もっと安全に登山を楽しむために、装備だけじゃなく自動車保険も見直してみよう

登山者にとって、マイカーを使っての登山は自由度が高く、時間を有効に使うことができるなど多くのメリットがあります。一方で、登山前後での運転が長時間になりやすいことや林道などの狭い道を通る必要がある、といった危険が多いのも事実。この記事では、「事故のない世界を創る」という理念でサービスを展開する、イーデザイン損保から生まれた新しい自動車保険「&e(アンディー)」をご紹介します。マイカー登山をする方にとって要チェックの「事故にあうリスクを減らす」自動車保険とは、果たしてどのような仕組みとなっているのでしょうか。

2022.09.21

YAMAP MAGAZINE 編集部

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マイカー登山のメリットとデメリットとは?

あなたは登山に出かける際の交通手段として、マイカーと公共交通機関(電車・バス)のどちらを使うことが多いでしょうか? ふたつの一番の違いは、時間を有効に使えるかどうかです。

マイカー登山は、電車やバスの時間を気にせずに行動できるので、自由度が高くなります。電車の本数が少ないために駅で数時間待ったり、最終バスに遅れそうだからと焦って山を下りる必要もありません。また、下山後に歩いては行けないような秘境の温泉や地元でしか食べられない美味しい食事処に立ち寄ることもできます。

その反面、マイカー登山ならではのデメリットもあります。登山口と下山口が離れた縦走登山の計画が立てにくく、場合によっては高額なタクシーでマイカーを回収しなくてはいけません。また、交通事故の危険性があることもデメリットのひとつです。登山後に疲れていても運転しなくてはいけなかったり、山中の狭い林道で脱輪やガードレールとの接触などを起こす可能性もあります。

マイカー登山のメリット ・登山口まで歩かなくてすむことがある
・交通機関の時間を気にしなくてもいい
・人数が多いと交通費が安くなる
・荷物をマイカーにデポできる
・帰りに温泉などの施設に気軽に寄れる
マイカー登山のデメリット ・早朝に登山を開始する場合、寝不足で運転することもある
・マイカーの回収を考えると、縦走登山の計画が立てにくい
・登山後は疲れた状態で運転しなければならない
・狭い林道を通ることもあるので、事故の危険性が高い

 

YAMAPでは、8月28日~9月9日に「登山のマイカー利用に関するアンケート」を実施。7,761件の回答をいただいたなかで、登山口までのアプローチで事故を起こしてしまったという実体験が寄せられました。

「仕事終わりに地図アプリを設定して、自宅から新潟県と群馬県の境にある平ヶ岳の登山口に向かった。アプリの指示通りに進んで、まもなく到着というところで、通行止めの標識に遭遇。新たな道を検索しようと思ったが圏外だったので、できず。約2時間かかるが、別の道があったことを思い出したので、そちらへ向かった。この時点ですでに眠気があったが、もう少しだから頑張ろうと思って進んだ。しかしその結果、途中で眠気に勝てず直線の田舎道でガードパイプに衝突する居眠り事故を起こしてしまった」(20代男性)
*寄せられた回答を一部抜粋・編集しました

実際、事故にまで至らなくても、同様の経験がある登山者は多いのではないでしょうか。時間の制約を受けないマイカー登山は、大変便利です。ただし、事故のリスクがあることを頭に入れておかなくてはいけません。

「事故にあうリスクを減らす」新しい自動車保険「&e」

狭い林道を通ったり、疲れていても長距離運転しなくてはいけないことなどから、交通事故の危険性が高くなるマイカー登山。そこで、マイカー登山者におすすめなのが、「事故にあうリスクを減らす」新しい自動車保険「&e(アンディー)」です。一般的に自動車保険は、事故をおこしてしまったときの補償や対応のために加入するものです。それに対して&eは、事故発生時の補償はもとより最先端のテクノロジーによって日々の運転行動を測定、運転に対する意識を高めることで事故にあうリスクを減らすことをめざしているのが大きな特徴です。

では、&eがどのようにして事故にあうリスクを減らしているのか見てみましょう。まずは、3cm四方・高さ1cmほどの「IoTセンサー」をマイカーのダッシュボードに設置。センサーは、クルマの走行位置のほか急ブレーキ、急ハンドルなどの危険挙動も検知しており、運転終了後にそのデータが「Tripレポート」としてスマホに送られてきます。さらに自分の運転傾向についても10段階の「運転スコア」で点数化されたものを確認できるので、次回からの運転にフィードバックできるのです。また、運転スコア10点を一定期間継続できると「ハート(ポイント)」が付与され、ハートのポイント数に応じて、コーヒーやスイーツなどの商品と交換できるうれしいサービスもあります。

こうした運転時のレポートに加え、過去の事故データをもとにした安全運転のヒントである「運転テーマ」を月に2回、アプリに配信。「運転中の身体のサインを見逃さない。」、「優先道路でも安全運転を怠らない。」など、普段はつい忘れがちなドライビングポイントを指摘してくれます。

&eのアプリ上で配信される運転テーマ。一定期間ごとにドライビングポイントを確認できます

登山者が自分の登山スキルを客観的に評価しにくいように、ドライバーにとっても安全運転ができているかを自分で判断することは難しいもの。しかし、IoTの技術を活用した&eのサービスを使うことで安全なドライブへの意識が高まり、事故にあうリスクを減らすことができるのです。

&eが教えてくれる運転データ
・急ブレーキや急ハンドルなどの危険挙動を「Tripレポート」として通知
・自分の運転傾向を数値で表した「運転スコア」の表示
・過去の事故データから抽出した安全運転のヒント「運転テーマ」の配信

