宮崎市|山と川、海がつながる街で、奇岩「双石山」歩きとゆったりアウトドアを満喫する1泊2日旅

宮崎市は人気の観光地「青島」を中心とした海のみならず、周辺も含めて実は魅力的な里山や渓谷があり多様なアウトドアが楽しめるエリア。今回は、市内でお手軽に山・川・海を全て楽しめる盛りだくさんの山旅を、山岳収集家として山と旅をライフワークにしながら表現活動をする鈴木優香さん、ジュエリーデザイナーの宮田有理さんとともにご紹介します。

また、宮崎市ではYAMAPとコラボした「デジタルバッジキャンペーン」を実施中。キャンペーン期間中(2023年11月1日〜2024年1月31日)に宮崎の山と街を巡るとオリジナルノベルティがもらえます。詳しくは本記事の最後にあるキャンペーンページへのリンクからご確認ください。

2023.11.21

米村 奈穂

フリーライター

INDEX

1日目|空港から20分で、緑と奇岩のジャングル双石山へ

今回の旅人は、ジュエリーデザイナーの宮田有理さん(左)と山岳収集家の鈴木優香さん(右)

宮崎といえば、まず思い浮かぶのは日本きってのサーファーの聖地ということ。極上の波を求めて移住するサーファーも少なくないと聞く。かつてはハネムーンブームがおこり、全国から新婚さんがこぞって訪れたとも。

でもそれはどちらも海のお話。そんな宮崎市内に面白い山があるとお誘いを受けた。

「海の街の山?」

それだけでもう面白い。

宮崎空港から車で20分の場所にある双石山(ぼろいしやま)は、標高509mの低山ながら、奇岩と天然記念物に指定された自然林を楽しめる。

今回、一緒に登るのは、ジュエリーデザイナーの宮田有理さんと、山岳収集家の鈴木優香さん。どちらも山に登り、山や植物をモチーフにした作品をつくる。

展示会で出会ったという二人は、いつしか自然と一緒に山へ向かうようになったそう。「奇岩から創作のアイデアが生まれてくれたらいいな」などと期待しながら、海の街の山へ出かけた。

宮崎空港の周囲はワシントニアパームやフェニックスという木々が立ち並び、南国感満載。

降り立ったのは「宮崎ブーゲンビリア空港」。南国をイメージさせる色鮮やかなブーゲンビリアとともに、とにかく目に入るのは、「THE 宮崎」イメージの代表格ともいえるヤシの木。

「フェニックスでしたっけ?」と、かじったことを言うと、「これは背が高いのでワシントニアパームですね。フェニックスはもう少し背が低くてどっしりした感じです」と鈴木さんが教えてくれた。

地元の人の話では、台風後には、これらの巨木の葉っぱが巨大なベーコンのように町中に散らばり悩みの種だそう。なにはともあれ、空港を出た瞬間に出迎えのアーチのようなワシントニアパームの立ち並ぶ道を抜ける車窓は旅情感抜群。宮崎は、降り立った瞬間に思いっきり南国だった。

登山前に、宮崎の食文化「朝うどん」で腹ごしらえ

朝からレジにはお客さんの列。平日の朝限定の「朝うどんセット」は、おにぎりか卵かけご飯が付いて驚きの360円

宮崎には「朝うどん」という食文化がある。なにやら、うどん屋さんが早朝から営業しているのだとか。山に登る日の朝は、時間がなくコンビニに寄ってしまうことも多い。宮崎なら「うどん」という選択肢があるのだ。利用しない手はない。

ということで、空港から車で20分の場所にある地元でも人気の「三角茶屋・豊吉うどん」へ。なんとここ、朝6時から営業している。

見慣れないネーミングの「天玉か うどん」を注文。天ぷらうどんとたぬきうどんがドッキングして、その上に卵がのって450円。優しいお出汁がまだ起き抜けの体にしみてくる。早朝は、出来立ての出汁がより香るのだそう。

具材には、その時季に一番おいしい素材が使われる。訪れた秋のはじめには、イモやクリ、エンドウ豆がおすすめとのことだった

朝食の次は、山に持っていくお昼ご飯の調達へ。双石山の登山口に向かう途中のJR木花駅前に、地元のお米と食材をつかったおにぎり屋さんがあると聞き立ち寄ってみた。

地元産のお米を使用し、その季節に取れる地元の食材でにぎる様々な種類のおにぎりがショーケースに並んでいる。梅干しおにぎりにいたっては、すっぱさが2種類あったりする。前日の人気No.3なんてポップもあるからよけい悩ましい。

