大分県西部|川・山・空のアウトドアを遊び尽くす! 2泊3日大人の夏休み

抜ける様な青空が広がり、蝉の声が響き渡る夏。子供の頃みたいに長い休みはなかなか取れませんが、大人になってもやっぱり夏休みは楽しみたいもの。今回は大分県西部を舞台に、そんな大人の夏休みを満喫する弾丸アウトドア旅の様子をご紹介します。渓流遊びに登山、さらにはパラグライダーと欲張りな2泊3日。童心に戻って、あなたも楽しんでみませんか?

大分県西部、日田・玖珠・九重の絶景アウトドア。特設Webサイトはこちらから

※ 新型コロナウイルスの状況や拡大防止への対応は、お住まいの地域によって異なります。国や自治体、関連機関の最新情報を参考に、安全を心がけた登山をしましょう。コロナ禍における登山についてのYAMAPの考えはこちら

2021.08.19

上川 菜摘

エディター

INDEX

旅の計画は突然に

「じゃあ、何泊分の着替えがいるかな?」いつもの調子で夫が聞いた。我が家では唐突に旅の計画が持ち上がる。言い出しっぺはだいたい私だ。

カメラマンの夫と、ライターの私。おたがい自由業でそれぞれ締め切りを抱えているが、休みが合えば、多少無茶なスケジュールを組んで旅に出る。欲張りな私がぎゅうぎゅうと詰め込んでしまうジェットコースターのような旅に、温厚な夫はいつも黙ってついてきてくれる。

我々の旅の目的は、おもに自然の造形美。今年はバキバキに凍ったくじゅう連山の御池を皮切りに、ミヤマキリシマの群生、夕景の干潟、神社に咲く紫陽花などを撮り納めてきた。

季節を追いかけ、絶景を追いかけ、震えるような光景を目にし、写真や映像に収める。この一連の流れがここ数年の旅の定番だ。

今回訪れるのは、私たちの住む熊本県の隣・大分県の西部地方。周囲を山に囲まれた日田市、玖珠町、九重町をぐるっと2泊3日で回る予定。「夏休みらしいことをしよう」そう思い、日田では川遊びを計画。九重では坊ガツルでテント泊、玖珠では、ずっと気になっていた伐株山のパラグライダーに挑戦することに!道中、川、山、空、それぞれの達人から、自然あそびの視点やちょっとしたコツを教えていただいたので、その記録も残したい。

装備をトランクに放り込んで。九州の細い登山道にも小回りが効くハスラーはアウトドアにおける良き相棒だ

<DAY1 日田・川の絶景>川原川 渓流釣り&鯛生金山キャンプ場

初日、晴れ。国道387号線を日田に向けてひたすら走る。福岡側からなら、日田ICが利用できるのでもっとアクセスが良いはずだ。

この一帯は1,000mを超える山地に囲まれ、多くの河川が流れ込み、水郷(すいきょう)とも呼ばれる美しい場所である。今日は奥日田の渓流を堪能し、夜は鯛生金山でキャンプの予定。日田はきれいな川が多いので、この季節のアクティビティといえばやはり川あそび一択だと思う。

今回は知人のツテを辿り、日田の川を知り尽くす渓流釣りのスペシャリスト、内間さんを紹介してもらった。奥さんの実家である日田に移住し、普段はフォレストアドベンチャー・奥日田に勤務しているという。

以前は日田市奥日田エリアの津江漁業協同組合に勤めていた内間さん。今も川の保全維持に携わっているそう

渓流釣りはほとんど経験がないと事前に伝えていたら、「テンカラというシンプルな釣竿を使ってみましょうか」と道具を持ってきてくれた。テンカラ釣りとは、毛針を使う日本伝統の釣り。シンプルながら奥が深く、初心者から玄人まで、幅広い層に親しまれているという。​​

