全国の山好き、登山好きを対象に行われる恒例イベント「夏のYAMAPフォトコンテスト」。2020年はYAMAPアプリに加えInstagramからも作品を募集しました。応募総数は8400作品、「日本にはこんなにも綺麗な山の絶景があったのか!」と驚かされる秀逸な作品が数多く寄せられました。厳選なる選考の結果、栄えある大賞3作品と入選7作品の10作品が決定!その作品たちを一気にご紹介します。
YAMAPフォトコンテスト2020
2020.09.01
YAMAP MAGAZINE 編集部
撮影者:mdk. / YAMAPアカウント
タイトル:陰影~夕刻の女王~
撮影場所:燕山荘
コメント:黒雲に巻かれた夕刻時の燕岳。そこに広がる景色を一瞬にして飲み込んでしまうほどの雲とその雲間から射す1年の最後の夕陽が魅せる一瞬の演出。その美しさに身震いをし、その姿は一瞬にして胸に焼き付けられました。
受賞コメント:それぞれの特別な瞬間を切り取った数ある作品の中から選出していただき、本当に有難うございます。特別な思い出が更に特別なものとなりました。いま私がこんなにも山との繋がりを感じられるのは紛れもなくYAMAPさんのおかげです。これからも山が大好きな1人として、山ととことん向き合いたいと思います。あぁ嬉しい🙈
YAMAPからのコメント:北アルプスの女王と呼ばれる燕岳。白い花崗岩と高山植物が織りなす色味やフォルムは多くのハイカーを魅了し、YAMAPでも数多くの写真を見ることができます。mdkさんの写真はそんな燕岳の珍しい表情と美しい光と陰影が収まっていました。
撮影者:つよし / YAMAPアカウント
タイトル:朝の光を浴びて
撮影場所:北海道清水町 剣山
コメント:カーテンのように射し込む朝の光 この瞬間が一番好きです。
受賞コメント:自分の撮った写真が受賞されるとは、本当に驚き、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
YAMAPからのコメント:樹林帯を歩いているときに降り注ぐ朝日は本当に美しいですが、ここまで美しい朝日のシャワーを浴びれたら日常の悩みも優しく流してくれそうです。白いTシャツにこの写真がプリントされたら、とても素敵なものになるだろうなと想像ができました。
撮影者:Go Suzuki @endlesssummer10 / Instagramアカウント
タイトル:Take you to my precious.
撮影場所:爺ヶ岳
コメント:稜線に滝雲、剱岳のシルエット。美しく妖しい闇と光の狭間の世界。夏の夕暮れはなぜか少し切ない気持ちになります。
受賞コメント:8400作品の中からまさかまさかのこのような大きな賞をいただけて本当に嬉しいです!これからも山の呼吸を感じれるような作品を撮り続けたいと思います!本当にありがとうございました!
YAMAPからのコメント:稜線、滝雲、剱岳のシルエット、夕空。これだけ聞くと情報量が多いですが、これらが「ここしか無い」というようなレイアウトで一枚の写真に収まっていることが素晴らしいです。劇的な景色なのに「夏の終わりの夕日」だと思うと、本当に切なく見える柔らかさ・不思議さもありました。
撮影者:tk
タイトル:山に挑む
撮影場所:
コメント:山に挑むかのようにキタキツネが山に向かって歩いていました。その姿は堂々たる挑戦者のような雰囲気を醸し出していました。山の上から見る光景も絶景ですがこれから登る山の大きさ、偉大さは登山前から教えてくれることがあります。
YAMAPからのコメント:色合い、地平線の切り方、そしてストーリー性。とても素晴らしいです。
撮影者:立花 京志朗 / YAMAPアカウント
タイトル:天空の城 大野城
撮影場所:福井県大野市 戌山山頂付近
コメント:前日からお天気とにらめっこして雲海が発生する絶好の条件であることが分かり、日の出の時刻に山頂に到着する予定で戌山登山を開始。到着した瞬間にお城が姿を現してくれました。初戌山登山、初雲海、初天空の城に出会え、歓喜にあふれその後たった5分間でしたが荘厳な雰囲気を味わえ私の記念すべき一枚となりました。
YAMAPからのコメント:山と城の美しさがこの上なく引き出されていて、現実の絵とは思えないほどです。
撮影者:たけん / YAMAPアカウント
タイトル:赤岳、厳冬期の姿を求めて
撮影場所:赤岳と横岳の中間
コメント:厳冬期、誰もいない、貸し切の登山が好き。アルプスにも引けを取らない八ヶ岳、特に大好きな赤岳の大迫力は壮観です。何気なくシャッターを切りましたが、とてもお気に入りの1枚になりました。
YAMAPからのコメント:これぞ赤岳!という構図。青みがかった山の陰影が美しく、富士山もバッチリです。
撮影者:土庄 雄平 / YAMAPアカウント
タイトル:紅葉のスポットライト
撮影場所:涸沢岳・ザイテングラード下
コメント:ザイテングラードへ足をかけると、涸沢キャンプ場を照らし出す光。束の間、紅葉の主役と脇役が逆転した瞬間に立ち会いました。
YAMAPからのコメント:太陽と空が「ここだよ」と導いてくれたようなスポットライト。その瞬間を切り取ったことが素晴らしいです。
撮影者:園田 悠太 / YAMAPアカウント
タイトル:朝の白山
撮影場所:白山(御前峰)
コメント:今まで見た中で最高に美しい日の出でした。
YAMAPからのコメント:心が洗われるような日の出。白山という場所の力もあって神聖な気持ちになれます。
撮影者:ノラノ コタツ / Instagramアカウント
タイトル:星空の大天井 槍と穂高
撮影場所:大天井岳山頂
コメント:槍ヶ岳ピストン表銀座縦走のナイトハイク中に、大天井岳山頂に立ち寄り撮影。これから歩く喜作新道、朝にはつくであろう槍。北アルプスの夜空に浮かぶ天の川は、言葉にならないほど美しい。
YAMAPからのコメント:縦に伸びる美しい天の川と山のシルエットの際立ちが素晴らしいです。
撮影者:黄昏ほーむ / YAMAPアカウント
タイトル:頂上への線形
撮影場所:御在所岳
コメント:御在所岳のロープウェイの線形と秋の木々、空のコントラストが美しく撮影しました。
YAMAPからのコメント:応募作品に自然風景が多い中、あえて人工物を使うアイデアが素晴らしく写真にも幾何学的な面白さがありました。
大賞3作品は全国のグラニフ・グラニフオンラインストアにて「YAMAPフォトコンテストTシャツ」として9/25にリリース予定。実際に店舗で購入が可能です。
さらに入選7作品も「YAMAPフォトコンテスト オンデマンドプリントTシャツ」として、グラニフオンラインストア、グラニフ原宿ギャラリーで下記期間で注文可能です。(※こちらは実店舗での販売はありません)
YAMAPフォトコンテスト オンデマンドプリントTシャツ 注文期間
1次受付期間:2020年9月25日(金)〜2020年9月29日(火)
2次受付期間:2020年10月2日(金)〜2020年10月12日(月)
昨年に引き続き、グラニフの原宿ギャラリーで10作品を展示。Tシャツもその場で注文が可能となっています。
YAMAP PHOTO CONTEST 2020 展
会場:グラニフ原宿ギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンドビル1F
03-6419-3053
会期:2020年9月25日(金)~10月11日(日)
時間:11:00~20:00 入場無料
YAMAPとグラニフがコラボしたTシャツもグラニフで発売中です。肌触りのよいコットンの素材で、日常にも馴染むデザインに仕上がっています。