ふと、「本音で話せる友だちって、今どれくらいいるだろう?」と感じることはありませんか?悩みを分かち合ったり、最近の自分について気軽に話せる友人──。大人になると、そんな関係を築くのは意外と難しいものです。だからこそ、同じ環境で日々支え合い、苦楽を共にする職場の仲間は、実は貴重な存在かもしれません。
YAMAPユーザーの皆さんなら、登山がもたらすリフレッシュや達成感の素晴らしさをよくご存じかと思います。そんな登山を、職場の仲間と一緒に楽しむことで、普段のオフィスでは生まれない新しい絆を育むことができるかもしれません。
今回は、職場の仲間を誘って登山に出かけるという少し新しい取り組みを実践している人たちに、その魅力を聞いてみました。体験者たちのリアルな声や、初心者向けの山選びの工夫もご紹介します。「次の休日、ちょっと山へ行ってみない?」と誘いたくなるヒントがきっと見つかるはずです。
2024.12.20
YAMAP MAGAZINE 編集部
「同僚と登山に行くなんて、どんな感じだろう?」と思う方も多いかもしれませんが、実際に職場の仲間と山へ出かけた人たちは、意外な発見や新しい絆の誕生を体験しているようです。オフィスでは見えない一面が垣間見えたり、自然の中でリラックスして本音を話せたりと、ただの仕事仲間から「大人の友だち」としての距離が近づくこともあるのだとか。
YAMAPは、そんな「同僚と登山に行ってみたら?」を実践した人たちのリアルなエピソードを集めました。自然の中で過ごすことで得られた変化や、山で生まれた新しいつながりについての声をお届けします。職場の仲間を山へ誘ってみたくなるヒントがきっと見つかるはずです。
インタビューを通じて見えてきたのは、同僚と一緒に登山をすることで生まれる、ちょっと特別な「イイコト」。普段のオフィスとは違う環境で過ごすことで、自然と関係が深まり、新しい一面に気づく瞬間もあるようです。ここでは、実際に職場の仲間と登山を楽しんでいる人たちが語ってくれた「イイコト」をご紹介します。
登山では、普段の生活ではなかなか見られないような壮大な景色に出会える瞬間があります。その一方で、急な坂を登ったり、長い道のりで汗をかいたり、息が上がって苦しい場面もあります。そんな「感動」や「ちょっと大変なこと」を仲間と一緒に体験することで、自然と絆が深まり、少しずつお互いの信頼感が育まれていくようです。
長い時間を一緒に過ごすと、「普段は見えない一面」がふと垣間見えることがあります。早朝に集合して山を登り、夕方に下山。その後、温泉や食事に行くとなれば、登山の日は自然と仲間と長い時間を共有することになります。歩きながら交わす何気ない会話から、お互いの意外な一面に気づくことも。登山を通して、普段の仕事では知り得ない仲間の素顔を知る、そんな瞬間にも出会えるかもしれません。
森林の中での活動は、ストレスホルモン(コルチゾール)を低下させ、リラックスした状態に導くことが確認されています。「体を動かすことで気持ちがすっきりして、山から戻った後もエネルギーが続く感じがする」という実践者の声からもわかるように、登山は仕事での集中力や創造力の向上にも寄与する、効果的なリフレッシュの手段とも言えるでしょう。何気ない会話の中から、アイデアが芽生えるなんてことも、あるかもしれません。
とはいえ、いざ同僚や友人を山へ誘おうと思っても、相手が山に興味がなければなかなか話は進みません。行けば絶対楽しいけれど、誘い方が難しい…!そんな思いを抱えた方へ、YAMAP社員が実践するお誘いメソッドをご紹介。同僚を山に誘いたいと思ったときのヒントとしてご活用ください。
初めての登山の誘い方|登山未経験者の友達を山に誘うときのポイント
日常を少し離れて自然の中で過ごす時間は、仲間との距離をさらに近づけてくれる貴重なひとときです。職場では見られないお互いの一面に触れ、気持ちもリフレッシュできる登山は、単なるレジャーを超えて、新しい友情を育むきっかけになるかもしれません。
次の休日には、ぜひ同僚に「一緒に山へ行ってみない?」と声をかけてみてはいかがでしょう。自然の中で過ごす特別な時間が、きっと思いがけない素敵な思い出と新しい絆を生んでくれるはずです。