川に入る前に練習の場を設けてくれ、竿の振り方を教えてくれた。悪戦苦闘しつつもなんとかマシになってきたので、国道387号沿いにある『道の駅 せせらぎ郷かみつえ』へ移動。目の前には筑後川の源流の一つ、川原川(かわばるがわ)が流れている。

川原川は九州最大の河川・筑後川の源流。美しい渓谷が広がっている

なんてきれいなブルー! 泳いでいる魚が見えそうだ。

「この辺りは川の上流なのでハヤやヤマメなどがいるんですよ。漁業組合で稚魚を放流しているから、この時期は何かしら釣れると思うけど、あとは腕次第ですね(笑)」

ヤマメは渓流の女王とも呼ばれ、なかなかお目にかかることができないそうだ。はたして今日はどうだろうか。道路脇から川に降り、さっき習った要領でさっそく竿を振ってみた。

「これでいいんだろうか…」。投げ方が悪いので糸が絡んでしまうことも多々あった。夫は初のウェイダーを履いて楽しそう

「白波が立ってる場所に向かって投げてみて。あそこにいるよ」内間さんが指差す。「偏光サングラスだと見えやすいんだけど」と言われ、首にかけていたサングラスを着用したら……本当だ! 黒い影を追えるようになった。

今度は岩場の下あたりに針が降りるよう、竿を振ってみた。少しはコントロールできるようになったが、「竿が振り切れてないよ」と夫が横槍を入れてくる。「うるさいな。なら交代する?」と返したが、笑って写真を撮っている。冷たい川に浸かりながらの撮影は気持ちいみたいだ。

数時間経ったのでいったん道の駅に上がり、お昼休憩を取ることに。ちなみに、まだ釣果はない…。

お弁当を食べながら、「魚は岩の陰にいたりする。音を立ててはダメ。ゆっくりと近づき、下流から上流に、魚の進行方向に針を静かに落としてあげるといい」とコツを教えてもらった。よし、午後はイケる気がする。

ふたたび川へ戻り、ポイントを変えながら、粘り強く竿を振っていると…。ん! 竿が引っ張られる。あたりだ!

ゆっくりと糸が切れないように手繰り寄せる

なかなか苦戦してしまったが、最後は内間さんに手伝ってもらい捕まえることができた。それはまごうことなき、渓流の女王だった。

手の中でビチビチと勢いよく跳ねるヤマメ。掴むのにも一苦労だった

釣れないことも多いそうだが、午後まで粘った甲斐があった。あとは夫にバトンタッチして太腿まで水に浸かる。うーん、仕事を終えたあとは気持ちがいい。あたりを見回すと、ニホンカワトンボがたくさん飛んでいる。さらにアメンボにオタマジャクシなど、小さい頃夢中で追いかけた生き物たちの姿が見えた。本当に美しい川。

帰り際、内間さんからお土産をいただいたのだが、中身はなんとヤマメ。「必ずしも釣れるわけではないから」と、釣れなかった場合を想定して持ってきてくれたらしい。なんてありがたい心遣いだろう…、これでヤマメは4匹となった。

※日田で釣りをする場合は遊漁券が必要。アユは5月20日より12月末日まで、ヤマメは3月1日より9月末日まで(15cm以下はリリース)となっている

ヤマメごはんに舌鼓

川から上がった後は、軽い足取りで鯛生金山にあるキャンプ場「鯛生金山家族旅行村」へ。ここはケビンとオートキャンプ場があり、シャワーなども完備されている。キャンプサイトには、木々が枝を伸ばし、木漏れ日が心地いい。快適な空間で、豪華なディナータイムとなりそうだ。

パチパチパチ…。

竹串に刺したヤマメは、口から水分が完全に出るまでじっくり焼いていく。しばらくすると、いい香りがしてきた。豚汁には、道の駅で買った丸こんにゃくを投入。食感が良いアクセントとなり、美味しさを引き立てる。