とりめしは外せないし、ゆずしいたけも気になる…。だいぶ迷ってやっと店を後にした。全国の登山口にできてほしい店である。

自然がつくり出す造形美に圧倒される山

スギ林を抜けると、天然記念物に指定された自然林が広がる。歩き始めに登る山が見えると足取りは軽くなる

さあ、そろそろ山へ。登る双石山は、地元民から愛される山。64ヘクタールの天然広葉樹林は国の史跡名勝天然記念物に指定されている。

「ぼろいしやま」という不思議な名前は、砂岩や礫岩からなる山で、一説にはボロボロと崩れやすいことからきているという。この崩れやすい特徴が、圧倒されるような奇岩の景観をつくりだす。

今日は、宮崎市街地から車で約30分の場所にある小谷登山口から登る。双石山の奇岩を楽しむにはこのルートがおすすめだそう。他にも、その少し先の九平登山口や加江田渓谷から登る登山口などがあり、低山とはいえルートが多く道迷いには注意が必要だ。

※双石山には鎖場が多数あります。登る際は、きちんとした登山用の装備を用意しましょう。
※双石山に登るルートは「小谷登山口-双石山 往復コース」を推奨しています。コースから外れないように十分注意しましょう。

小谷登山口にはすでに数台の車が止まっていて、地元民に人気の山であることが伺える。車を止めると目の前にいきなり急登の登山口が見えて、少し身構えながらも明るい林の中を登り始める。

両側の岩に手をつくと表面がゴツゴツしている。よく見ると、岩の表面に貝殻のようなものがくっついている。双石山は堆積岩が隆起してできた山で、周囲の岩を見ると、ここが海の底だったことは容易に想像できる。

天狗岩の下には、耳の難病を癒すといわれている「針の耳神社」の小さなお社がある

急登にひと汗かいた頃、目の前にまるで天然のサグラダ・ファミリアのような巨大な岩が出てきた。双石山の最大の見どころである天狗岩だ。この虫食いのような岩壁は、塩類風化により形成されたタフォニ地形で、その規模は日本随一ともいわれる。

「火山に登ったことはあるけど、ここまで海底だったとはっきり分かるような山は初めてかも」

鈴木さんはカメラのファインダーから巨大な奇岩を覗く。天狗岩の下にある針の耳神社の小さなお社にお参りをすませ、天狗岩の右手の急登を登る。

天狗岩は、タフォニ地形と呼ばれる塩類風化がつくりだした地形で、岩石に含まれる塩分の結晶が成長する際、岩の表面を破壊することでこのような地形をつくりだす

天狗岩の先で、チョックストーンの間をくぐり抜け空池へ下る。抜けられるだろうかと心配になるが、ちゃんとした正規のルート

苔むした巨大な岩壁に囲まれた幻想的な空間が広がる「空池」

岩が挟まったチョックストーンの下の小さな隙間をくぐり抜け進むと、「空池」と呼ばれる切り立った岩壁と緑に囲まれた不思議な空間に出た。映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気の場所。次々と現れる岩の造形美に圧倒される。

その後、第二展望台に出るまでの尾根コースは急登が続き息が切れる。低山ながら登りごたえのある、なかなか手強い、そして興味の尽きない山だ。展望台から尾根道を歩くと程なく着く山小屋でお昼休憩とし、その後山頂を目指し、下りは谷コースを取った。

展望台から宮崎市街地を望む。街と山の近さを感じる。今朝降り立った空港を探す二人

急登の連続のあとは、ごほうびの気持ちよい尾根歩きが待っていた

山小屋でお昼とする。塩おむすび、梅しそ漬け、葉わさびにおかずセット。直売所で買ったミカンをデザートに。山麓のものを山の中でいただけるのは最高の贅沢

山に散らばる「かたち」を切り取る楽しみ

宮田有理さん(左)はジュエリーデザイナー。森の中で出会う、花や葉っぱ、木の枝、木漏れ日などをモチーフとしたジュエリーをつくる

お互いの被写体に興味津々。二人にとっては山の中はモチーフだらけ

双石山は、その迫力から奇岩が注目されがちだが、前述のように、64ヘクタールの天然広葉樹林が学術的にも貴重とされ、天然記念物として保護されている。下山路の谷コースは、原生林の森の密度がぐんと増したように感じるほど濃い緑に包まれた。

二人がカメラを向ける先に注目していると、何か特定の植物やランドマークに向けられているのではないことに気づいた。二つのレンズは、どうやら山中のフォルムを探しているようだ。

