今年の春〜夏の3ヶ月にわたって開催した、「ネスカフェ」×YAMAPによる「ネスカフェ」で山コーヒー 活動日記キャンペーン。
期間中の応募総数は11,000件を超え、多くの方に山でコーヒーを楽しむ様子を投稿いただきました。その内容は、私たちの想像を上回る幅広さ! 投稿から見えてきたのは「普段の生活で飲むコーヒーとはひと味違った、山で飲むコーヒーの魅力」です。
「頑張った後にほっとおいしさが染み渡る時間」「自然に包まれてリフレッシュする時間」「雄大な景色を眺めながら自分に向き合う時間」「わいわい話しながら山の仲間とともに過ごす時間」。
今回の記事では、そんな、山とコーヒーを自分らしく素敵に楽しんでいる5名の方の投稿をご紹介します!
2024.09.30
YAMAP MAGAZINE 編集部
富士山が見える絶景を求めて、日帰り登山をご夫婦で楽しむKちゃんさん。「眺めのいい場所で腰をおろし、風を感じながらコーヒーとスイーツを一緒にいただく時間が好きなんです」とご自身のコーヒースタイルを教えてくれました。
投稿してくれた写真には、ロールケーキが塗りの皿にきれいに盛られており、コーヒータイムへの情熱を感じます。
初夏、鉄砲木ノ頭(神奈川県・山梨県)にて。コーヒーのお供は、栃木県土産「那須ハイランドパーク粉雪チーズタルト」
ーー富士山が好きなんですか?
Kちゃん
はい。いつも今日はどんな富士山の姿が見れるのかな?と思いながら登っています。富士山の端っこが少しでも見えた時や、晴れて全貌が見れたときは嬉しくなって周囲の方にまで「富士山、見れましたね!」なんて、話し掛けてしまいます。
山で美しいものを見たときに、その嬉しさを共有できて、会話が弾む時間が大好きなんです。
いい景色が見れる場所に腰を下ろしたら、コーヒータイム。コーヒーを口にして、ついこぼれてしまうア〜ッていう言葉は、幸せ〜♡って意味なんです(笑)。
季節をかえて、秋の鉄砲木ノ頭。手作りいちご大福とコーヒーで至福のひととき。和菓子にもコーヒーは合う!
ーーKちゃんさんの活動日記には、いつもコーヒーとおいしそうなスイーツが掲載されていますね。
Kちゃん
お土産で全国各地のおいしいお菓子をよくいただくんです。キャンペーンに投稿した写真のお菓子は、岡山県のExcllentチーズロールケーキです。チーズケーキ風味の生地で、練乳のようなねっとりとした餡を巻いてあって、しっとりした甘みが強めのお味。
「ネスカフェ」のブラックコーヒーと一緒にいただくと、苦味と甘味の相乗効果でおいしいこと! スティックコーヒーは、一本でちょうどいい量と濃さになっているから、ブラックでも違和感やストレスを一切感じることがなく、私好みの味で本当に有り難いです。いつもご馳走様です。
日光白根山にて。「サンリオピューロランド キャラクターズまんじゅう」とコーヒー。ミルク餡の甘味がコーヒーと引き立て合います
ーーKちゃんさんご夫妻の登山は、富士山など美しい風景を見てのんびり過ごすことを大切にされているのですね。
Kちゃん
長く歩く時も短く歩く時も、コーヒータイムはしっかりとります。きれいな景色が見えてのんびりできそうな場所があったら、その都度、休憩。
お菓子は、箱のままリュックに入れて持っていくんですよ(笑)。箱を開封して、「ワァ〜おいしそう〜」という瞬間がたまらなくワクワクします。私たち夫婦にとっては、山頂に着いた達成感とそこで戴くコーヒータイムがあるからこその山登りなんです。
宮崎県のお菓子「シーガイアオリジナルスティックケーキ」とコーヒー。マンゴー味と日向夏味があり、甘酸っぱい焼き菓子とコーヒーで、おいしさも元気も100倍に
職場の方からいただいたという、メッセージ入りスティックコーヒーを投稿してくれたこんさん。スティックコーヒーがコミュニケーションツールとなることに驚きました。
ネスレの人気お菓子「キットカット」のパッケージにプリントされたメッセージ欄に通じる、コミュニケーションですね。
ーーこのメッセージはどなたから寄せられたものですか?