腹わたを出して流水で洗い、串刺しに。道の駅で購入したゆず塩を揉み込む

ヤマメは炊き込みご飯にもトッピング。豚汁は具沢山でお腹いっぱいになった

ここ数年で道具が一気に充実し、キャンプを楽しむことも増えてきたが、釣りの後に魚を捌いて食べるのははじめて。なんだか経験値が上がった気がする。あっという間に夜が更け、ごはんを食べ終わる頃には星が輝きはじめていた。

この日泊まったのは区画なしのフリーサイト。区画サイトの方には、ペット同伴可能なエリアもある

夜は風がひんやりし、とても静かで気持ちがいい。思いっきり川で遊んだからか、心地良い疲れに襲われ、早々に寝落ちしてしまった。

<DAY2 九重・山の絶景>星生山登山&法華院山荘キャンプ場

早朝にテントを撤収し、くじゅうへ向かった。今日は坊ガツルでテント泊の予定である。川から山へ。目まぐるしくもあるが、それもまた一興だ。

九重町はくじゅう連山の玄関口。ふたつの大きな登山口があるが、今回は牧の戸峠から入ることにした。牧の戸峠から久住分かれに向かい、北千里ヶ浜から法華院温泉を目指す山行プランだが、夫が登ったことがないという星生山(1,762 m)を経由して登ることに。

今回の登山コース。YAMAPの該当地図はこちらから

山へ入ると、アサギマダラが歓迎してくれた。あわいパステルブルーがかわいい。

渡り蝶であるアサギマダラは毒を持っているそう。外敵から身を守る手段だろうか。くじゅう高原では夏から秋にかけて見ることができる

この日は青々とした空と新緑の星生山がパッキリと見え、息を飲むほどきれいだった。機材を積み込んだ夫のザックは重そうだが、足取り軽く星生山へ向かっていく。

星生山へ向かう道。真っ青な空に気分も上がる

山頂へ辿り着き、一休み。硫黄山を見下ろしながら、ティータイムにした。写真を撮って、お菓子を広げていると、何やらピーカン青空だったのが一転、黒い雲がもくもくもくと広がりだした。この季節の天気は特に変わりやすい。スマートフォンで天気予報を見ると、なんと登頂前は出ていなかった雷マークがついているではないか…。

はやく北千里ヶ浜に降りて、法華院温泉を目指さねば。広げていた荷物をザックに押し込み、そそくさと撤収した。本来であれば下りは楽しい岩歩きだが、緊張気味に急ぐ。

急速に発達する雲。小雨がパラッと降りはじめ、慌ててジャケットを羽織った

久住分かれに着き、そのまま北千里ヶ浜へ進むと、遠くで聞こえていたゴロゴロという音がはっきり聞こえるようになった。

「やばいかも」そう口にした瞬間、ピカッ、ゴロゴロ、ドーン!

大きな音が鳴り響いた。ついには夫とふたり、「うわー」と叫びながら北千里ヶ浜を爆走。テント泊装備のザックを背負ってひたすら走る。避難小屋まで20分のところで雨が降り出した。避難小屋にたどり着く頃には、汗と雨でシャツがぐっしょり濡れていた。

「とりあえず助かった…」しばらく心臓がバクバクしていたが、小屋には先客がいて、まったりした雰囲気だったのでピリピリしている気持ちが和らぐ。40分ほど経っただろうか。雨が上がり、あっという間に雷も遠くへ。気を取り直して、法華院温泉へいざ出発だ。

癒しの法華院温泉

先ほどまでとは打って変わって、雷の鳴っていない登山道はとにかく快適だった。ザックがいくら重かろうが、まったく気にならない。ほどなくして法華院温泉山荘に到着し、まずは温泉に入ることにした。温泉は貸切状態。体を流し、湯船に肩まで浸かる。極楽とはこのことだ。

さっきまでの恐怖の山行から一転、至福の時間となった

温泉から上がり、談話室で休憩することに。このタイミングで山の達人が登場した。くじゅうの自然について教えてほしいと連絡していたので、法華院温泉のオーナー・弘藏(ひろくら)さんが談話室に顔を出してくださったのだ。

