飛騨市に『YAMAP新道』が誕生|一本の道にまつわる、天空の里の情熱物語

岐阜県飛騨市に新たな登山道が誕生しました。その名は「YAMAP新道」! ただの登山道ではなく、人口わずか120人という過疎集落の熱い思いを背負った、“未来”へとつなぐ道なのです。この1本の道作りから生まれた物語を、アウトドアライターのユーコンカワイさんが、地域×飛騨市×YAMAPユーザーによる「天蓋山新登山道整備ツアー」の模様とともにお伝えします。

2023.08.21

ユーコンカワイ

アウトドアライター&グラフィックデザイナー

INDEX

序章 はじまりの地 天空の里「山之村」へ

木漏れ日の中、山道を高山本線の飛騨古川駅を出発した貸し切りバスが進んでいく。周囲は飛騨らしい広葉樹の森。本当にこんな山の中に村があるのか?と思ってしまうほどに自然が色濃い。

しかし、標高1,000m付近の峠を越えると、唐突に山里が現れた。ここが今回の物語の舞台となる「山之村」だ。山之村とは7つの集落の総称だが、住所の地名としてはないので、「地図にない村」とも呼ばれているまさに天空の隠れ里だ。

▲日本の原風景が残る山之村。「にほんの里100選」にも選ばれている

里を進むと、キャンプ場が見えた。以前はここを拠点に、多くの人が天蓋山(てんがいさん・1,527m)への登山を楽しんでいたそうだが、キャンプ場の休止とともに地域の活気もなくなってしまった。

「このままでは地域が寂しくなってしまう!」と地元ボランティアの人達が立ち上がったのが2022年のこと。過疎と少子高齢化で悩んでいた山之村にとって、北アルプスの展望で知られる天蓋山は地域活性のための「希望の山」だった。

そこで、麓の観光拠点である「奥飛騨山之村牧場」から天蓋山に登るための新登山道整備プロジェクトをスタートさせたのだ。何度も山を踏査し、安全なルートや新たなビュースポットを探し出し、地道にコツコツと整備を進めてきた。

これがYAMAP新道物語の“序章”となったのである。

▲登山道の開設は大変な作業だが、地元有志の「地域をなんとかしたい!」という情熱が飛騨市の背中を押した

そんな山之村有志たちの熱い思いを受け取った飛騨市も動く。市外のファンと飛騨の自然を楽しんでもらいながら環境保全を進める「森スケ!」(*1)という取り組みのなかで、YAMAPユーザー向けに天蓋山の新登山道整備ツアーを企画した。
(*1)森スケのプロジェクト詳細は後述

ツアーには、定員 10 名に対して 40 名を超える申し込みがあり、応募者からは「新道整備に携わりたい」「地域の役に立ちたい」「自然に恩返ししたい」など、さまざまな思いが寄せられた。こうして山之村地域、飛騨市、YAMAPユーザーの思いが交差し、登山道完成に向けた物語が動き始めたのである!

第1章 一段入魂、階段を作ろう!

20代から60代までのYAMAPユーザー10人を乗せたバスが到着したのは、登山道の新たな起点となる「奥飛騨山之村牧場」。バスを降りると、高原特有の爽やかな空気に包まれた。敷地内には美しい小川が流れ込み、牧歌的な雰囲気がなんとも心地いい。

牧場内で待っていたのは、これまで新登山道の整備を続けてきた地元ボランティアの方たちだ。彼らがここまで紡いできた物語に、それを完成させ、そして繋いでいく役を担うYAMAPユーザーたちが合流した。

参加者たちはYAMAPアプリを立ち上げ、真っ白な地図に新たなログを刻み始めた。いよいよ山頂までの距離4.1km、標高差637mの「YAMAP新道」の整備が始まるのだ。

▲牧場スタッフでもある地元ボランティアの加藤さん。生き方も登山道整備も、基本“真っ直ぐ”が大好き

▲新たな登山口(標高910m)の看板の前で。みんなで登山道を完成させるぞ!

