大橋未歩のニュージーランド海外トレイル体験記 #05|さらなる逆境と、ざわつく心を乗り越えて

アメリカのジョン・ミューア・トレイルの山旅から4年——。登山好きとしても知られるフリーアナウンサーの大橋未歩さんが、ニュージーランドの北島にあるエグモント山を周回する「アラウンド・ザ・マウンテン・サーキット」を歩いた“旅の記憶”を綴ってくれました。連載第5回目は、ついに最終回! さらなる逆境が大橋さん夫妻を襲います。ざわざわする心、再び迫る恐怖、再三の道迷い……。下山に至るまでの、臨場感あふれるレポートです。

大橋未歩のニュージーランド海外トレイル体験記/連載一覧

2023.10.12

大橋 未歩

フリーアナウンサー・"歩山"家

INDEX

人生初の山小屋

山小屋に泊まるのは実は人生で初めてだ。人混みが苦手で、いつもテント泊を選んでいた。私の歯軋りがうるさすぎるから避けてきたのもあるのかもしれない。夫から言わせると、冷蔵庫の音に似ているらしい。

「ほら、深夜3時頃、急に『ういーん』って冷蔵庫のモーターが駆動するじゃん。あれ」

あれと言われても。

人間でも動物でもなく、まさかの冷蔵庫に例えられて困惑し、私はふ〜んと返すのが精一杯だった。

テントを張ることも出来たが、ビバークの翌日で疲れ果てていたし、山小屋デビューを飾ることに。料金は1人15$。事前にチケットを買っておいて、無人ポストに投函する仕組みだ。

山小屋一番乗りだった私たちは、寝床をじっくりと吟味し、大小2部屋の小さい方の部屋の、そして2階を選んだ。天井が三角屋根になっていて、徐々に低くなっている。

体育座りをしながらでないと動けない隠れ家のような狭さもワクワクしたし、冷蔵庫の音を最小限に留めるには最適だろう。

同室には誰が来る?

さて問題は、同部屋1階のベッドに来るのは誰?ということ。

ピアだと嬉しいなと思ったけど、やっぱりピアには来て欲しくない気もした。このNZの旅で出会い、これまでのエピソードにも幾度か登場した彼女——。誰かのことを好きになると、それと同時に、自分のことを知られたら失望されるのではないかという不安が頭をよぎるタイプだ。

だから人と距離を縮めるのに実は時間がかかる。アナウンサーを目指したのも、人付き合いが少し苦手だったから。人とべったり付き合っていくことを生業にすれば、自分を変えられると思ったのもある。

荒療治は功を奏して、なんとか20年はこの仕事で食べて来られたし、人に対する苦手意識もだいぶ薄れた気もする。でも結局、混み合う人気の山や山小屋を避けて来たのだから、根本は変わっていないのかもしれない。

そんなことを考えていると、誰かが部屋に入ってくる気配がした。男女が話しながらバックパックをおろしている。

どうやらこの部屋に決めたみたいだ。

同じ部屋になるのはどんな人だろう。身を乗り出してそっと階下を覗く。

Tシャツのポリエステル生地が、分厚い胸板と屈強な二の腕をあらわにしている。肌は白くて栗色の短髪・・・。

あ、あの人だ!

昼過ぎ、彼らが小屋に到着した時だった。

ベンチでくつろいでいる夫を見た瞬間「Are you Chinese !? Acho————!!!!!」とカンフーのノリで話しかけてきた男性だ。その挨拶に私たちは面食らったし、テンションの高い人だなと思った。

かと思えば一転、日が暮れると、誰よりも小さな声でパートナーの女性と話し始めた。不思議なことに、彼がヒソヒソ話をすればするほど、あの人ヒソヒソ話をしているなと、逆に周囲に意識させる人なのだった。