万が一、事故にあっても安心ナビゲート

マイカー登山の場合、初めて出かけた山のアプローチで事故やトラブルに巻き込まれることもあります。先ほどのYAMAPが行ったアンケートでも、そのようなヒヤリハット体験が寄せられました。

「山道で車のトラブルになった時、現在地を伝える事が大変でした。周りに目印がなかったので、近くにあった小さな橋の名前を伝えたものの、地元の方でもわからない橋でした」(40代男性)
*寄せられた回答を一部抜粋・編集しました。

土地勘も人気もない場所で事故やトラブルに対処するのは、非常に大変です。紹介した回答のように場所を説明するだけでも困難なこともあるでしょう。しかし、電波が入る場所なら、そんな状況でも&eが確実にサポートしてくれます。

まず、センサーが衝撃を感じると即座にスマホに「衝撃を検知しました。事故の場合タップしてください」とプッシュ通知が届きます。後は送られてくる質問に「はい」か「いいえ」をタップしていくだけ。けが人がいる場合は救急車、マイカーが動かせない場合はロードサービス、事故現場での相手とのやり取りに不安がある場合はセキュリティーサービス大手としてもお馴染みの「セコム」の現場急行サービスを手配することができます。トラブルが発生した場所についてもセンサーがGPSで検知しているため、自分自身で位置情報を調べて伝える必要もありません。もちろん、通話ができる場所なら、電話でオペレーターとの会話も可能です。(※スマホの電波が圏外の場合、プッシュ通知が届かない場合があります。)

示談交渉時に活用される「クラッシュダッシュボード」。事故の状況がデータ化されることで、スムーズな対応に繋げます

さらに、事故前後数秒間のマイカーの速度、事故時の衝撃・損傷などのデータをまとめた「クラッシュダッシュボード」が自動的に送信され、客観的データをもとにした分析や示談交渉に役立てられます。(※スマホの電波が圏外の場合でもデータを記録しているため、圏内に戻った際にはデータは自動で送信されます。)

突然の事故に遭遇してしまった場合、気が動転してパニックになってしまう人は少なくないでしょう。しかし、&eならアプリがナビゲートしてくれる質問にタップしていくだけで、的確な事故の初期対応ができます。これは本当に心強いサービスです。

あなたの安全運転が、事故のない世界を創る

「事故にあうリスクを減らす」自動車保険&eは、ユーザーのドライビングデータを活用することで、事故のない世界を共に創るという共創型自動車保険をめざしています。その取り組みのひとつが、「Safe Drive With」プロジェクト。これは&eのデータを自治体や企業と連携することで、交通事故削減につなげるというものです。今年からは、渋谷区とタッグを組み、&eで収集された運転データを同区に提供し、それによって渋谷区内の道路の危険個所を「見える化」します。結果はシティダッシュボード(様々なデータを地図やグラフなどを用いて見やすくしたもの)のサイトで公開される予定です。

また、Apple Watchから収集される心拍数や睡眠時間などのヘルスケアデータと&eのドライビングデータを分析し、安全運転と体調との相関関係を調べる実験も2021年から始まっています。

さらに&eではユーザーの安全運転への取り組みによって、自治体による事故削減の企画に寄付を行う「+まち(ぷらまち)」という活動も行っています。これは、あらかじめ&eユーザーの事故率を安全運転意識の指標として設定。その事故率を年間目標とし、下回った場合に寄付金の上乗せを行うというものです。

実際これまでに、兵庫県神戸市と滋賀県日野町に各100万円を寄付。日野町では、地元の子どもの安全な自転車利用を推進する支援を実施しました。日野町の中学・高校生の通学⼿段は⾃転⾞が主流ですが、通学路は交通量の多い国道や、急な坂道が多く課題となっていたのです。そこで交通ルールを身につけるための自転車教室を開催する団体への寄付を行うことで、安全な交通環境の整備に貢献することができました。

このように&eは、ユーザーのドライビングデータを活用することで事故のない社会を実現することに取り組んでいます。それは、&eという自動車保険が、事故時の補償だけでなく、事故のない世界そのものをユーザーと共に創っていくことをポリシーとしているからです。自分を守るために安全運転をすることが、社会全体を安全にしていく。まさにソーシャルグッドを形にした自動車保険なのです。

「&e」と「YAMAP」を使って、より安全に登山を楽しむ

自動車免許を取得した人なら、運転行動が「認知」→「判断」→「操作」の3要素で成立していることを教習所で習った覚えはないでしょうか。交通事故は、この3つの要素のどこかでドライバーがミスをしたときに発生します。なかでも「認知」のミスは重要で、それと似ているのが登山のルートファインディングサイクルです。山岳遭難も現在位置の把握という「認知」をミスしてしまうことが、道迷いやルート外での転倒・滑落事故につながっているケースが多いのです。

登山の場合、「認知」ミスをリカバリーしてくれるのが、YAMAPアプリです。YAMAPを使うと現在地がスマホに表示されるので、常に正しいルートを歩いているかどうかを「判断」できます。それが、遭難を防ぐことにつながっているのです。

運転の場合は、自分の運転の傾向や悪い癖を意識しながら運転することで、事故のリスクを減らすことができます。最先端のIoT技術やデータ分析を活用してそのサポートをしてくれるのが&eなのです。ユーザーは、Tripレポートや運転テーマで運転の「認知」ポイントを意識し、それが冷静な「判断」や「操作」を可能にし、交通事故を未然に防ぐ可能性を高めてくれます。

安全登山というとフィールドでの行動ばかりに目が奪われがちですが、行き帰りのアプローチから登山は始まっています。家と登山口までの往復には&eを、フィールドではYAMAPを使うことで、いつまでも事故のない楽しい登山を続けましょう。

原稿:大関直樹
協力:イーデザイン損害保険株式会社

YAMAP MAGAZINE 編集部

YAMAP MAGAZINE 編集部

登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。