しばらく平坦な道を進んでいくと、直登するのに苦労しそうな急登区間に差し掛かった。そこで早速、第1の作業「階段作り」のスタートだ。

まず、どの場所にステップがあったら安心か、歩きやすいかを、登り目線と下り目線で何度も往復して考え、参加者同士で話し合った。

▲(左)自分の感覚だけでなく、年配の方や子供の歩幅のことも考えながら (右)設置場所が決まったら、そこをせっせと掘っていく。汗が噴き出る!

▲(左)ドリルで杭の穴を掘る。この“ロボ感”に思わず血が騒いでしまう男子たち (右)日頃のストレス発散とばかりに「おりゃあ!」と杭を打ち込んでいく

たった一個のステップを作るだけで、これだけの工程がある。ドリルや資材を担ぎ上げてくる作業も含めると、ほんとに気の遠くなるような作業だ。

普段登山をする際、このような階段は当たり前のように出てきて、特に感謝もせず利用させてもらってきたが、その裏にはこのような苦労が隠されている。

▲作業後「先人たちすげえ、感謝しかない」と口々にいう参加者たち

こんな大変な作業、私利私欲のためにできることじゃない。地域活性化はもちろん「郷土の自慢の山を多くの人に安全に楽しんで欲しい」という地元とYAMAPユーザーの熱い思いが、この一つ一つのステップには込められているのである。

第2章 ロープを設置し、「ヤマップ平」で看板とテーブルを設置しよう

いくつかの急登を越えていくと、森の地表がモコモコとした緑の絨毯に覆われはじめた。シダのような、巨大な苔のようなものの正体はヒカゲノカズラ。緑に包まれたこの区間には心地いい涼やかさがあり、森の雰囲気もよく、まるで海外のトレイルを歩いているかのような爽快な気分だった。

▲道は不明瞭だが、しっかりと目印をつけてくれているので迷うことはない

この新道は尾根筋をベースに作られているためアップダウンがあり、たまの下りの際に、“階段を作るまでもないが、気をつけないと滑って転ぶぞ”という絶妙な斜度がいくつか出てくる。そこで登場するのが補助用のロープである。

▲(左)どの高さにロープがあると便利かも検討して位置を決めて行く (右)バタフライノットの結び方を学び、木と木の間をロープで繋いでいく

こちらも階段同様、何気なく使用してその恩恵にあずかっている人も多いはず。今後こういうロープを握るときは、ロープからじんわりと伝わってくる「思い」もしっかりと感じ取ってほしい。

尾根道を進んでいくと、突然目の前がひらけて広場に出た。標高1,291mにある「ヤマップ平」だ。

よく刈り取られた20畳分ほどの台地には、白樺の椅子が設置されている。そこからは、北ノ俣岳(2,662m)や黒部五郎岳(2,839m)など、北アルプスの山々を眺めることができた。

この展望台に「ヤマップ平」と名付けたのも地元の発案。「YAMAP新道」というネーミングと合わせて、登山者に少しでも興味を持ってほしい、という願いが込められている。

▲そろそろ休憩したいなという絶妙ポイントにある「ヤマップ平」。奥には北ノ俣岳

ここで、先行していた牧場の社長、下梶(したかじ)さんとも合流した。下梶さんは、自身の牧場のことだけでなく、山之村の農業や子供たちの未来のことまで真剣に考えられている方。話を聞くだけで「ああ、心から山之村を愛しているんだな」と感じる情熱の人である。

▲山之村のことを語りだすと止まらない下梶さん

前述の加藤さんやボランティアの方たちとともに、この新登山道が地元、山之村の活性化になると信じ、今日まで地道な整備を進めてきた。

このヤマップ平も踏査中に発見し、自分たちの手で一から切り開いた渾身の展望台だ。そこから見える展望は北アルプスの絶景だけではなく、山之村の明るい未来そのものなのである。

その明るい未来を担うのが、山之村の小中学生たちだ。村の生徒数は全学年を通してたったの15人だが、豊かな自然と優しい人たちに見守られて育った彼らは、山之村に強い誇りと郷土愛を持っている。