そして、自分たちもあれくらいの小声で話さなければいけないのではという暗黙の規律のようなものが小屋全体に伝播して、私たちは妙な緊張感に包まれた。

彼の装備を見ると、十分に山に慣れた人だということは即座に分かったから尚更だったのかもしれない。

心の喉に小骨が刺さる

翌朝、ちょっとした事件が起きた。

「グッモーニング」

起きて彼と目が合ったので、挨拶をしたら、無視されたのだ。

あれ? 気のせいかな・・・。朝ごはんの支度をしている時にも彼とすれ違ったので、微笑みかけてみたが、彼は無表情で目を合わせようともしなかった。

昨夜の小声と一緒で、彼は、無表情を作ろうとしていることを相手に十分に意識させる無表情を浮かべる人なのだった。明らかに何かに怒っている。

「あの人、なんか怒ってるよ。うるさかったのかな。ねえ私歯軋り酷かった?」

夫に聞くと、
「俺はわからなかったな。ま、しょうがないでしょう。小屋ではあることだよ。出発前に謝ればいいよ」

夫はあっけらかんとしている。私は気まずさに耐えられなかった。彼とすれ違う度に、体が強張って、呼吸が浅くなった。

山歩きでのすれ違いざまの微笑み合いが好きだ。微笑み合うと、それだけで空間に平和が広がる。

もう二度と会わないかもしれない人々との、かりそめの友好かもしれない。でも私にとっては山での好きな時間だった。

だから無視されたという事実に、自分でも驚くほどダメージを受けていた。

荷物の準備が完了し、あとは出発するだけという段になり、夫と二人で男性に近づく。

まごまごしている私の傍で、夫が先陣を切ってくれた。

「昨日の夜、うるさかったかな。ごめんね」
私も「ごめんなさい」と続けた。

すると男性はようやくこちらの目を見て「いいよ」と言った後に、「今日はどこ行くの?」と聞いてくれた。

「Lake Diveに向かうよ」
「Lake Diveの小屋は焼け落ちてるからね」
「そうみたいだね」
「水場もないからね」

水場がない!?

それは初耳だった。

Lakeというからには水は豊富にあると思い込んでいた。彼は最後に貴重な情報をくれたのだった。

でも、驚いている私たちに彼がちらっと向けた視線が、喉に刺さった小骨のように、引っかかった。

山に十分通じている人なのだろう。山歩きを愛するからこそ、様々なルールを自分の中に忠実に持っている人なのだろうということで、自分を納得させた。

嫌な予感、再び…

私たちは4日目を歩き出した。熱帯雨林の湿度のせいか、どこか重たい空気を纏いながら、何本か渡渉を繰り返していた。

そんな時だった。

「なんか渡渉、多くない?」

夫の声で我に返る。

そういえば・・・。出発前、ビジターセンターの職員さんが、丁寧に説明してくれたことを思い出した。

「ここは気をつけて。Waiaua Gorge HutからLake Diveまで10kmで7〜8時間。ここはルートが2通りある。高度が高い方と低い方。上のルートは、急な登りもあるけど登り切ってしまえば眺めがいい。

でも下のルートはおすすめしないわ!ぬかるんでいて、森林も深いから大変よ!生い茂った木がトレイルを侵蝕している。Waiaua GorgeHutを出発してすぐに分岐点があるから、そこで上のルートを選択するといいわ!」

嫌な予感がした。

間違いなく高度は上がっていない。慌ててGPSを起動し地図を開いた。

自分たちの居場所を示す青点を見とめた瞬間、ドクンという振動で心臓が波打った。

私たちは、分岐点をとうの昔に通り過ぎて、おすすめしないと言われていた下のルートを、しかもかなりの距離を進んでしまっていた。

いつの間に。

なぜ!? なぜ気づかなかった!?

