世界遺産屋久島。登山者なら、「いつかは歩いてみたい」と思う憧れの場所でしょう。実は、そんな屋久島の登山ガイドの間で、数年前からHOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)のシューズが話題になっているんです。たしかにトレッキングシューズとしての性能に定評はあるけれど、「なぜ屋久島で、HOKA ONE ONE?!」と、半信半疑の取材班。でも、実際にガイドの声を聞いてみると納得。その理由を、最新モデルである「HOKA ONE ONE ANACAPA(アナカパ)」のレビューとともにお届けします。
2022.03.03
小林 昂祐
撮影と執筆業
「HOKA ONE ONE アナカパ」は、登山者のために開発された本格モデル。アッパーには軽量なレザーを使用し、耐久性を向上させている。メッシュやシューレースにリサイクルポリエステルを使用するなど、環境にも配慮。HOKA ONE ONEの魅力であるクッション力に優れたミッドソール、歩きを支えるメタロッカーテクノロジーなど、登山シーンで役立つ機能が満載されたモデルだ。ラインナップは、縦走登山や安定感を求める登山者向きの「ミッドカットモデル」と、軽快な歩きを求める登山者のための「ローカットモデル」の2種が用意されている。
屋久島で登山ガイドと撮影のコーディネートを手がける、「屋久島メッセンジャー」の菊池淑廣(きくち よしひろ)さん。17年前に東京から屋久島に移住、15年前から登山ガイドとして活躍してきた。そんな菊池さんがHOKA ONE ONEに出会ったのは2年ほど前。腰と股関節を痛め、クッション性に優れたHOKA ONE ONEのシューズが効果があるのではと試したところ、「劇的に疲労(蓄積)が減り、以前感じていた痛みも気にならなくなった」のだという。
屋久島のガイド業はとても過酷だ。ハイシーズンになれば毎日のように訪れるお客様を、縄文杉や白谷雲水峡といったコースへと案内する。いくら山に慣れたガイドといっても、蓄積する疲労の大きさは想像を超えるものだろう。
菊池さん:縄文杉コースは往復で22kmあります。そのうち17kmがトロッコ道と呼ばれる木道歩きです。登山コースとしては長い方だと思います。縦走登山となれば、場合によっては30kgにもなる荷物を背負って山を登るんです。
連日登っていても筋肉痛にはならないのですが、長い距離を歩くので足の裏に痛みが出ることはよくあります。でも、HOKA ONE ONEのシューズを履いてからは、その悩みもなくなりました。クッション性と歩きをサポートするメタロッカージオメトリーの効果で歩行時の疲労がかなり軽減されたのだと感じています。
はじめて履いたときはとにかくクッション性の高さ、ふわふわ感にものすごい違和感を覚えました。これまでの登山靴にはない浮遊感に、「この靴、大丈夫か?!」と思うくらい。雲の上を歩いているような感覚ですね。でもその衝撃吸収力と歩きやすさを知ってからは、もう手放せなくなっています。屋久島のトレッキングのためのシューズなのでは?と思うくらいです。
HOKA ONE ONEの魅力を感じた菊池さんは、屋久島メッセンジャーの所属ガイドをはじめ、ガイド仲間にも紹介した。すると、ガイド仲間はみな同じような悩みを抱えていることを知る。
菊池さん:屋久島には、縄文杉コースをメインに案内しているガイドさんもいるんです。やっぱり足の痛みを抱えていたりして、HOKA ONE ONEのシューズを試してもらうと、良さを実感してくれたんです。クッション性と言っても、やはり履いてみないと効果は実感できません。そしてまた口コミで広まっていって、今では屋久島のガイド約120人のうち、1〜2割くらいの人はHOKA ONE ONEを履いたことがあるはず。それだけ屋久島の登山で効果を発揮してくれるシューズなんです。