道中の雷雨の話をすると、先日も雨で坊ガツルが浸かってしまったと教えてくれた。梅雨明けしたこの時期はとても不安定だという。九重の天気を予測したいなら、硫黄山の煙を見たら良いと教えてくれた。「硫黄山の煙がまっすぐ上に登っているなら天気は良好、山を伝って下に降りているなら天気は下り坂。けっこう当たりますよ」。

この話を聞き、自分の目で見て状況を判断することは大切だと思った。今日ならば、雲の様子で危険を察知し、早めに久住分かれの小屋に避難していれば雨に降られることもなったのではないか…。

気を取り直して弘藏さんにくじゅうのこれからの季節の見どころを聞くと、「坊ガツルの金色のススキは8月中旬から始まりますよ」と教えてくれた。くじゅうの季節はその標高ゆえ、周辺地域と比べて飛び抜けて早く、お盆が明けたら秋なのだそうだ。坊ガツルのススキは金色の絨毯のようで、風が吹くたびに波打つ様子がきれいである。早くも秋が待ち遠しくなった。

山荘の談話室で弘藏さんとの会話に花が咲く

談話室を後にし、坊ガツルへ。今夜の寝床を作っていたら…それは突然のことだった。「うわぁ」と、どこからともなく声が上がる。

厚く覆いかぶさっていた雲の隙間から、燃えるような夕日が顔を出したのだ。その場にいるハイカーたちが一斉に同じ方向を見つめる。真っ赤に染まった空はほんの一瞬で消えてしまったが、みんなスマホやカメラを向け、その瞬間を写真に収めていた。

夏休みだからか賑わっていた坊ガツル。夕焼けはほんの数十分で消えてしまった

どんなに厳しい顔を見せても、次の瞬間、驚きの光景に様変わりする山はやはり美しい。こんな瞬間に立ち会えるから、きつくても山に向かってしまうのだ。

<DAY3 玖珠・空の絶景>伐株山パラグライダー

最終日の朝は、どこにアタックすることもなく、ゆっくりしようと夫と話していた。こんな時の楽しみといえばやっぱりごはん。談話室で朝食のハンバーガーを作ることにした。

談話室ではバーナーを使った調理も可能。この日はハンバーガーとチャイを楽しんだ

写真を撮りながらゆっくり下山。午後はいよいよ旅のフィナーレ、パラグライダーだ。玖珠の伐株山(きりかぶやま)山頂へ車を走らせる。伐株山とはその名の通り「切り株」のような形をしているテーブルマウンテン。山頂からは玖珠盆地を見下ろすことができ、風が抜ける爽快な山である。

いよいよテイクオフ

パラグライダーのタンデム(2人乗り)は、「スカイクラブZU伐株」のインストラクター、首藤さんが担当してくれた。ハーネスをつけ、説明がはじまるとドキドキと胸が高鳴る。

筆者が背中に背負っているバッグの様なものがハーネス。飛び立つとこの中にすっぽりと座れる様になっている

「この風は良いかな?」とか「これはちょっと安定しないかも」など、その場にいるスタッフ全員で風を判断。北斜面から飛び立つ準備をしたが、なかなか不安定な風ばかりで、場所を変えることとなった。移動した東側は、先ほどの場所よりも安定した風が吹いている。

「よし、この風だ!」キャノピー(パラシュートの傘)が風を孕み、一気に持ち上がっていく。「体が後ろに引っ張られるから踏ん張って!」と言われ、前傾姿勢になったその瞬間、足が地面から離れフワリと宙に浮いた。

気がついた時には、空の上にいた。

風をうまくつかんでキャノピーが一気に開き、ふわりと飛び立った

「ひゃー…」しばらくその言葉しか出てこなかった。どんどん気流に乗って上昇しているのが分かる。山頂が足元に見える。

「怖いですか? 酔ったりしていませんか?」あまりの景色に黙りこくっていたら、首藤さんが後ろから声をかけてくれた。高さにドキドキするけれど、安定感があるので怖さはない。