血の気が音を立てて引いていく。

もう、前に進むしかない

今朝出発してからずっと、私の頭の中は、あの男性の怒った顔に支配されていた。人からあんなに分かりやすく、敵意を持って無視されたのは久しぶりだった。

そして、謝りに行った時に向けられた視線。どこか馬鹿にするような、嘲りみたいなものを感じた気がした。

そのことが心に陰を落としていた。

どうすれば良かったのだろう。
どうすれば、あんなに怒らせないで済んだのだろう。
あの視線はなんだったのだろう。

歩いている時も、今朝起きたことばかりクヨクヨと考えていた。そのせいで下ばかり向いていたのだろうか、分岐点の標識にさえも気づかなかったのか。

「分岐点まで引き返す?」
「いや、もうこんだけ距離来ちゃってるから、厳しいね。日暮れに間に合わない」

進むしかない。

ビジターセンターの職員さんの言う通り、ぬかるみと渡渉の連続だった。テープを巻き戻しては再生するように、機械的に渡渉を繰り返した。

ぐらつく足元、揺らぐ心

だが次の渡渉は、今までのとは訳が違った。

ところどころで白い飛沫が上がっている川には、中洲があり、そこをしばらく進むと渡渉ポイントのはずだったが、一向にオレンジ色の標識が見えてこない。

そのうち中州は途切れ、今度は体より大きい岩が出現し、岩の上を歩くこととなった。

一歩目を踏み出して、不意に足元の岩間を覗いてしまった。底に流れる川の全貌は、暗くてはっきり見えない。この隙間に落ちてバックパックだけが岩に引っかかり身動きが取れなくなった自分をつい想像してしまい、背筋が寒くなった。

なるべく隙間は見ないように、慎重に足を運ぶ。

しかし、先を歩いていた夫から、標識がないとの報告。私は岩の上で立ち往生。不安定な場所で、またもや道を失ってしまった。地図を広げようにも、体勢を崩した挙句の落下が怖くてサコッシュに手が出ない。

ああ神様。

空を仰ぎ見る。

2日間の青天はどこに行ったのか、厚い雲が垂れ込めている。今にも降り出しそうだ。

悪いことばかりが頭をよぎる。

万が一、雨が降ったら、滑って岩から落ちるかもしれない。そして、万が一、増水した川に落ちたら、溺れるかもしれない。溺れなくても、水に濡れたまま、道が見つからなかったら低体温症になるかもしれない。

来た道を戻るとして、数々超えてきた川が増水したら、渡渉できないくらい増水していたら、戻ることも出来ない。八方塞がりだ。なんとしても、天気が持っているうちに道を見つけなければ。

「足元が安定する場所まで戻ろう!」
来た道を逆行するのはこの旅で何度目だろう。

岩場から中洲に戻り、頼みの綱を開く。どうか地図の声を聞かせて欲しい。そう願いながら睨む。

川の線をなぞっていくと、ほんの、ほんのわずかだが、左に蛇行してこぶのような形を作っている場所がある。トレイルは、そのこぶの手前で、対岸へと導かれているように見えるのだ。

さっき右往左往していた場所も、少しうねっていた気がする。とりあえずあそこをもう一度目指してみよう。

オレンジ色の希望を探して

こぶ地点に着いて対岸の森に焦点を合わせる。体の意識を視神経に全て集中させて、多様な緑色の中に、人工色の違和感がないか、眼球が樹々の葉一枚一枚をスキャンしていく。

葉脈の向こう側に、オレンジ色が透けていないか、瞬きも呼吸も止めて、視線を射る。

すると・・・・

あった!

幾十にも折り重なった樹木のわずかな隙間に、オレンジ色が見える!!

