【4名限定】大山1泊2日のツアー募集|江戸っ子が愛した大山詣りを味わう旅へ

神奈川県伊勢原市に位置する大山(おおやま 1,252m)。山頂からは江ノ島や房総半島、富士山などを見渡すことができ、その眺望の素晴らしさから、初心者〜ベテランまで多くの登山者に愛されている山のひとつです。

YAMAPでは、そんな大山をもっと深く味わうことのできる1泊2日のツアーをこの秋開催します。江戸時代に流行した「大山詣り」の衣装を身にまとい、阿夫利神社(あふりじんじゃ)下社を参拝し、当時を追体験しながらのハイキング、多くの参拝者を受け入れてきた歴史ある宿坊「旅館あさだ」への宿泊など、いつもとは違う大山の旅を用意して、皆さんのご参加をお待ちしています。

ただ大山に登るだけでは感じることのできない、YAMAPだけのツアーのご紹介です。

【タイトル】大山詣りと厚木の里e-Bikeツアー2日間
【募集期間】 2021年10月18日(月)〜11月5日(金)
【開催日程】 2021年11月6日(土)〜11月7日(日)
【募集人数】限定4名様
【金額】50,000円

2021.10.20

YAMAP MAGAZINE 編集部

INDEX

※宿泊は難しい…という方のために日帰りプランもご用意。以下ボタンリンクよりご確認ください。

こんな方にオススメ!

・大山詣りに興味がある
・これから登山をはじめてみたい
・ただの登山じゃない大山の魅力に出会いたい
・江戸の歴史を肌で感じ、山の楽しみ方を広げたい
・E-Bikeに乗ってみたい

登山者に人気の大山。そもそも一体どんな山?

大山の標高は1,000mを超えますが、その登りやすさから登山者が多く訪れる関東屈指のスポットです。都心からのアクセスもよく、新宿から電車とバスを乗り継ぎ1時間半ほどで登山口である「こま参道」までアプローチできます。

大山ケーブルカーを使えば大山の中腹にある阿夫利神社下社(あふりじんじゃしもしゃ696m)まで一気に登ることができるので、登山初心者でも挑戦しやすい山といえるでしょう。

また阿夫利神社下社からの眺望もよく、晴れた日には遠く江ノ島から房総半島まで眺めることができ、その絶景は“ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン“にも認定されるほど。春夏秋冬、いつ登っても美しい景色を楽しむことができるのも魅力のひとつです。

本ツアーが開催される11月上旬、大山は例年紅葉の見頃を迎えます。あたり一面を赤やオレンジ・黄色に染め上げられた、圧巻の景色が見られる絶好のチャンスです。

江戸っ子に大流行! 年間20万人が訪れた大山詣りとは?

大山を語るうえで、江戸時代に流行した「大山詣り」は外せません。

江戸の職人(刀鍛冶や鳶職)たちは、商売繁盛祈願のため、巨大な木太刀を担いで大山に参りました。山麓の良弁滝(ろうべんだき)で身を清めてから、木太刀を大山阿夫利神社に奉納し、山頂を目指し、願をかけたと伝わっています。そうした姿は歌舞伎や浮世絵、古典落語「大山詣り」などで広く世に伝えられ、一大ブームを築くことになります。

やがて江戸の庶民たちにも「大山詣り」が広がり、五穀豊穣などを願って大山に集うようになりました。最盛期には、江戸の総人口100万人のうち、実に年間20万人を超える人々が訪れたと言われています。

そんな歴史ある大山を舞台に、「大山詣り」を追体験できるのが、今回のツアーです。

当時の衣装に身を包み、阿夫利神社下社を各自参拝した後、大山山頂を目指します。案内は大山の歴史文化を知り尽くした経験豊かな登山ガイド。丁寧な説明を受けることで、個人で登るよりも豊かな山旅ができること間違いなしです。

宿泊先の「旅館あさだ」は、江戸時代から参拝者を受け入れていた由緒正しき宿坊のひとつ。丁寧なおもてなしと手作りの料理が有名で、大山の美しい水で仕上げた名物の豆腐懐石は疲れた身体に優しく染み渡ります。

これであなたも大山通に! 旅の旅程はこちら

11月6日(土)
9:00 大山ケーブルバス停集合
9:00〜10:30 こま参道散策、大山ケーブルカー乗車(山麓駅〜大山寺駅)
10:30〜11:00 大山寺 不動明王鑑賞
【見どころ①】
11:30〜12:30 阿夫利神社下社(各自参拝)
【見どころ②】
12:30〜16:00 大山登山
【見どころ③】
16:00〜16:30 大山ケーブルカー乗車(阿夫利神社駅〜山麓駅)
17:00 旅館あさだ泊
【見どころ④】

 

11月7日(日)
8:30 旅館あさだ・発(タクシー乗車)
9:00〜12:00 E-Bikeサイクリング(黄金井酒造~中津川~オギノパン〜服部牧場)
【見どころ⑤】
12:00〜13:00 服部牧場・各自昼食
13:00〜15:00 E-Bikeサイクリング(宮ケ瀬湖~七沢展望台〜クアハウス山小屋)
15:30 路線バス乗車
17:00 解散・小田急小田原線・伊勢原駅

