ)|紅葉の見頃【10月下旬~11月上旬】

塔ノ岳の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:神奈川県
標高:1,490m
見ごろ:10月下旬~11月上旬
コースタイム:往復約7時間(大倉尾根コース)

塔ノ岳は、東西40キロ・南北20キロに及ぶ丹沢山塊の中で表丹沢と呼ばれるエリアの最高峰です。標高差1,200mをひたすら登り続ける「バカ尾根」と呼ばれる大倉尾根では、秋になると広葉樹が紅葉のトンネルを作り、登山者の目を楽しませてくれます。

大きく開けた山頂部からは丹沢の最高峰・蛭ヶ岳をはじめとする山々、裾野まで広がる富士の雄姿、三浦半島や江ノ島、遠くには房総半島まで見渡すことができ、感動の大パノラマが広がります。

塔ノ岳の登山地図・詳細情報はこちら

紅葉登山おすすめの山③ 御岳山(みたけさん)|紅葉の見頃【11月上旬~11月中旬】

御岳山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:東京都
標高:928m
見ごろ:11月上旬~11月中旬
コースタイム:約3時間(御岳山駅⇒御岳山山頂⇒日の出山⇒つるつる温泉)

古くから霊峰として崇められ、今ではパワースポットとして人気の御岳山。関東一の急勾配を登るケーブルカーを利用すると、終点の御岳山駅から徒歩30分で山頂に建つ「武蔵御嶽神社」に辿り着きます。

神社への参道にはレトロな雰囲気のお土産屋さんが並び、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。神社でお参りを済ませたら、「長尾平」へ。開けた展望台からは秋色に染まった里山の風景が広がります。

来た道を戻るのもよいですが、おすすめは日の出山を経由して「つるつる温泉」へ向かうコースです。その名の通りお肌がつるつるになる温泉で下山風呂を楽しみましょう。

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紅葉登山おすすめの山④ 大山(おおやま)|紅葉の見頃【11月中旬~11月下旬】

大山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:神奈川県
標高:1,252m
見ごろ:11月中旬~11月下旬(大山寺)
コースタイム:往復約3時間(阿夫利神社駅⇔大山山頂)

江戸時代には庶民で賑わった雨乞い信仰の大山。麓からケーブルカーを利用して、山頂までは歩いて1時間半の道のりです。

空気の澄んだ日には、江ノ島や三浦半島、房総半島、伊豆大島、さらには富士山を望むことができ、中腹に建つ阿夫利神社(下社)からの眺めは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」2つ星に認定されています。

大山で特に素晴らしい紅葉が見られるのは「大山寺」の本堂前。真っ赤なモミジが石段を覆い、見頃になると紅葉のライトアップも行われます。下山後は丹沢山系の良質な水が作り出す名物の大山豆腐を味わうのも楽しみのひとつです。

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紅葉登山おすすめの山⑤ 茶臼岳(ちゃうすだけ)|紅葉の見頃【10月上旬~10月中旬】

茶臼岳の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:栃木県・福島県
標高:1,915m
見ごろ:10月上旬~10月中旬
コースタイム:約3時間(山頂駅⇒茶臼岳山頂⇒姥ヶ平⇒山頂駅)

蒸気ガスを勢いよく吹き上げる茶臼岳。朝日岳と三本槍岳の3座を総称して那須岳と呼ばれています。ロープウェイを使えば山頂まで1時間程度の道のりです。

紅葉が素晴らしいのは、真っ赤な紅葉の海が広がる「姥ヶ平」と、噴煙を上げる茶臼岳を映す鏡のような「ひょうたん池」。姥ヶ平は開けたスペースがあるので、ここでお弁当を広げてのんびり過ごすのも良いかもしれません。

時間と体力に余裕がある方は茶臼岳をぐるりと回り、峰の茶屋跡方面へ。美しく紅葉する朝日岳の斜面を眺めながら、歩いて下山することができます。

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紅葉登山おすすめの山⑥ 筑波山(つくばさん)|紅葉の見頃【11月上旬~11月下旬】

筑波山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:茨城県
標高:877m
見ごろ:11月上旬~11月下旬
コースタイム:約4時間(御幸ヶ原〜白雲橋コース)