少しでも目を逸らすと見失ってしまいそうなくらい微かな色を頼りに、夫と渡渉して対岸に到着。近くで見ると、確かにオレンジ色の矢印が、朽ちた木と一緒に土に埋もれて空を向いていた。

標識が打ち付けられた木ごと倒れたんだ。だからよく見えなかったんだ。老木ではないから強風だろうか、改めてNZの自然の猛威を思い知る。

ただ、倒れてしまっているだけに、本来の渡渉ポイントがここだったのか確信が持てない。

土手を上がる。この上に標識があれば、正解だったということになる。

しかし、無かったのだ。

土手を駆け上がった先は、10m四方ほどの開けた場所になっていて、その広場をぐるりと森林群が囲み、そのどこを見ても、標識がなかった。

心が折れそうだった。この広大なジャングルで、人間の行先を探すなんて・・・まるで大海の中で、十円玉を探すようなもんじゃないか。気が遠くなる。

全集中の呼吸で森を睨む

地図と照らし合わせて踏み跡と思われる場所を手当たり次第に進むも、すぐに植物は私たちの背丈を優に超えて、断固として先に進むことを拒否してくる。

空を仰ぐ。雲が少しずつ厚くなってきた気がして、焦りに居てもたってもいられなくなる。

夫と中央の広場に戻る。

そして、バックパックを置き、深呼吸をして、仕切り直す。

もう一度、全神経の感覚を眼球だけに集める。人間の行動を想像しながら、足元の植物を舐めるようにたどる。土の隆起、葉の角度、自然の法則から外れている場所はないか、よく見るんだ。

するとほんのわずかだが、草がある一定の方向に向かって倒れている場所がある。ここだけ妙に雑草の向きが揃っていないか。

二人で入って道迷いしないように、夫を待たせて私だけ確認に行く。すがる思いで進んでみると・・・

あった! オレンジ色の標識!!

「あったー!!!!!!! 3つもあったあああ、矢印!!!良かったああああ」

絶望の中探し続けたオレンジ色を、視界の中に確かに捉えて、私は泣きながら夫の方へ戻る。

「いやこれはムズイね、何回迷ったらいいんだよ」と夫。

丁寧に釘で打ち付けられたオレンジ色の標識は、繁った緑に覆い尽くされ、ほとんど視界から消えていた。しっかり整備されたトレイルを、自然の勢いが追い越してしまう。

ようやく道に復帰した。

だが、喜びより、積もりに積もった不安や恐怖が自分の中のリミッターを振り切ってしまった。もう一刻も早く、この森を出たいと思った。

恐怖に囚われ七転八倒

バックパックを背負うやいなや、私は小走りに進み始めた。ちょっとでも長居すると、今度こそ取り返しのつかない、違う運命の扉が開いてしまうかもしれない気がした。

ほんの数ミリ、ほんの数秒、そんな些細なことが連鎖して、最終的に命まで奪ってしまうのが山行なんだ。

ここからはほとんど渡渉もぬかるみもなかった。

鬱蒼とはしているが、ただ平坦な道を歩きながら、私は転んだ。

張り巡らされた木の根っこに足を引っ掛けては転び、倒木に密生した苔で足を滑らせては転び、何もない場所でも転んだ。脛や膝を打ちつける。

致命傷にはならない、青紫の痣が残る程度の打撲を繰り返す。その都度感じる痛みで、恐怖から目を逸らそうとしていた。

そんな私の姿を10mほど背後から見ていた夫が、ついに怒号をあげた。

「いいから落ち着け!!」

夫の怒鳴り声が、樹林帯に響き渡った。

熱帯雨林の湿った葉が叫声の波紋に揺さぶられ、鳥が一斉に飛び立った。

「山では何があっても絶対冷静でいなきゃいけないの。落ち着かないと怪我するぞ。死ぬぞ」

夫の迫力には、横っ面を思いっきり引っ叩かれたような痛みが伴った。そして目が覚めたような気がした。

自分の主導権を恐怖なんかに明け渡してはいけない。しっかりしなきゃ。

「ごめん・・・ちゃんと歩く」

瞳の端には汗か涙か分からないしょっぱいものがこびりついている。それを拭って、再び歩き出す。どんな時も一歩一歩、丁寧に歩く。それしかないのだ。

足裏に土を感じる。

自分の呼吸を聞く。

歩を進めるごとに冷静になっていった。いざという時自分を叱りつけてくれる人と一緒に生きているんだなとふと思った。

大好きなあの子との再会

Lake Dive Hut

この標識を見た時、どれだけ嬉しかったか分からない。

ここまで来ればもう安心だ。命の危険は格段に減っただろう。傾きかけた夕陽がタラナキを照らす。山肌の燃えるような紅色を眺めながら、生きてここに辿り着けた喜びを噛み締めた。

