山好きなら絶対観たい登山・アウトドア映画を紹介します。昨今の新型コロナウイルスの影響で自宅にこもる日々が続いていますが、そんなときでも登山やアウトドア気分を楽しみたいところ。山やアウトドアを愛するスタッフが集う、登山アプリ「YAMAP」のメンバーによるおすすめコメントにも注目。今後も名作山映画を続々、追加・更新していきますのでお楽しみに!
2020.04.27
YAMAP MAGAZINE 編集部
あらすじ:インド北部と中国との国境近くヒマラヤ山脈にそびえる標高6500mのメルー峰。その山頂部はサメのヒレに似た鋭い形状から「シャークス・フィン」と呼ばれている。前人未到の頂に立つべく、3人ロッククライマーが立ち上がった。
・想像を絶する過酷なチャレンジに、度肝を抜かれっぱなし、圧倒されっぱなし。あまりの壮絶さに少し引いてしまうけど、仲間っていいなと思わずにはいられない、爽快感溢れる映画です。自分が知っている登山とはあまりにもスケールの大きさが違うけど、綺麗な映像を見ていたら山に登りたいなと純粋に思いましたね。(エンジニア:森脇)
・山ゴハンの新定番クスクスにもぜひ注目を。(データ分析:斉藤)
あらすじ:8,000m14座すべてを登頂した登山家オム・ホンギルは、弟子ムテクがエベレスト下山中に遭難死したことを知る。遺体回収のためにすでに引退していたホンギルは再びチームを結成し、愛弟子の元へと向かうのだが…。
・ヒマラヤの8,000m峰14座のすべてを登頂した、韓国の登山家の実話です。山の美しさと、残酷なまでの自然の猛威が見事に表現されています。特に雪山のシーンでの迫力は目をみはるものがあります。また友の大切さも作品を通して感じることができるので、見た後には、きっと「仲間と山に行きたい!」と思うはずです。(営業:大土)
あらすじ:地図を作るために日本全国に設置された三角点。明治時代、日本最後の空白地帯と言われた越中剱岳に三角点を設置するため、登頂を命じられたのはひとりの陸軍測量官。彼は前人未到と言われる剱岳山頂を目指すのだが…。
・山中でもよく目にする「三角点」にこれほど濃密な測量の物語が内包されているということを初めて知りました。舞台は、劔岳ですが、きっとこれに比して劣らない物語が日本全国の山にあるのだと思います。山に登る際の三角点の見方が変わりました。また、聖山・禁足地として、それまで足を踏み入れることが許されなかった地に入山していくことの苦労も描かれており、当時の日本人の山に対する信仰についても、知ることができます。なんといっても、いちばん感慨深かったのはクライマックスのシーンで…。ここはぜひご自身で見てください。(営業・編集:鳥羽)
あらすじ:主人公のシェリルは自身の離婚や母親の死から、ドラッグに手を出すなど自暴自棄な生活を送っていた。ある日彼女は心の傷を癒すために『パシフィック・クレスト・トレイル』を歩き通すことに。数千マイルにもわたる過酷な旅。一歩ずつ前へと歩く中で、それまでの人生と向き合っていく。
・パシフィック クレスト トレイルの美しさに、シェリルに重ねて旅をしているようでした。極寒の雪山や荒れ地、酷暑の砂漠や孤独の先に見たものとは…。リース・ウィザースプーンの鬼気迫る演技は必見。モンスターと呼ばれた彼女の荷物の再現も見事で、重さも実際のものに近かったのだとか。(CXO:安藤)
・歩くことは哲学すること。歩くことで人生は前向きに変わる。(代表:春山)
あらすじ:カリフォルニアの眼科医のトムが受けた、突然の訃報。それは疎遠になり放浪の旅にでかけた息子ダニエルだった。亡き息子のバックパックを背に、トムは息子と同じく聖地巡礼の道を歩きはじめる。
・希望が持てる映画です。途方に暮れていても、何かをはじめてみると、新たな希望ややりたいことが生まれる。意味は後からついてくるということが伝わってきます。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の美しい自然と街並みにも憧れます。あと、「人」を感じる映画でもあると感じます。主要なキャラクターの4人みんなまともじゃないし、「こいついいやつだな」というわけでもない。でも、それが人間っぽくて愛せちゃう。その場に居合わせた巡礼者同士が、べったりじゃないけど緩くつながっているような「距離感」も心地よい(なんだかちょっとインターネットっぽい)です。観終わったらすぐにでも巡礼したいと感じるはずです。(コンテンツディレクター:﨑村)
あらすじ:社会。そんな文明からの脱却を目指し、自らの力だけで荒野で生きていくことを決めた青年クリストファー。旅先での出会いや、アラスカの厳しい自然、孤独。放浪したその果てに、彼が見つけた人生の答えとは?
・圧倒的なアラスカの大地のウィルダネスさ。そして本物のサバイバル。人生を飛び出してなにもなくなった男の冒険はたまらないよね。(専属ガイド:ひげ隊長)
・映像が綺麗で、音楽が最高。あまりの自然の美しさに心が震える!(エンジニア:松本)
あらすじ:舞台は1950年代末のオレゴン州、キャッスルロックからはじまる。それぞれ心に傷を持った4人の少年たちは、好奇心から死体探しの旅に出ることに。ときには喧嘩や助け合いをしながら、線路に沿ってひと夏の冒険をしていく。
・説明不要の世界的名作です。そして僕はこの映画は、アウトドアの原点だとも思います。友情、自然、旅と冒険。すべてが詰まっていると思います。(専属ガイド:ひげ隊長)
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募集期間:【5/7(木)13時まで】
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