HOKA ONE ONEの機能性は、ガイドだけでなく一般の登山者にも有効だと菊池さんは話す。屋久島の登山者の多くは、比較的登山歴の浅い人、もしくは旅行者。そんな山歩きに慣れていない人にとって、縄文杉コースや白谷雲水峡コースを歩くことは体力的にも負荷が大きい。
菊池さん:屋久島に訪れる方は、やはり限られた日程で屋久島を旅するので、縄文杉に行って、翌日に白谷雲水峡に行くというプランを組んでいる方も多いんです。でも縄文杉に行ったものの、「疲れ切ってしまって翌日もう行けません…」というケースも少なくありません。それだけ、屋久島の山はハードなんです。
そういう方にとって、HOKA ONE ONEが最高のシューズだと感じています。屋久島に来る方は、雨が多いからレインウェアなどの雨対策はバッチリ。靴は山歩きを考えてがっしりした登山靴を履いてくる方もいるのですが、トロッコ道では重い登山靴だとかえって疲れてしまいます。特に縄文杉コースでは、登山だけでなくウォーキング的な歩き方も必要になるので、軽量で歩きやすいHOKA ONE ONEのシューズの方が適しているんです。
ガイドだけでなく、屋久島を訪れる登山者にとっても、HOKA ONE ONEのシューズは有効だと菊池さん。しかし、具体的にどのようなシーンで、どの機能が効果を発揮するのだろうか?
そこで、発売したばかりの新作「HOKA ONE ONE アナカパ」を、実際に屋久島の山を歩き、レビューしてもらうことに。屋久島メッセンジャーの所属ガイドの2人に、屋久島を代表する山岳のひとつである「黒味岳(くろみだけ)」と樹齢千年を超える屋久杉の森「ヤクスギランド」をそれぞれ巡りながら、インプレッションを紹介していこう。
屋久島の山々を知り尽くしたガイドの2人。室井ガイドはヤクスギランドをローカットモデルで、伊熊ガイドは黒味岳を「HOKA ONE ONE アナカパ」のミッドカットモデルで歩く。多彩な表情を見せる屋久島で、「HOKA ONE ONE アナカパ」はどのような効果をもたらすのだろうか。ガイドの2人と実際に山を歩きながらインプレッションをお届けしよう。
「HOKA ONE ONE」の最大の特徴は、「まるでマシュマロ」とも称されるクッション性に優れたミッドソール。すでにトレッキングをはじめトレイルランニングやファストパッキングでその実力は証明されているが、屋久島ではどうだろうか。
室井ガイドと向かったのは樹齢千年を超える屋久杉を間近で見ることのできる「ヤクスギランド」。標高は1,000~1,300mほどで、270ヘクタールもの広大な自然林に5つのコースが設定されている。5つのコースは、0.8kmから4.4kmまであり、体力や目的に合わせて選ぶことができる。
一歩トレイルに踏み込んでみると、「ヤクスギランド」という軽やかなネーミングから抱くイメージとは異なり、幻想的な森に佇む屋久杉の姿と対峙することができる。一方で、ヤクスギランドは屋久杉をはじめとする自然を多くの人に楽しんでもらうことを意図しているため、木道や階段など整備が行き届いているのも特徴だ。
「HOKA ONE ONE」の最大の特徴であるクッション感のあるミッドソール。その効果は木道歩きでも体感できると室井ガイドは話す。ガイドという職業柄、重い荷物を背負って歩くことも多く、踏み込む際に衝撃が吸収されることで疲労軽減になるのだという。
室井ガイド:これまでは、登山と言えばソールが固いがっしりとした靴の方が足裏のダメージが少ないとされてきましたが、ソールが柔らかくてもクッション性があればダメージは軽減されます。「HOKA ONE ONE アナカパ」であれば、シューズ自体も軽量ですし、クッション性のおかげで歩行時の疲労蓄積はかなり抑えられると思います。その分、屋久杉を眺めることに集中できたり、より長いコースを歩くこともできるでしょう。
続いて、黒味岳登山に同行してくれた伊熊ガイドのインプレッションを紹介しよう。