さっきまでいた山頂がどんどん遠ざかる

「気持ちいいですー!」足元には玖珠盆地の田園風景が広がっている。飛行速度は時速30キロほど。道を歩く人や走る車なども見え、玖珠の田園風景を鳥の目線で眺めることができる。

青々とした田園風景が足元に広がる。まるで時が止まったような癒しの時間だった

十数分のフライトはあっという間だった。きれいに着地し、無事下界へ。うまく表現できないけど、降り立った直後は極上のマッサージをしてもらった後のような、爽快な気分。あの山頂から降りたんだ、と伐株山を見上げる。

首藤さんと一緒にキャノピーを畳んでいると、私の後に飛んだ夫が降りてきた。夫も楽しかったみたいで動画をずっと回していたそうだ。

着地ポイントから綺麗な切り株の形をした伐株山の姿が見えた

着地点から山頂までは、スカイクラブZU伐株のスタッフさんが車で送ってくれる。山頂に戻った私たちは、副会長の梶原さんにお話を聞くことができた。

「伐株山はパラグライダーに適した場所。山頂はテーブル状になっていて、端からストンと落ちているので飛び立ちやすいんです。加えて、盆地で温められた空気が上がり、上昇気流を生み出しやすい地形。全国的なパラグライダー大会の会場になることもあるんです」

梶原さんは43年前ハングライダーに出会ったことから空に魅了され、ずっと玖珠の空を飛び続けているという大ベテラン。過去には玖珠から阿蘇までフライトしたこともあるという。

「パラグライダーはうまく風が吹けば3,000mまで上空に上がることができ、外国の無線なんかもバンバン入ってくるんですよ」と笑う。

梶原さんの印象を一言で表すなら「玖珠の風使い」。玖珠の空を自在に飛べる、卓越した存在である

今では、梶原さんが育てたスタッフはじめ、チーム全員が風を読むスペシャリスト。雲の動きや飛んでいる鳥などを観察し、「トンビは安定した風で飛ぶ。カラスは荒れた風の時に多い」など、いろんな要素から風を読んでいたのが印象的だった。

伐株山のパラグライダーは悪天候や南風の時などを除けば、季節を問わず体験できる。タンデムは保険料込で1万円。飛んだ人にしか分からないこの感動を、ぜひ多くの人に味わってほしいと思う。

3人の達人を訪ねた、大分西部の冒険

2泊3日で日田・玖珠・九重を満喫した今回の旅。荒天に襲われもしたが、そのおかげかくるくると表情が変わる絶景を見ることができた。

川の達人は魚の動きを把握してアプローチするし、山の達人は自然を見て天気を予測する。空の達人は鳥や雲などから風を読む−−。その道のアウトドアマンたちから、自然を楽しむコツをたくさん教えてもらった。

大分西部は、自然を愛する人たちを虜にするフィールドなのだと思う。そして、私たちもまた、この旅を通して、その絶景に魅了されてしまったのだ。

「最後、雲間からのぞいた夕日がきれいだったね」。

夫とはそんな話をしながら帰ったが、さすがに運転がきつそうだった。運転ありがとう、最後までおつかれさま。その横顔から、充実感が見て取れた。他の季節にもまた二人で訪れてみたいと思う。

伐株山の山頂から。玖珠盆地に光が差し込むこの美しい景色で2泊3日の冒険を締め括った

上川 菜摘

エディター

上川 菜摘

エディター

九州・熊本在住。地元の出版社に編集者として所属し、冊子編集・ライティングから企画や広告の立案まで幅広くクリエイティブに携わる。2020年独立。九州ローカルの冊子編集や取材に従事。登山愛好家でありアウトドアライターとしても活動中。興味関心は持ち物の軽量化、国内外を歩いて旅すること。