彼らは「山っこブランド」というものを立ち上げ、地元の高原野菜のPRや移住者を増やすための活動もしているのだ。そんな小中学生たちが、今回のヤマップ平のために「看板」を作ってくれた。子供達の思いに感謝し、ヤマップ平の真ん中にそれを設置させてもらった。

▲なんとも可愛らしい「ヤマップ平」のお手製看板。心が和んでほっこりとする

さらに、もう一つ看板が作られていた。そこには「山之村に来てくれてありがとう」「水分補給してね」「最後までファイト」など、子供たちから登山者への応援メッセージが綴られていた。正直、これを見た時は少し目頭が熱くなった。

整備のお手伝いに来たはずが、こちらの方が温かいものを与えてもらってばかりである。下梶さん含め、そんな彼らの“物語”の中の登場人物になれたことにも深く感謝しながら、しっかりと気持ちを込めて看板を設置した。

▲さまざまな思いが混じり合い、一本の新道に人の血が通っていく

前回のツアー募集記事で、「宝の地図に記載されているヤマップ平には、一体どんな絶景やロマンが待っているのか?」と書いたが、ちゃんとそこには美しい絶景と、そして素敵な“宝もの”が待っていた。この看板は、今後このヤマップ平で、多くの登山者たちに優しい気持ちを与えてくれることだろう。

絶景も温もりもあるヤマップ平。せっかくだからベンチとお揃いのテーブルも作っちゃおうと、地元ボランティアの方が白樺の木と材料を用意してくれていた。この地を訪れ、のんびりと休憩してくれる登山者たちに思いを馳せ、皆で協力して白樺テーブルも作成した。

▲(左)接合面の両方に穴をあけ、ダボを差し込みトンカチでトントントン♪ (右)めちゃ可愛いテーブルの完成。ぜひここで優雅なティーブレイクを

第3章 ブナの原生林で、魅力的な新名所を見つけ出そう

ヤマップ平を超えていくと、美しいブナの原生区間へと突入した。ブナの細やかな葉の間からサラサラと降り注ぐ木漏れ日。頬を撫でる心地よいそよ風。歩いているだけで本能的な多幸感に包まれるその道は、YAMAPユーザーたちの意見を取り入れて「ブナの細道」と命名された。

▲この穏やかな表情からも伝わる多幸感

新登山道の整備は、単に歩きやすい道を作ることだけが作業ではない。そこに行きたい!と思わせるような、新たなるビュースポットを見つけることも大切な作業だ。

このブナの細道の先にも、踏査中に偶然発見された、とっておきのスポットが存在する。それがこの「千手ブナ」である。

▲何本も伸びた枝が巨大な千手観音のような「千手ブナ」

圧倒する迫力でありながら、森を優しく見守っているような巨木ブナ。そもそも「天蓋山」の名前は、山の形が仏像の頂上にかざす衣笠(天蓋)に似ていることに由来している。

その山中に、千手観音のようなブナがいるだなんて、なんともロマンチックな話だ。千手観音は大いなる慈悲を表現する菩薩。これまでもこれからも、この場所から登山者と山之村の平穏を見守っていくのだろう。

第4章 天蓋山山頂でYAMAP新道を完成させよう!

階段・ロープ・看板・テーブルを設置し、道にはみ出した危険な枝などを払いながら進んできたYAMAPユーザーたち。地元の方たちが整備をしてきてくれた道に、画竜点睛の「点」を描く作業を進めていく。

▲危険箇所を整備して進む。こうしてログの赤い線は少しづつ伸びていく

やがて山頂に到達した。360度に開けた山頂広場からは、北アルプスの名だたる名峰が展望できる。

残念ながらこの日は北アルプスの多くは雲に隠れてしまっていたが、ただ登るのではなく、道にまつわる物語を知り、そしてその物語の登場人物として登ってきたメンバーだからこそ、眺望とは別の充実した感動を噛み締めていた。

▲天蓋山山頂。登山口から山頂まで、新しいルートログが繋がった!

▲お昼は地元「りょうし食堂」提供のジビエカレーを頬張る。うまし!