「面白い、かわいい」と言いながら、時にはそれらに触れながら。二人と一緒に山を歩いていると、視線はあちこちに振られ、自然と自分も何か見つけたい衝動に駆られる。こんな山歩きもあるんだ。少し新鮮な気持ちで山を後にした。

枝からレースのカーテンのように伸びるのは気根だろうか?天然カーテンに行手を阻まれながらも、なんだか楽しそう

下山後に立ち寄った登山口から車で20分ほどの「青島温泉郷」は、湯量が豊富でさまざまな泉質が楽しめる。目の前に広がる日向灘や鬼の洗濯板、ワシントニアパームを眺めながら入浴できる温泉もあり、南国情緒も満喫できて休憩に最適。

下山後は、登山口から車で20分ほどの場所にある「ANAホリデイ・インリゾート宮崎」の立ち寄り湯で汗を流した

広い窓の外には日向灘が広がる。この立ち寄り湯は、トロッとした肌触りで、美肌効果の高い泉質が特徴

提灯の灯りに誘われ、宮崎最大の歓楽街「ニシタチ」へ

夜は、宮崎のナイトスポット「ニシタチ」を訪れ、地元民の過ごし方を堪能する。ニシタチとは、宮崎市の中心部、西橘通を中心とした歓楽街。約1,100件の飲食店が軒を連ねる。

コロナ禍ではニシタチの飲食店160件以上が廃業に追い込まれた。ニシタチの灯を守るために、クラウドファンディングで提灯設置の協力を呼びかけ、今では、毎夜お祭りのように提灯がともる明るい街に。

一次会は宮崎の郷土料理をいただける居酒屋「旬彩美味・岡茶」へ。チキン南蛮、地鶏の炭火焼、メヒカリの唐揚げをいただく

宮崎のスナックに「下山」

ニシタチでも老舗のスナック、「エンブレム仏蘭西」。歴史を感じる佇まいは逆に新しい!?

宮崎の夜の街を楽しむ際に外せないのが、スナック文化。人口10万人あたりのスナックの数が日本一だったこともあるという。

しかし、日頃スナックにはほぼ縁のない二人。かなり敷居は高い。いや、スナックの敷居が低い女子なんているのか?などと思いながら恐る恐る潜入してみた。

先代のお母様から店を受け継いだママ。「双石山も登ったことあるよー。あの石がゴツゴツしたところでしょー」という、宮崎生まれ宮崎育ち。スナックで宮崎のディープな情報を教えてもらうのもいい

ところがだ。おっとりした宮崎弁の優しいママに迎えられ、グラス片手におしゃべりしていると山で疲れた我々はすっかり癒されてしまった。

スナックに下山する。これ、新しい登山スタイル!?登る前に、「ママ、今夜行くね!」と伝えれば、それはきっと新しい登山届け。どうです?スナックに下山してみたくなったでしょ?

2日目|地元の美味しいものを買い込んで、のんびり渓谷散策

トロッコ道の跡が、遊歩道として整備されている加江田渓谷

2日目は再び宮崎の自然に戻り、渓谷でのんびり過ごすことに。初日に登った双石山の山麓を流れる美しい渓谷「加江田渓谷」を散策する。せっかくなので、お昼とスイーツを買い込んで向かおう。こうやって街と山を気軽に行き来できるのも、自然がすぐそばにある宮崎ならではのアウトドアスタイル。

南国感たっぷりの庭の奥にお店がある「パンカフェao」。飲み物を注文して、店内や庭のデッキで緑を見ながら購入したパンを食べることもできる

お昼ご飯の調達は、地元の人お勧めの「パンカフェao」へ。亜熱帯植物が青々と茂った素敵なお庭の奥に隠れ家のようにひっそりとたたずむパン屋さんだ。古民家を改装した店内には、季節に合わせた酵母とこだわりの素材を使ったパンが並ぶ。

スイーツは、青島名物の「青島ういろう」を求めて、「田中みちこ商店」へ。美しくならんだ黒と白の生ういろうを半分ずつ入れてもらう。

店内には、黒砂糖と白砂糖を使った白と黒の生ういろうが並ぶ。黒、白、各5個入りで500円のミックスを購入

現在は、みちこさんの娘さんがお店に立つ。「生のういろうは柔らかいから、爪楊枝を横から刺してね」とのこと。昭和なパッケージもかわいい

丸野駐車場から加江田渓谷へ向かう途中、正面に石炭山が見えた。渓谷から双石山へつながる登山口もある

前日に登った双石山は、加江田川と鏡洲川という二つの川に挟まれるようにそびえる。今日はその東側に約10km続く加江田渓谷を歩く。1970年代までは、切り出した木材を運ぶトロッコ鉄道があった。その鉄道路が9.4kmの遊歩道として整備されていて、美しい渓流沿いを川のせせらぎを聴きながら散策できる。

