ご存知でしたか? 毎年2月23日は「富士山の日」なんです。とはいえ2月なので、当の富士山は閉山期。登って楽しむことはできません。そんな時こそ思い出して欲しいのが、YAMAPによる特別企画「富嶽三十六景ハイキング」。富士山の日に向けて、36座コンプリート記念プレートの詳細情報もオープンしました。
登る富士より、眺め富士。真冬の美しい富士山の姿を拝みに、低山ハイキングへ出かけませんか?
2020.02.19
YAMAP MAGAZINE 編集部
毎年2月23日は、静岡県と山梨県が「富士山憲章の理念」に基づいて制定した「富士山の日」です。その理念とは、富士山の豊かな自然及び美しい景観並びに富士山に関する歴史及び文化を後世に引き継ぐこと。登ることよりも、味わい、学び、伝えることを意識した記念日だと言えます。
ちなみに静岡県では、これまで全ての公立高校と一部の公立小中学校が休校となっていました。しかし令和2年からは2月23日が「天皇誕生日」になったので、全国的に祝日となります。登山が趣味で知られる天皇陛下、誕生日が富士山の日とは、さすがですね。
昨年4月よりYAMAP×富士急行の特別企画を実施しています。山頂から美しい富士を望むことのできる36の山をノミネートし、東西南北のエリア毎に2つの山に登頂すると、記念のピンバッジがもらえるという企画です。
東西南北のピンバッジは大人気で一時品切れとなりましたが、その後増産したので、まだ在庫は残っています。各地の配布場所でお受け取りくださいね。
アプリ上でも次のようなバッジが付与されます。ぜひ富士山の日を機にチャレンジしてみてくださいね。
バッジの中でも、最後の難関として待ち構えているのが、こちらの「富嶽三十六景(完登)」です。
東西南北に点在する36座すべてを踏破しなければ獲得できない、YAMAPの中でもトップクラスにレアなバッジ。その偉業を成し遂げた方には、先着70名限定で記念のプレートが贈られます。
この記念プレートは、YAMAP東京オフィス(最寄り駅:東京駅/京橋駅)にて贈呈します。その際に、36座コンプリートの苦労話などもぜひお聞かせください!
※達成者の方には富士山の日以降順次ご連絡します。
※遠方でお越しになるのが難しい方には、郵送などの代替手段にて贈呈します。
それにしても、この企画が始まってからまだ1年も経たない中で、36の山を踏破した人なんていないだろう…とお考えのあなた。驚くなかれ、なんとすでに8名もの方が達成しているのです。
すばらしい努力の賜物ですね。おめでとうございます!
これから達成された方々も、YAMAP MAGAZINEの中で紹介させていただく予定です。みなさん、ふるって挑戦してくださいね。
今年は積雪が記録的に少ないですが、それでも山頂周辺には積雪が見られます。登る山を決める際には、直近のYAMAPの活動日記で積雪の有無をご確認ください。積雪の可能性がある山へ登られる際は、低山でも軽アイゼン・チェーンスパイクなどの装備をお忘れなきよう、よろしくお願いします。
最後におまけ情報をひとつ。富士山の日(2月23日)までの土・日曜日には、20時から河口湖で冬花火が開催されています。
冬の澄んだ空気に、富士山をバックに打ち上がる花火。夏の花火とは一味違う醍醐味がありますので、ぜひハイキング帰りにご検討ください。