黒味岳は屋久島の中心部に位置する1,831mの山で、屋久島では6番目の高さを誇る。ツアーで行くことも多いという黒味岳だが、コースタイムは往復で8〜9時間ほど。また、距離も往復で10km以上、標高差は500m以上と健脚向けのルートとなっている。
そんな黒味岳で「HOKA ONE ONE アナカパ」のクッション性を実感したのは「下り」のシーンだと伊熊ガイド。
伊熊ガイド:屋久島の登山道のなかでも比較的急峻なルートということもあり、下りのときの足にかかる負荷がとても大きいんです。バックパックの重さと自分の体重が、衝撃とともに片足にのしかかるのですが、ミッドソールのクッションがしっかり受け止めてくれます。「HOKA ONE ONE アナカパ」を履いたときに、ふわふわする感覚に楽しさを感じたのですが、実際に山に入ってみると、下山時のストレスが大幅に軽減されていることを実感しました。
HOKA ONE ONEの最大の特徴と言っても過言ではない、クッション性に優れたミッドソール。履いた人が口を揃えて言うのは「もう他のシューズに戻れない」という言葉。はじめはマシュマロのようなフワフワした感覚に驚いたという2人も、すぐに慣れたと笑っていた。まずは店頭で試してみるか、軽めのハイキング用として導入してみるのがいいだろう。慣れたらフィールドを広げていけばいい。そのうちに柔らかいクッションによる歩きやすさ、疲労の少なさといったベネフィットに魅了されるはずだ。
次は、足運びを支えてくれる「メタロッカージオメトリー」についてフォーカスしてみよう。この仕組みは、つま先とかかとを滑らかに削ぎ落とした舟底型のソール形状によって、車輪のローリング運動のような足運びを実現してくれる機能。長距離の歩行やランニング時の足運びがスムーズになり、パフォーマンスが向上する効果がある。
室井ガイド:今回歩いたヤクスギランドはもちろんのこと、縄文杉コースのようにトロッコ道と呼ばれる木道歩きにはかなりありがたい機能です。17kmもあるトロッコ道は木道の水平移動がずっとつづくのですが、あまり山歩きに慣れていない人だと辛さを感じてしまうことも。メタロッカージオメトリーは前に進む力を与えてくれるので、自然に足が出るんです。距離を感じないというか、あっという間にトロッコ道が終わってしまったと感じるくらい。ガイドでは毎日のようにトロッコ道を往復することもあり、日々の負荷の軽減にもなりますね。
伊熊ガイド:黒味岳の往復でも10km、宮之浦岳を経由しての縦走では20km以上の距離になります。そんなときはメタロッカージオメトリーの推進力はかなりの支えになってくれます。クッション性との相乗効果もあり、踏み込んだ足が接地した瞬間には体が前進しているイメージですね。縦走では荷物量もかなり多く、お客さんの食材を担いで行くこともあります。シューズが推進力を与えてくれることで歩行が楽になりますし、何より歩いていて気持ちがいいですね。
もうひとつ、室井ガイド、伊熊ガイドともに注目したのが、「HOKA ONE ONE アナカパ」のかかとに設けられた引き手。脱ぎ履きのしやすさだけでなく、歩行時の安定感にもつながっている機能なのだとか。
室井ガイド:これまでのHOKA ONE ONEのシューズにはなかったと思うのですが、足を入れてから引っ張ることでスムーズに履くことができます。ローカットモデルの場合はかかとが当たってスレてしまうこともあったのですが、この引き手がクッションも兼ねてくれるので、当たりを軽減してくれています。
伊熊ガイド:「HOKA ONE ONE アナカパ」は、シューズのフィット感がかなり高く設計されています。入口は狭いのですが、足を奥まで入れるとぴったりと固定されるような感じ。足がシューズ内で横滑りしにくく安定するため、木の根や岩が多く歩きにくい登山道でもシューズを信頼して踏み込めますね。シューズの入口が狭い分、足入れしにくいのをカバーしてくれるのがこの引き手なのですが、山小屋などで脱ぎ履きするときもスムーズですね。