加江田渓谷も双石山と同じように、海底で堆積した岩が隆起したもの。硬さの違う砂岩と泥岩が積み重なり、その後侵食され、硬い砂岩層だけが残され波状岩になった

深い縁がひょうたんのような形をしているという「ひょうたん淵」

加江田渓谷では浸食作用がつくりだす奇岩が随所で見られ、それらを観察しながらゆっくりと散策できる。硫黄分を含む水が湧き出る「硫黄谷」や、伐採した木材を下流に運ぶためにつくられた「しば堰」など見どころもたくさん。看板も随所に設置されているのでわかりやすい。

トロッコ道跡を利用した遊歩道は平坦で歩きやすい。左下には渓谷を、右の山側にはさまざまな植物を観察できる

鈴木さんが河原で見つけた石たち。右のゴツゴツした石は、双石山でもよく見かけた礫岩のよう

宮田さんも石を見つけてうれしそう。これもいつかジュエリーに?

ジュエリーデザイナーの宮田さんは、元は器の造形に携わっていた。山に登るようになり、ツタやシダを見るにつけ、山の中は素材の宝庫だと思うように。

初めのうちは花よりも、葉っぱや枝の形に目がいっていたという宮田さん。「目立たないけれどひっそりとそこにある植物に惹かれたんです。」とつぶやく。

広河原でコーヒータイム。スペシャリティーコーヒーを扱うTHE ROSA COFEEさんのコーヒーをいただく。オーナーいわく、外でコーヒーを楽しむなら、どっしりとした深煎りがおすすめ

(左)パンカフェaoの自家製粒あんバターフランス。種子島の洗双糖と北海道小豆で煮た粒あんと高千穂バターをサンドしたもの(右)田中みちこ商店の生ういろう。優しい甘さで何個でもいける

山から始まった旅は、海へとたどり着く

中央に見える岩礁が「鬼の洗濯板」。硬い砂岩と軟らかい泥岩が堆積してできた地形が隆起し、波によって削られることにより、硬い砂岩層だけが残されこのような形に

下山後は道の駅フェニックスに立ち寄った。フェニックスが立ち並び、展望デッキから日向灘を一望できる気持ちのいい場所だ。ここでも私たちは奇岩と出合う。「鬼の洗濯板」と呼ばれる、波の浸食作用によりつくりだされた波状の岩だ。

海にゴールしてあらためて感じたのは、山も川も海もつながっているということ。昨日、山の中で降られた一粒の雨のように、山から川、そして海へと旅してそう思った。山と海が近い街、宮崎の地形がそれを教えてくれた。

街中で目にするフェニックスにすっかり愛着を持ってしまった我々。あんなに大きくなってしまったらどうしようと心配しつつも、家に連れて帰るソテツを選ぶ鈴木さん

絶景を前に、道の駅「フェニックス」で人気のソフトクリームをいただく。鈴木さんは日向夏ソフト(左)。宮田さんはマンゴーソフト(右)

1泊2日の旅の行程

1日目:
■  宮崎空港から出発(羽田空港6:50発→宮崎空港8:40着)
■  「豊吉うどん吉村店」にて朝うどん
■  「ぽっ穂や」にてお昼ご飯の買い出し
■  小谷登山口から「双石山」登山
■  「ANAホリデイ・イン・リゾート宮崎」にて立ち寄り温泉
■  ナイトスポット「ニシタチ」で宮崎名物とスナック文化を堪能

2日目:
■  「パンカフェao」と「田中みちこ商店」にてご飯とスイーツの買い出し
■  「加江田渓谷」にてゆったりハイキング
■  加江田渓谷にある「広河原休憩所」でコーヒーブレイク
■  道の駅フェニックスで絶景を見ながらのマンゴーソフト
■  宮崎空港を出発(宮崎空港15:55発→羽田空港17:25着)

 