こんさん
これは、私の退職祝いに職場のみんなからサプライズでもらったものなんです。メッセージカードではなく、山好きな私にぴったりなメッセージコーヒースティックにしてくれました。こんな形のメッセージをいただくとは驚きと嬉しさでいっぱいでした。
「カギ持った?」(車のカギを無くしたことがある)、「忘れ物ない?」(いつも探し物していたので)、「ご飯食べた?」(昼抜きは日常茶飯事)、「今日も元気に頑張ろう!!」、そして「いつでもおいで!」。
忘れん坊で、おっちょこちょいの私に向けての応援と注意喚起メッセージです。職場の同僚からの愛を感じましたね。これは登山にも共通する大事なメッセージだと思って、山に持っていきました。
でも、結局もったいなくて飲めなかった(笑)。ということで、持参したほうじ茶ラテを飲みました。おいしかったです。
ほうじ茶ラテとともに登った南木曽岳(長野県)
ーー嬉しいメッセージですね。こんさんはどのような山の楽しみかたをされているんでしょうか?
こんさん
いつも一人で、マイペースな登山です。自分が目にした感動を残したくって、必ずカメラを持っていきます。花や小鳥達の姿を撮ったり、いろんな風景との出会いを探しながらゆっくりと歩いています。なので、ほとんどコースタイム通りに登れたことはありませんね。
登る山もそんな私のスピードで日帰りできる山ですから、ご近所の里山・低山が多いです。
アカヤシオやバイカオウレンなど、花と絶景を楽しみながらの山歩き
こんさん
ご近所の山とはいえ、山頂でのコーヒーは贅沢な時間です。何も考えられず、ただ無心に急な道を歩き、山頂のいつもとまったく違う世界、非日常の場でコーヒーを楽しむ。山に登った人しか味わえない最高の時間ですね。
じょんさんは、2024年1月からに登山を始めたばかり。最初は、飯能や奥多摩、奥武蔵エリアをのんびり歩くことから始め、この夏は、燕岳(長野県)で山小屋泊も楽しみました。
投稿してくれたのは、その山小屋泊にむけて、ガスバーナーデビューをしたときに飲んだカフェラテの写真です。
はじめてのガスバーナーデビューは、富士箱根トレイル(静岡県・山梨県・神奈川県)で。カップそばを食べて、食後にカフェラテを。「食後のおやつも贅沢な時間になりました。最高!」
ーー投稿してくださったのは、どこの山で撮影した写真ですか?
じょん
ガスバーナーを使う練習のために、富士箱根トレイルを歩いたんです。
登山前には、近くのスーパーで、「ネスカフェ」の「ふわラテ」を購入し、家で飲んでみました。ふわふわして、甘すぎなくておいしい! 家でこれだけおいしく楽しめるなら、山の中だと絶対もっとおいしいはず! と確信して、当日を迎えました。
天気は、曇りときどき雨で霧がかかっていて、幻想的な雰囲気。森の中で飲むカフェラテは最高でした。
ーー登山を始めたばかりとのこと。活動日記を拝見すると、積極的にあちこちの山へ出かけていますね。楽しみはなんですか?
じょん
山の楽しみは、景色と行動食です(笑)。山で最高の時間を過ごすために、日頃からおいしい行動食を探しています。「これを山で食べるんだ」を楽しみに、その日を迎えます。
登山はとても楽しいんですが、危険も伴いますよね。歩いているときは、道迷い、ケガ、熊との遭遇など緊張感が少なからずあります。
山で、落ち着いてコーヒーを飲むことで、緊張がやわらいで、張り詰めた気持ちがリセットできる気がするんです。
コーヒーを飲んで、おやつをかじって一息ついた時、目の前に広がる景色と自分が一体化して日頃の悩みや疲れから解放されるような気がします。そんな経験が、また山に登ろうという気持ちにさせてくれるんです。
8月には2泊3日で燕岳(長野県)へ。「さすが、北アルプス三大急登! 個人的にキツかったのは、第三ベンチから富士見ベンチの間でした」。遠くに見える燕山荘目指して、一歩一歩がんばります
ーー憧れの燕岳での小屋泊はいかがでしたか?
