「登山者の安全と安心」を追求し続けるGPS登山地図アプリ「YAMAP」。コロナ禍に見舞われ、思うような山行ができなかったこの1年も、YAMAPはこれからの登山のあるべき姿を考え、新機能を次々とリリースしてきました。そして、いよいよ2020年最後の新機能となる「歩行ペース表示」がご利用いただけるように。一足先にリリースされていた「ルート外れ警告」と合わせて、これらの続々と追加されている新機能により、どのようにあなたの登山がより手厚くサポートされるようになるのかご紹介していきましょう。
[※] 「ルート外れ警告」「歩行ペース表示」はYAMAPプレミアムユーザー限定機能です。無料ユーザーの方はYAMAPプレミアムへアップグレードすることでご利用が可能です。
2020.12.17
YAMAP MAGAZINE 編集部
道迷いがきっかけの遭難や、オーバーペースが引き起こす大きな怪我は、ほんの少しの気配りでその芽を摘んでいくことができます。もしあなたが、登山経験が豊富な方と山を登っているなら「ちょっとペースが速いな。最初に飛ばすとすぐにバテちゃうよ」だったり、「ああ、ちょっと! この道は踏み跡があるように見えるけど、正しい登山道はこっちなんだ」と声をかけたりしてくれるかもしれません。しかし、それは自分ひとりではなかなか気付けないことも多いのです。
そんな時、新しい2つの機能「ルート外れ警告」と「歩行ペース表示」は、あなたの登山をより手厚くナビゲートしてくれる存在に。誤解を恐れずに言うならば、アプリ内にいる登山ガイドが、あなたをスムーズでより安全な登山に導いてくれているようなものかもしれません。それぞれの機能について、もう少しだけご紹介していきましょう。
歩行ペース表示機能とは、自分の歩行ペースが標準ペースと比較してどの程度速い/遅いかをグラフと数字ラベル(%表記)で示す機能です。歩いた軌跡の1km区間ごとにグラフとして表示。また直近の1kmに関してはスピードを数値(%)で確認することができます。ペースをリアルタイムで把握することで歩くスピードの調節が可能になり、オーバーペースが引き起こす疲労や、それに伴う転倒や滑落、道迷い、熱中症などのリスクを低減させることにつながるのです。
以下の記事では、山はのんびり歩く派のYAMAP分析チームのスタッフが、ペース配分の大切さ、歩行ペース表示機能の使い方についてさらに詳しくご紹介。ペースを維持することの重要さを今一度確認して、あなた自身が周囲の人に適切なペースを伝えられるようになってはいかがでしょうか。
ゆっくりのぼろう:「歩行ペース表示機能」でバテない登山のススメ
「ルート外れ警告」を使えば、道外れが検知されるとお使いのスマートフォンに通知が届きます。たとえ気をつけていても、ルート外れの可能性は誰にでも起こり得ること。ルート外れは余分な体力を使うため、その後の山行に支障をきたしたり、最悪のケースでは、大きな遭難事故につながることすらあるのです。たとえ登山道から外れても、早い段階で気づくことができるこの「ルート外れ警告」なら時間や体力のロスが軽減され、登山を引き続き楽しむことが可能です。
ルート外れ警告は事前設定が必要です。こちらの記事ではルート外れ警告の開発秘話や設定方法が詳しく紹介されていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。
「登山中の遭難を未然に防ぐ!【ルート外れ警告】で道迷いをいち早く検知」
「ルート外れ警告」「歩行ペース表示」はYAMAPプレミアムユーザー限定の機能です。無料ユーザーの方はYAMAPプレミアムへアップグレードすることでご利用が可能です。
「YAMAPプレミアム」を初めて利用する方は1ヶ月間無料でお使いいただくことができますので、ぜひ今回ご紹介した2つの新機能をはじめ、登る前、登山中、登った後のすべてがより充実する数々の機能を一度お試しください。1ヶ月間フルに使ってみて、不要だと感じた場合は解約できます(1ヶ月以内の解約の場合、費用はいただきません)。
※1ヶ月無料お試しは、「YAMAPプレミアム」を初めてご利用する方が対象です。過去にお試し経験のある方は無料期間は適用されず、料金が発生します。
遭難は他人事ではありません。どんなときでも万全の備えを忘れずに。
YAMAPグループの「外あそびレジャー保険」に付帯する目撃情報収集サービスと、アプリの「みまもり機能」を併せて活用することで、行方不明になってしまうリスクを大きく減らします。
外あそびレジャー保険は、ソロでもグループでも、スマホで簡単に加入でき、いざとなれば遭難救助費用や、ご家族が駆けつけるときの交通費や宿泊費も補償(最大300万円)。あなたの帰りを待つ大切な人のご負担を軽減します。