旅の見どころ

①多くの信仰に支えられた「大山寺」

大山寺は、奈良の東大寺を開いた良弁僧正(ろうべんそうじょう)によって、大山の中腹に建立されました。平安時代には、真言宗の開祖、弘法大師空海が訪れたとも伝わっており、その際の摩訶不思議な逸話が「大山七不思議」として今も語り継がれています。今回の旅では、この七不思議をたどりながら、大山寺を目指します。

②山の神を祀る「大山阿夫利神社(あふりじんじゃ)下社」

大山阿夫利神社の主祭神は大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)。山を守る神として古くから信仰を集めており、五穀豊穣や商売繁盛、良縁にもご利益があるとされています。大山は雨が多いことから「雨降(あめふり)山」という別名があり、その呼び名が転じて阿夫利(あふり)と名付けられたのだとか。ツアーではここで各自参拝ののち、大山山頂を目指します。

③富士山と海の絶景を望む、大山山頂へ

大山山頂へは阿夫利神社下社から90分ほどの山道を登ります。道中には迫力のある大木や夫婦杉、天狗が鼻を付いて穴をあけたといわれる「天狗の鼻付き岩」など見どころ満載。修験道の行場としての歴史も持ち、古くは霊山としても信仰を集めていました。

旅の道案内は経験豊かな現地ガイド。大山の歴史や自然に精通しているので、いつもの登山では知ることのできない、ディープな大山を堪能できるはずです。登山に対するフォローもいたしますので、初心者の方もご安心ください。

山頂から見る富士山や太平洋の眺望は絶景です。

④参拝者を受け入れてきた歴史ある宿坊「旅館あさだ」

大山詣りの参拝者を迎え入れる宿坊として始まった「旅館あさだ」。当時の歴史を受け継いだ丁寧なおもてなしを受けることができます。大山名物の豆腐を生かした手作りの懐石料理は絶品。大山のまろやかな伏流水を使った温かなお風呂に浸かり、登山で疲れた身体を癒やせば、当時の江戸っ子の気持ちになれるかも?

⑤電動アシスト自転車「E-Bike」に乗り、厚木の里を駆け巡る

2日目は神奈川県・厚木の町並みを旅します。移動には、E-Bike(電動アシスト機能付きのスポーツ自転車)を使用。アシスト付きなので坂道も楽に漕ぐことができ、体力に自信のない方でも快適にサイクリングを楽しむことができます。

清酒”盛升(さかります)”で有名な「黄金井酒造」や地元で愛される「オギノパン」、動物たちと触れ合える「服部牧場」など見どころが満載。古くから交通の要所として栄えた厚木の町並みを、風を感じながら快適に巡りましょう。

これであなたも江戸っ子に! 人気の大山をもっと深く味わう旅へ

「大山にはもう行ったことがあるし…」という方も、歴史を感じながら登ってみることで、大山の新たな魅力に気づくことができるはず。また、登山ガイドが丁寧にサポートしますので、登山初心者の方でも安心してご参加いただけます

江戸っ子が愛した大山を、いま改めて、深く味わってはみませんか?

概要はこちら

【募集期間】
2021年10月18日(月)〜11月5日(金)

【開催日程】
2021年11月6日(土)〜11月7日(日)

【集合日時・場所】
2021年11月6日9:00 大山ケーブルバス停

【解散日時・場所】
2021年11月7日17:00 小田急小田原線・伊勢原駅

【現地までのおすすめ交通手段】
<公共交通機関を使用の場合>
小田急小田原線・伊勢原駅からバスで終点・大山ケーブルバス停まで約30分
伊勢原駅北口 4番線から神奈川中央交通バスに乗車
・伊10系統「大山ケーブル」
・伊09系統「大山ケーブル(急行)」
・伊11系統「大山ケーブル(直行)」

<お車でお越しの場合>
・新東名 伊勢原大山インターから約10分
・東名 厚木インターまたは秦野中井インターから国道246号経由で約40分
※お近くの有料駐車場に駐車いただきます

【料金】
おひとり様 50,000円(税込・朝食1回夕食1回込)

【定員】
4名様限定

日帰りプランについて

宿泊は難しい…という方のために、それぞれの日帰りプランをご用意。以下からご確認ください。

【備考】
・現地集合、解散のツアーとなります。

・大山山頂付近は天候によっては冷える場合がございます。

・登山には登山靴やザックなどの登山道具が必要となります。詳細はツアー申し込み後にお渡しする資料にまとめておりますので、ツアーまでにご用意ください。

・天候によっては、ツアー行程が変更となる場合がございます。

・解散日時は、当日の進行状況によって変更となる場合がございます。

【企画・主催団体】
ツアー企画:株式会社ヤマップ
ツアー主催:クラブツーリズム株式会社

YAMAP MAGAZINE 編集部

YAMAP MAGAZINE 編集部

登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。