じょん
星空を撮りたいと思って、カメラに加えて三脚も背負って登ったんです。
登っている時に下山中の方から、「午前1時に起きるといいですよ」とアドバイスもいただいて楽しみにしていたんです。夕方、燕山荘についた時はガスがあって、槍ヶ岳や大天井岳は見えませんでした。
夜は雲が晴れるかなぁと思いながら早めに寝て、1時に起きて外に出てみたら……満点の星空! 願い事が追いつかないほどの流れ星! 雲が晴れて槍ヶ岳が見えました。槍ヶ岳のシルエットには、初めて見た私だけでなく、一緒に登った仲間たちも大感動です。
1時間だけ撮影しようと思っていましたが、2時間近く撮影してしまいました。三脚とカメラを持って燕山荘の周辺をウロウロしながら、最高の時間を過ごしました。
こういうときにも、熱いコーヒーが飲めたら最高ですね。次回はチャレンジしたいと思います。
天の川までくっきり見える、満点の星空。仲間と、登りの苦労、星空や朝焼けの感動を分かち合い、下山後はコーヒーを飲みながら山行の振り返りを。「登山のおかげで、本当に素敵な仲間とめぐりまいました」
体を動かすことが好きで、「マラソンと登山が趣味」というひろちゃんさん。
キツい登りもなんのその。月に2・3回は、山仲間と一緒に日帰り登山を楽しんでいます。投稿してくれた写真は、生瀬富士(茨城県)の山頂付近と日本三名瀑といわれる「袋田の滝」の上流での様子。
1回の日帰り登山で2、3杯は飲むというコーヒー好き。できるだけ荷物を軽くしたいため、熱湯を入れたポットとスティックタイプのコーヒーはマストアイテム
ーー投稿してくださった写真はどの山で撮影したものですか?
ひろちゃん
5月に、茨城の生瀬富士を登ったときの写真です。生瀬富士の眺望は南側がよく見えるのでコーヒーを飲んで休憩していると、「茨城ジャンダルム」の手作り看板を持参している登山者の方が話しかけてくださって、案内してもらうことになりました。そんな場所があることを初めて知りました。
岩稜滞を一歩一歩慎重に進み茨城のジャンダルムへ。看板ならぬ、うちわをお借りして写真をパチリ!
ーー下山途中のコーヒー休憩の写真(冒頭の写真)は、水の流れが涼しげですね。
ひろちゃん
下山は、袋田の滝の上流、滝川を渡ることに。この日は水量が多めでしたが、躊躇なく渡る友人の後ろを追って、私もジャブジャブと川へ。この経験は、「濡れても大丈夫なんだ!」と、後の登山に活きています。
青空の下、川の流れの音を聞きながらコーヒーを淹れていると、良い香りが風に乗ってきて至福のひととき。マイナスイオンも最高でした。
霜降高原(栃木県)にて。登山は、気の置けない友人とふたりで行くことが多いとか
ーー山でのコーヒータイムとはどんな時間ですか?
ひろちゃん
“好き”に囲まれている至福のひとときです。山や空、雲、風の自然が好きで、コーヒーが好きで、一緒に登る友との時間が好き。
ソロで登る際は、あまり積極的にコーヒーを飲みたいなぁという気持ちにならず、景色を自分の目に焼き付けて満足してしまうんです。
でも友達と一緒なら、登る前から「山頂の眺望はいいのかな?」「どこで休憩がいいのかな?」とコーヒーを飲む時間をしっかり予定に組み込んでいます。そんな事を考えながら準備する時間も楽しいんです。
山に登るって、自分や家族が元気でないとできないこと。山で友達と一緒にコーヒーが飲む時間は、感謝を感じる時間でもありますね。
この1杯の為に登りたくなる山がある。
この1杯と食べたいメシがある。
この1杯に答えがある。
必要な物はNESCAFE、メシ、スマホ、自撮り棒。これだけがあればいい。
とめどなく放出し続けてしまう意識高い系のオーラ。
気が付くと今日もキメている僕がいる。
勘違い?関係ない。
己の山を超えればイイのさ。
こんなキャッチコピーとともに、自撮り多めの写真を投稿してくれた殿さん。夜勤明けに「朝活」としてトレイルランニングを楽しみ、景色のいいところでコーヒーを飲むのがなによりの息抜きだとか。
山にはアルコールストーブなどできるだけ軽量なギアを持参。水分や補給食をお気に入りのトレランザックに詰めて登っているそうです