立ち寄ったお店

豊吉うどん 吉村店
宮崎うどんを代表する老舗の味は、川端康成や檀一雄なども食した優しい出汁が特徴。出汁や麺の材料は全て国産。写真は、人気の「天玉か うどん」。天ぷらうどんとたぬきうどんに卵のせで450円。胃にも財布にも優しい。DATA
住所:宮崎市吉村町天神前甲144-6
電話:0985-28-5811
営業:6:00 ~ 19:00
休み:1/1
ぽっ穂屋
JR木花駅東側のロータリーの前にあるおにぎり屋さん。地元木花地区のお米を使用。季節のものが具材となって並び、選ぶのが楽しい。秋は、サツマイモ、クリ、エンウマメなど。本日の汁物やおかずセットもある。店の横にあるテーブルとベンチで食べることもできる。DATA
住所:宮崎市熊野
営業:平日7:00〜、土日祝日8:00〜(変更あり)※なくなり次第閉店(最終13時頃)
休み:不定休(Instagramにて告知)
ANAホリデイ・イン リゾート宮崎
広い窓からは日向灘を望め、湯船に浸かりながらサーフィンを楽しむ人たちを見下ろせる。トロトロのお湯は弱アルカリ性炭酸水素塩泉。炭酸水素イオンは日本屈指の含有量を誇り、美肌の湯といわれる。この付近の温泉はそれぞれ違った泉質を楽しめ、種類が豊富。DATA
住所:宮崎市青島1-16-1
電話:0985-65-1555
営業:11:00〜21:00
料金:大人1,100円 小学生以下550円(税込)※3歳以下は無料
旬彩美味 岡茶
宮崎の郷土料理が食べられる居酒屋。地鶏の鉄板焼、チキン南蛮からメヒカリの唐揚げ、冷や汁まで、宮崎名物が何でも揃う。秋には宮崎産の伊勢海老も食べられる。DATA
住所:宮崎市橘通西3-8-5 三輪ビル1F
電話:0985-22-8400
営業:18:00〜24:00(ラストオーダー22:30)
休み:不定休
エンブレム仏蘭西
母から店を受け継ぎ20年になるママが切り盛りするスナック。店内は歴史を感じさせる落ち着いた純喫茶風の趣。気さくなママの人柄からか、お客さんが入れ替わり立ち替わり訪れ、賑やかな雰囲気。スタッフも多く、細やかな気配りの行き届いたお店。DATA
住所:宮崎市橘通西3-8-5 三輪ビル5F
電話:0985-26-1898
営業:20:00~24:30
休み:日曜
パンカフェaо
南国のジャングルのような庭の奥にひっそりとたたずむパン屋。古民家を改装した落ち着いた店内には、季節に合わせた酵母を使ったパンが並ぶ。ドリンクを注文して、素敵な庭を眺めながらテラス席で食べることもできる。DATA
住所:宮崎市青島1-6-23
営業:11:00~16:00(店内飲食〜15:30、売り切れ次第閉店)
休み:不定休
田中みちこ商店
観光地、青島の前を走る青島街道沿いには「青島ういろう」の店舗が立ち並ぶ。田中みちこ商店は宮崎出身の漫画家、東村アキコさんの作中にも登場した。もっちりした生ういろうで、何個でもいける優しい甘さ。黒白入り500円がおすすめ。DATA
住所:宮崎市大字加江田7486-1
電話:0985-65-1343
営業:8:00~
休み:不定休
THE ROSA COFFEE
オーナーが現地の農家から直接買い付けた、スペシャリティーコーヒーのみを使用したこだわりのコーヒーショップ。宮崎駅から歩いて7分の場所にあり、カフェでコーヒーやスイーツもいただける。豆やドリップパック、ラテベースはオンラインでも購入可能。DATA
住所:宮崎市橘通東4-6-14
電話:080-9124-8241
営業:11:00~20:00
休み:月曜
道の駅 フェニックス
フェニックスが立ち並び、太平洋を一望する「堀切峠」の一帯に位置する道の駅。展望デッキからは奇岩「鬼の洗濯岩」を見下ろす。人気のソフトクリームは、マンゴー、日向夏、明日葉など全5種類。数量限定販売の堀切峠ドッグもおすすめ。DATA
住所:宮崎市内海381-1
電話:0985-65-2773
営業:9:00~17:00(ファストフードコーナーは16:45まで)

宮崎の多様な自然と麓を巡る「デジタルスタンプラリー」キャンペーン開催中

現在、YAMAPと宮崎市がコラボした「デジタルスタンプラリー」を実施中。キャンペーン期間中(2023年11月1日〜2024年1月31日)に宮崎の山と街を巡ると限定のYAMAPアプリ内バッジや、鈴木優香さんがキャンペーンのためにデザインした特製ワッペンとジップケースのセットが先着でもらえます。詳細はキャンペーン記事を以下のリンクからご覧ください。

文:米村 奈穂
写真:藤田 慎一郎
協力:宮崎市

米村 奈穂

フリーライター

米村 奈穂

フリーライター

幼い頃より山岳部の顧問をしていた父親に連れられ山に入る。アウドドアーメーカー勤務や、九州・山口の山雑誌「季刊のぼろ」編集部を経て現職に。