「おつかれ山ビール」が帰ってきた!YAMAPのクラフトビールが再復刻、予約販売スタート【限定ギフトは山の必須アイテム付き】

あの「おつかれ山ビール」が帰ってきた!

時をさかのぼること2020年4月。飲食店の利用が控えられたコロナ禍で誕生したこのビールは、ファーストロット800ケースと追加800ケース、計1,600ケースが即完売。

翌2021年に復刻した2,100ケースも同様に完売した伝説的なクラフトビールです。

それぞれの日々の中にある小さな山、大きな山、自分の中にあるいろんな“山”を乗り越えた大人たちに贈るご褒美──。

多くの方がこのコンセプトに共感し、ご愛飲いただいた実績を受け、今回は過去最高の3,500ケースをご用意しました!しかも限定ギフトは山に欠かせないアイテム付き。

これまでにご賞味いただいた方はもちろん、まだ出会えていない方にも味わっていただきたい「おつかれ山ビール」。生みの親であるYAMAP専属ガイド・ひげ隊長に今回のポイントを聞きました。

2024.05.02

YAMAP MAGAZINE 編集部

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カッコ良すぎる!帰ってきた新デザインの秘密

──前回のデザインもよかったですが、今回も三度見してしまいそうな素晴らしいデザインです。

ひげ隊長:今回はYAMAP本社のある九州のとある山の風景をモチーフにして、実際の写真から描き写してデザインを作成したんだ。

──どこの山かめっちゃ気になりますね…。でも何となく分かります。

ひげ隊長:せやろ。あらかた山に登っていれば大体どの季節のどの山か説明せんでも分かるやろ。

──でもやっぱりどこの山か気になりますね、ヒントもらってもいいですか?

ひげ隊長:うるさいっ!そんなことよりこれを見て何を感じるのか、ちゅう話や。この雲海から見える形も大きさも違う山のひとつひとつに何を感じるのか。それが聞きたいねん。

──え、教えてくれないんですか?デザインの意味とかこだわりポイントとか。

ひげ隊長:見れば分かるやろ。ビールにしてはデザインがとにかくカッコ良すぎ!それが今回のリニューアルの最大のポイントや。どっからどう見てもカッコ良すぎるやろ!このくじゅう連山に広がる雲海…。

──アッ!

ひげ隊長:とりあえず今回は写真には載せてない缶の裏側に書かれたメッセージも、3日くらいは寝ず、心を込めて考えたから、しっかり読んでもらえたら嬉しい。今回のデザインの意味もより深ぁ〜く伝わってくれると思う!酔っ払う前に読んでみて。泣いたらあかんで。

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変わらぬ味わい!希少な国産原料を使ったライトな飲み口

大分県産かぼすとアルペンザルツ岩塩を使用したやさしい飲み心地のホワイトエール

──デザインはよく分かりました!続いて味についても聞かせてください。

ひげ隊長:味は一緒よ!同じ。「帰ってきた」って言ってるんだから。そこが人気で完売続きなんだから、簡単に変えられないでしょ。

──失礼しました。それでは過去の記事もみながらおさらいさせてください。2020年の発売当時の記事によると、

2018年に北アルプスの白馬岳の山小屋で飲んだビールが最高においしかったんですよ。目の前に雲海が広がった見事な夕焼けでした。シチュエーションが最高だったのもビールのおいしさを後押ししています。あのときの感動を再現したいと思いました。

と言っていますね。

開発当初の想いを語る4年前のひげ隊長

ひげ隊長:俺めっちゃいいこと言ってるね!そう、思い出した。

──え?忘れてたんですか?

ひげ隊長:え〜と、(缶をチラチラ見ながら)味はベルジャンホワイトのスタイルをイメージしています。通常のベルジャンホワイトスタイルで使うオレンジピールの代わりに大分県産のかぼすを使用しています。

──「イメージしています」って、めっちゃ棒読みじゃないですか。でも今回の原料に使っている大分県産のかぼすは本当に手に入らないみたいですね。

ひげ隊長:そやな、九州の原料を使いたい!というこだわりから始まったこのビールやけど、今回の製造分しか原料がないらしく、追加で作れないらしい。やっぱり国産にこだわるのは大変な時代なのよ。

──それは限定感が増してますます飲みたくなりますね!なんか飲みたくなってきましたね。

ひげ隊長:もともと飲みやすいホワイトエールでアルコールも3%に抑えてあるから女性にも結構人気あったんやけど、今回はYAMAPユーザーや登山を楽しむお父さんたちに向けてこんなスペシャルギフトも作ってみた!

YAMAP×SAPPORO「スペシャル限定ギフト」誕生

ひげ隊長:じゃーん!

──なんですかこの真ん中のやつは?

ひげ隊長:カッコ良すぎる限定オリジナルマフラータオル。タオルの生地、愛媛・今治で作っちゃいました!

──今治のタオルと言えば定番の国内ブランド品ですね。なぜ今治タオルをセットに?

ひげ隊長:今治は産地ブランド化の取組で知名度は抜群になったけど、実はコロナ禍で深刻なダメージを負った産地でもあるんやな。

登山でも温泉でもタオルは欠かせんもんやけど、産地まで気にしたことって正直なかった。すまん!やっぱり身近にあるものだからこそ見直してもいいんかなと。

──手拭いはよく山でも売ってますけど、タオルの産地って知っているようで全く知らないですね…。

ひげ隊長:せや。国産タオルはそもそも年間販売されるタオルの18%以下しかない。80%以上は海外製を使ってることに誰も気がついてへん。

そんななかで今治タオルも全量合わしても全体の9.9%しかないから、実はとっても貴重なものになってしまっているのが実情やねん。

ミシンでネームをつけてくれる今治の職人さん

──それは全然知らなかったです。この国産今治タオルを持って日本の山に登るのは大人の贅沢かもしれないですね!

ひげ隊長:せやな、せっかく国内でもいいもの作っているのに「タオルなら何でもいい」。そんな無関心で過ごしていると、いつの間にか産地が消えてしまっている、なんて当たり前に起こってしまう時代だからね。

山を登る人にも、オフィスで仕事を頑張る人たちにも、国内産地を支える人たちにも、心を込めてこの特別な「おつかれ山(さん)」ビール&タオルのセットを届けていきたいね。

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(後編へ つづく)
* 「おつかれ山」ビールをもっとたのしむ方法」は5月公開予定

撮影協力:今治タオルのみなさん  MIYAMA 三愛 今井タオル

YAMAP MAGAZINE 編集部

YAMAP MAGAZINE 編集部

登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。