ーー殿さんにとって、山でコーヒーはかけがえのないリフレッシュ方法だとか。
殿
マイペースに山に登って、眺望のいいスポットで双眼鏡で景色を楽しんだり、山メシをサクッと作って、コーヒーを飲みながらのんびりするのが最高ですね。
仕事で2年間ほどものすごく忙しい時期があって。登山にはいけないけれど、山でコーヒーを飲んでリフレッシュしなきゃやってらんないなと思った時に、よく自宅近くの展望台へいってました。
最短のルートで登って、コーヒーを1杯だけ飲んで。それだけでも、リフレッシュできるんですよね。
よく行く大政山(茨城県)の展望台は、都内のオシャレカフェ以上に優越感に浸れる、”お山カフェ”なんです。その様子をYAMAPにアップしています(笑)。
ーー大政山=カフェなんですね。
殿
そうなんです。初心者だったときは、コーヒーを楽しんでいるハイカーさんを見て、自分も絶対にコーヒーを山で飲みたい!と憧れて。
でも、どうやって山でコーヒー飲めるのかが全く分からなかった。気軽に山コーヒーを楽しめる近くの山をYAMAPで検索していたら、大政山がヒットしました。
いろんな人の大政山の活動日記を見ていたら、かっこいい写真を投稿していた方がいて。コンパクトなギアやその眺望のよさに釘付けで、自分も大政山でそんなふうにコーヒーを飲みたいと思いギアを揃えました。
初めてコーヒーを淹れて飲んだ時の気持ちは、それはもう”贅沢”を超えていました!この場所は超低山ですが関東の山が一望できて、山コーヒーを飲むためにある場所だと思ってます。
展望台からは、浅間山、赤城山、日光~那須までの山々が眺められる。「大政山は山コーヒーの聖地だと思っています!」
ーー贅沢な過ごし方ですね。
殿
夏は滝のように汗をかくので、バケツも持っていって、下山後に駐車場で水をかぶるんです。大自然の中、トレランをしてコーヒーを飲んで、バケツシャワーですっきりする。
『やる気、元気、勇気』が湧き上がる最高の過ごし方です。
汗とともにストレスもデトックス。淹れたてコーヒーでエネルギーも満タンにチャージ
コーヒーの楽しみ方は十人十色
こんさんや殿さんのように、限られた時間のなか、ひとりでさっと山に登り、自分だけのスタイルでコーヒーを味わっている方。
Kちゃんさん、じょんさん、ひろちゃんさんのように、家族や山仲間との山時間を大切に、コミュニケーションツールのひとつとしてコーヒーを楽しんでる方。
今回のキャンペーンを通して、山でのコーヒーには、いろいろな楽しみ方があることがわかりました。
世代も性別も山の楽しみ方も。それぞれ違う5名の方に共通している山コーヒーの楽しみ方は、「ネスカフェ」のスティックブラックを愛飲してくれていること。
それもそのはず。「ネスカフェ」のスティックブラックは、1本あたり重さはわずか2g。 丁寧に微粉砕した焙煎コーヒー豆をネスレ独自のコーヒー抽出液と混ぜ合わせて乾燥し、ソリュブルコーヒー(お湯に溶かして飲む、粉末タイプのコーヒー)の粉の中に封じ込めるという、画期的な技術「挽き豆包み製法」を採用。
つまり、お湯を注ぐだけで、一杯ずつ淹れたての香りと味わいを楽しむことができるんです。
それだけでなく、スティックタイプブラックタイプのコーヒーは、なんと種類が6つもあります。
お馴染みの「ゴールドブレンド」や「エクセラ」の他、「香味焙煎 ひとときの贅沢」といったコーヒー好きを迷わせるブランドが充実。1日に何杯も飲むコーヒーだから、このブランドの多さはうれしい限り。
さらには、山、自然を愛する皆さんだからこそ、山で飲むコーヒーも自然環境やサスティナビリティに配慮したものを選びたい、という想いがあるのではないでしょうか? 「ネスカフェ」はいちはやく「ネスカフェ プラン2030」として、コーヒー農家の所得向上、若年層と女性の地位向上までさまざまなアクションを行っています。
カップに注がれた1杯のコーヒー。そこにはおいしさだけでなく、人と人を繋ぐ力、疲れを癒す力、笑顔を生み出す力、世界を変える力…。様々な力が宿っているのです。