つま先とかかとが上がったメタロッカージオメトリーの形状。横から見ると靴底の曲線が一目瞭然。足が地面に着いた瞬間に回転するように前へと足を出してくれ、体重を前にかければ推進力を得ることができる。伊熊ガイドが言うように、長距離歩行時にはかなりサポート力が高い機能となっている。
屋久島のなかでも人気の高い縄文杉コース。「屋久島に来たなら縄文杉を見たい!」という方は実際多いという。往復で22kmは、健脚の登山者向けと言えるが、このメタロッカージオメトリーとクッション性があれば、長距離歩行の負荷を確実に軽減でき、山歩きに慣れていない人にとっても安全な登山につながるのではないだろうか。その効果はガイドである2人がすでに実証済み。これから屋久島に行く、縄文杉コースを歩きたいという方には、検討してみる価値があるはずだ。
「1ヶ月に35日雨が降る」とも表現される屋久島。それだけ雨が多い島なのだが、実際取材に訪れた数日間のうち雨の降らない日はないほど。もちろん山の上でも屋久島の雨の洗礼を受けた。
そこで気になるのが防水性。「HOKA ONE ONE アナカパ」はローカットモデル、ミッドカットモデルのいずれもがゴアテックスメンブレンによる防水仕様となっている。その防水性は屋久島ではどのように役立ったのだろうか。
伊熊ガイド:あいにく黒味岳登山の日は朝から雨。ガイドとしては屋久島の雨は慣れているのですが、ふだん雨の日に登山をしない人にとっては雨対策の必要性を痛感すると思います。登山道には水溜りも多く、レインウェアを上下着込んでも、足元は濡れてしまうのは仕方ないことと捉えていますが、「HOKA ONE ONE アナカパ」を履いてみて驚いたのは防水性の高さでした。
ジャブジャブ水溜りのなかに踏み込んで行っても濡れないんです。ゴアテックスのおかげもあると思うのですが、ミッドソールが厚いので、その分アドバンテージがあるように感じました。水溜りの深さが3〜4cmくらいであればソールしか水に浸からないので、一般的な登山靴よりも深さに対して有利なのでしょう。
足の甲あたりまで水に浸かってみたところ、一瞬「ヒヤッと」水の冷たさを感じるのですが、シューズ内は濡れておらず、防水性の高さはかなりのものだと思います。
室井ガイド:雨は降っていないが、水溜りがあるような日。長靴では動きにくいですし、やはりローカットモデルを履きたいと思うのですが、防水性がないと水溜りで浸水してしまいます。ヤクスギランドでも雨が降れば水溜りができますが、「HOKA ONE ONE アナカパ」は防水性があるので、木の根を踏んだりせずに登山道の真ん中を歩くことができます。
夏場なら濡れてもいいのですが、春や秋などの気温が低いシーズンは足の濡れは体力を奪ってしまいます。屋久島というと南の島というイメージを持つ方も多いのですが、冬には雪も降りますし、本州のアルプスと同じような気象の日もあります。足を濡らさずに歩けるのは、ガイドとしてはもちろんですが、登山者にとっても安心につながる機能なのではないでしょうか。
実際、黒味岳でもヤクスギランドでも、足元の水溜りに出くわすシーンはかなり多かった。水溜りを避けて登山道の脇を歩くこともできるが、世界遺産にも登録されるほどの貴重な屋久島の自然。できるだけダメージを与えたくない。そんなときに水溜りのなかでも気にせず歩けるのは気持ちがいいものだ。「濡れない」という安心感が雨の日の登山を楽しくしてくれると気づかせてくれた。
登山靴を選ぶ上で気になるソールのグリップ力。滑らずにしっかりと地面を捉えてくれるのか、不安定な足場でも信頼できるのか、気になるポイントだろう。結論は、かなり優れていると太鼓判を押せるものだった。