「西の富士 東の筑波」と称され、古くは万葉集にも詠われた山とあって、関東平野に聳える姿は堂々たるものがあります。男体山と女体山のピークを持つ双耳峰で、それぞれケーブルカーやロープウェイを使って簡単に登ることができます。男体山へはスギの大木が連なる御幸ヶ原コース、女体山へは奇岩が立ち並ぶおつた石コースなど、筑波山の自然を満喫できる登山道が整備されています。

御幸ヶ原から山頂にかけてのブナの林、男体山山頂付近の自然研究路、ケーブルカー宮脇駅周辺の紅葉が見事です。また、山頂からは、たわわに実った稲穂が金色に輝く秋の関東平野の絶景が広がります。

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紅葉登山おすすめの山⑦ 陣馬山(じんばさん)|紅葉の見頃【11月中旬~11月下旬】

陣馬山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:東京都・神奈川県
標高:854m
見ごろ:11月中旬~11月下旬
コースタイム:往復約2.5時間(和田⇔陣馬山山頂)

山頂にシンボリックな白馬像が立つ陣馬山は「関東の富士見百景」に選定されており、360度開けた山頂から眺める富士の姿は最高です。陣馬高原と呼ばれる広く開けた山頂に建つ3軒の茶屋では、けんちん汁や山菜そばなどを味わうことができ、肌寒い日には心も身体もほっこりと温めてくれます。

ポカポカとお天気の良い日には、レジャーシートを広げてのんびりと過ごすのもよいでしょう。里山を存分に味わえる高尾山から陣馬山までの縦走もおすすめですが、日暮れが早い秋には朝早い出発が必要です。(縦走のコースタイム約6時間)

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紅葉登山おすすめの山⑧ 赤城山(あかぎやま)|紅葉の見頃【10月中旬~11月上旬】

赤城山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:群馬県
標高:1,827m(最高峰・黒檜山)
見ごろ:10月中旬~11月上旬
コースタイム:往復約5時間(黒檜山・駒ヶ岳周回コース)

妙義山、榛名山とともに「上毛三山」と呼ばれる赤城山は、1つの山ではなく山域を指し、その最高峰が黒檜山になります。山頂からは赤城湖と湖上に建てられた赤城神社、そして秋色に染まった赤城の山々の景色が広がります。

黒檜山登山口からは岩場の急登が続きますので、駒ヶ岳登山口からスタートし周回するルートがおすすめ。赤城神社では四季折々の登山御守を授かることができますので、登山前や下山後にお参りしてみてはいかがでしょうか。

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紅葉登山おすすめの山⑨ 日光白根山(にっこうしらねさん)|紅葉の見頃【9月下旬~10月中旬】

日光白根山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:栃木県
標高:2,577m
見ごろ:9月下旬~10月中旬
コースタイム:往復約7時間(山頂駅⇒山頂⇒五色沼⇒山頂駅周回コース)

関東以北最高峰の日光白根山は、丸沼高原からロープウェイを利用すれば手軽にアプローチでき、標高2,000mから登山を開始することができます。森林限界を超え木々のなくなった山頂からの眺めは抜群で、日光の男体山や中禅寺湖など360度の展望を楽しめます。

体力や時間に余裕のある方は、五色沼や弥陀ヶ池を周回するコースがおすすめです。下山後には山頂駅にある「天空の足湯」で疲れた足を癒しながら、登ってきた日光白根山の雄姿を眺めるのもよいですね。

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紅葉登山おすすめの山⑩ 男体山(なんたいさん)|紅葉の見頃【10月中旬~10月下旬】

男体山の標高・紅葉時期・コースタイム目安
都道府県:栃木県
標高:2,486m
見ごろ:10月中旬~10月下旬
コースタイム:往復約6時間(二荒井山神社⇔男体山山頂)

雄大な姿をした男体山は、日光の氏神様「二荒山神社」のご神体であり、古来より山岳信仰の山として崇敬されてきました。男体山に登るためには二荒山神社で登拝料(500円)を奉納し、境内にある登山口から登山を開始します。

登山道はひたすら登る急登や岩場が続きますが、紅葉の森を楽しみながらゆっくりと登っていきましょう。やっと登り着いた山頂からは、日光の山々や藍色の湖面をたたえた中禅寺湖の素晴らしい景色が広がります。

※男体山の入山は11月11日まで可能。期間中、二荒山神社は毎朝6時開門。

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