小屋が焼け落ちたテント場は、柱の跡だけが遺跡のように残ってがらんとしていた。

周囲を散策した後戻ってきたら、私たちしかいないはずのテント場に、寝袋がポツンと1つ、ツタンカーメンの棺のように横たわっていた。

ピアだった。

「ピア! 大丈夫だった!?」
「もう道に迷って大変! まずあの川でしょ!? で、川を越えてまた迷っちゃって! 1時間もロスしたわ!」

ピアは顔に少し疲れが滲んでいたものの、声にはいつも通りハリがあった。それにしても、あの場所で1人きりで道を探すなんて、私には到底信じられなかった。

そして、テントを持っていないピアは、焼け落ちた山小屋の跡地に、シュラフ1つを野晒しにして寝ようとしていた。

「ピア、大丈夫? 私たちのテント、3人ならいけると思うから狭くなっちゃうけど入らない?」
「ありがと! でも大丈夫!」
「ならせめてこれ使って」

夫がタープとしても使える自分のレインウエアを差し出した。ピアは喜んで受け取り、それを寝袋の上にかけて一晩を明かした。

夜中少し雨が降った。地面に横たわる寝袋は微動だにしなかった。

翌朝、テントから出るとそこに寝起きのピアがいた。

「眠れた?」
「うん! 結構眠れた!」
屈託なく笑う。

命の強い人だ。

そしてピアは、出発前に昨夜の雨で濡れたレインウエアを十分に乾かして、折目正しくきっちり畳んで返してくれた。ピアはそういう人だ。

冒険を終え、また山を想う

翌朝、頭上には青空が広がっていた。昨日までの波乱の道のりが嘘みたいに、朝陽は柔らかく爽やかで、この時見たタラナキが今回の旅で最も美しかった。

この日下山する予定だったが、またも天候が崩れて、緊急避難小屋とされているロッジに泊まりさらにその翌日、ようやく私たちは無事に下山したのだった。

迎えの車両を待っていると、私たちの装備を見た地元の人がたくさん話しかけてくれた。タラナキを一周したと言うと、異口同音に「Well Done! Brave!(よくやった!)」とみな不思議なくらい讃えてくれる。

何故だろうと思っていたが、迎えに来た車両のドライバーが、このタラナキこそ、ニュージーランドで最もたくさんの命が奪われている山だということを教えてくれた。

パニックになるくらい恐怖に支配されてしまった理由が分かった気がした。むせかえる緑と死の匂いが充満して、命の巡りが手に取るように感じられる山だった

ニュージーランドロングトレイルは、自分にとってちょっぴり苦い思い出だ。でも、山の持つ別の顔を、いや本来の顔を嫌というほど肌で感じられて、忘れ難い旅となった。

東京で暮らしながら、ふと分厚い本を見ると、ピアのことを思い出す。

ピアは母国のチリにも、美しい山がたくさんあると言っていた。

遠いチリの山へいつか旅に出かけるかもしれない。(終)

大橋 未歩

フリーアナウンサー・"歩山"家

大橋 未歩

フリーアナウンサー・"歩山"家

兵庫県神戸市生まれ。2002年テレビ東京に入社し、スポ−ツ、バラエティー、情報番組を中心に多くのレギュラー番組にて活躍。2013年に脳梗塞を発症して休職するも、療養期間を経て同年9月に復帰。2018年よりフリーで活動を開始。幼少期は山が遊び場。2018年には米国ジョン・ミューア・トレイルをセクションハイクしマイペースに山を楽しむ。