「HOKA ONE ONE アナカパ」には、「メガグリップ」と呼ばれる、登山者にはお馴染みのアウトソールメーカー・ビブラム社製のソールが採用されている。前後左右、どの方向からも確実に地面を捉えてくれ、岩場や木の根が多い登山道、木道など、あらゆるシチュエーションで効果を発揮してくれた。
伊熊ガイド:屋久島はもともとマグマが海底プレートを押し上げて隆起した島だったこともあり、標高が高いエリアでは花崗岩が露出しています。黒味岳でも、山頂付近はその花崗岩を登るようなシーンが頻繁に出てきます。
斜度がある岩場で、つま先からかかとまで滑ることなく、安心して踏み込めました。雨が多く、湿度が高いため、岩と言っても苔が表面を覆っている場所も多いのですが、丁寧に足を置けば滑ることがないのも嬉しいポイント。当然のことながら、滑って転ぶのは危険。気にして歩くのは結構ストレスが溜まるんです。滑らないという安心感がシューズに対しての信頼となり、登山に集中できますね。
室井ガイド:屋久島というと苔の森を思い浮かべる人も多いと思います。実際、苔が生育しやすい多雨多湿な環境なのですが、川沿いの登山道は晴れの日でも湿っていることも多く、木道や岩の上は滑りやすくなっています。
ヤクスギランドをはじめ、縄文杉など、木道が整備されているコースでは、滑りにくいシューズとそうでないのとでは楽しさが変わってきます。「滑りそう」と気にして歩いていると楽しさが半減してしまうんです。
もちろん、100%滑らない靴というのはないのですが、「HOKA ONE ONE アナカパ」はかなり滑りにくいと感じました。素材の相性もあるかもしれませんが、踏み込んだときに水が逃げやすいソールパターンも効果的なのだと思います。
花崗岩の岩場、木道、木の根が露出した登山道など、さまざまなシチュエーションで「メガグリップ」の効果を実感できた。ソールの凹凸がしっかりと地面を捉えている感覚を足の裏で感じることができたし、滑りやすいシーンでもシューズ全体で接地することで高い安定感が得られた。
もし、雨の日にシューズが滑るという悩みを抱えていたのなら、「HOKA ONE ONE アナカパ」はひとつの選択肢になるだろう。屋久島だけでなく、尾瀬のような木道がつづく道などさまざまな山域で効果を実感できるはずだ。
黒味岳、そしてヤクスギランドと、2人の現地ガイドとともに実際に歩き、「HOKA ONE ONE アナカパ」の実用性を確かめてきた。特徴的なクッション性、歩きをサポートするメタロッカテクノロジー、雨から守ってくれる防水性、花崗岩や木の根でも滑りにくいアウトソール、そのどれもが屋久島登山で威力を発揮してくれた。
「あまりにも出来過ぎでは?」と思うかもしれないが、冒頭で紹介したように、屋久島でのHOKA ONE ONEの可能性は菊池さんが開拓したと言っても過言ではない。実際、アメリカで開発されたHOKA ONE ONEのシューズが、屋久島の環境を想定しているとは考えにくい。しかし、その機能のひとつひとつが、屋久島を歩く人たちの支えになっていることは大きな事実だ。
最後に、数多くの登山者を案内している菊池さん、伊熊さん、室井さんが口を揃えて言っていたのは「山歩きに慣れていない人こそ、HOKA ONE ONEを履いて屋久島に来てほしい」ということだった。屋久島はメジャーな旅先のひとつである反面、山では本格的な登山を体験することになる。そのギャップを埋めてくれるのがHOKA ONE ONEだと言うのだ。
重い登山靴で疲れ果て、自然を楽しめないと現地で嘆く前に、軽やかな歩きを実現してくれるHOKA ONE ONEのシューズを手に取ってみてはいかがだろうか。そして、すでに訪れたことがある、次は宮之浦岳などの縦走に出かけたいという方にとっては、よりパフォーマンスを高めてくれる最高の相棒になってくれるだろう。
HOKA ONE ONEのサイトでも屋久島ガイドのレビューを公開中!
取材:小林昂祐
協力:デッカーズジャパン(ホカ オネオネ)