2019.08.23
YAMAP MAGAZINE 編集部
自らの足で歩いてきたことを、そしてその先にある山へ向かって想いを馳せる道、それが稜線です。山を歩くときに目にする景色の中でも、稜線に魅了される登山者は多いのではないでしょうか。北アルプスのような高山はもちろん、近くの低山でも稜線歩きを楽しめる山はたくさん存在します。
今回YAMAPでは、ユーザーのみなさんがおすすめする稜線のアンケートを実施。「この山の稜線がとても良かった!」「あの稜線を見に、また登りたい!」といったご意見も含め、1300件以上の回答をいただきました。ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました!
地方に偏りなく多くの写真をいただいたので、今回は各地方ごとに人気の高かった山や特徴的な稜線をピックアップして、みなさんにご紹介します。今度の山行の候補にしてみてはいかがでしょうか?
本当にたくさん投票していただきましたが、その中でも多くの票を集めた稜線のランキングを発表します。
堂々の1位です。白馬大池から小蓮華山へと伸びる稜線、通称「雷鳥坂」は、文字通りライチョウに出会える可能性の高い場所であると同時に、NHKの大河ドラマ「坂の上の雲」のエンドロールで使われたことも有名ですね。
並み居る甲信越・東北の強豪を抑えて2位に輝いたのが、四国・剣山系の稜線でした。剣山から次郎笈へと伸びる笹尾根は他に類を見ないほど美しく、また百名山であるにも関わらず手軽に登れることから、多くの支持を集めました。
3位には多くの人が訪れる表銀座ルートと燕岳がランクイン。燕山荘から先は、晴れていれば槍ヶ岳を横目に稜線を歩き続けることができます。燕岳へ伸びる稜線も素敵ですね。秋にはこんな紅葉を見ることもできるようです。
ここから先は、各地域のおすすめ稜線をピックアップしてみました!高山から低山まで様々ですので、みなさんチェックしてみてくださいね。
YAMAPでは、360°カメラを使って稜線の魅力を紹介する企画を実施中。