実はこの日、先ほどのヤマップ平の看板を作ってくれた小中学生たちも親子登山の行事でこの新道を登ってきていた。

そこで急遽山頂でセレモニーが行われ、YAMAPユーザーからは看板を作ってくれたことへの感謝を、小中学生たちからは登山道整備と山之村に来てくれたことへの感謝がお互いに伝えられたのだ。

▲コロナ禍で自粛していた親子登山も4年ぶりの復活。子供たちにも笑顔が戻った

▲来る者と守る者との感謝の交換。真の意味での「新登山道完成」の瞬間だった

子供たちの思いを受け止めたYAMAPユーザーたち。「山之村に来てくれてありがとう」という純粋な思いに触れ、思わず涙する参加者もいた。地域の思いとともに道を作り、心が動かされ、そしてその心は美しいものになっていく。

参加者にとって、それはただの新道整備ツアーではなく、“心動成美”の旅だったと言い換えてもいい感動的な体験となった。そんな体験ができるからこそ、人は大変な思いをしながらも、こうしてまた新しい道を作っていくのかもしれない。

▲この一本の新道には、これだけ多くの人の思いが詰まっている!

今回新たに誕生した「YAMAP新道」には、地域衰退の危機に端を発し、それに関わった人々の“物語”がある。道は完成したが、この物語はまだ始まったばかり。

登山道は、多くの登山者が歩いてこその登山道だ。今後たくさんの人に踏み固められることで、この道はより引き締まった未来を描き始めるだろう。

YAMAP新道を利用し、楽しみ、そしてその魅力を伝えていくのがこれからのYAMAPユーザーの役割だ。受け取ったバトンをしっかり握りしめ、今回の参加者も、この物語に触れたあなたも、ぜひ天蓋山へ登りに行こう!

そして、優しき天空の里、山之村へと足を運んでみていただきたいと思う。

第5章 山之村の魅力を味わい尽くそう!

山を登った後も、楽しみが多いのがYAMAP新道の魅力だ。牧場に戻ると待っているのは、もちろんジャージー牛のミルクを使ったソフトクリーム! 下山後すぐに食べる濃厚なソフトクリームが、気絶級の美味さなのは言うまでもない。

しかもその中の「ヨーソフハニー」というメニューは、牧場ヨーグルトの上にミルクソフトが乗っていて、さらにその上から山之村で採れたハチミツがかかっているという贅沢の波状攻撃! 登山の疲れなんて、遥か彼方にぶっ飛んでいく美味しさで、超おすすめの一品である。

【YAMAPユーザー限定特別割引実施中】
2023年8月26日㈯から10月31日㈫の期間、YAMAP新道の開通を記念して、YAMPアプリのユーザー画面をみせると、「ヨーソフハニー」を100円引きで購入できる特別割引を実施中。YAMAP新道登山の思い出にぜひご賞味あれ。

▲左)動物たちとの触れ合いも楽しい 右)贅沢スイーツ「ヨーソフハニー」

夕食は、牧場の近くにある「りょうし食堂」で、お疲れ様会のジビエBBQ。このお店は文字通り現役猟師の方が営む食堂で、新鮮なジビエ肉をいただける山之村の名店。牧場の下梶さんも一緒になって、大いに盛り上がった。

▲高たんぱくで低脂肪な鹿肉をいただく。熊汁も出たよ!

▲宿泊は岐阜県最北端の宿「中井旅館」。夜には星と蛍を楽しんだ

翌朝、参加したYAMAPユーザーは、思い思いに散歩。山之村は、人々の暮らしに育まれた美しい景観を評価する「にほんの里100選」(主催・朝日新聞、森林文化協会)にも選ばれており、日本の原風景的な日常の光景がいくつも残っている。ただ散策するだけでも本当に気持ちが良い。

その後はかつて養蚕業で栄えた松葉邸を訪れた。案内をしてくれた5代目の松葉さんは面白い人で、養蚕のことはもちろん、当時の遊びや村の人々の暮らし、これからの山之村への思いなど、沢山のお話をしていただいた。

▲左)立派な松葉邸 右)松葉さん。今は山之村名物のとうもろこしを栽培中

▲広々とした二階部分は養蚕業の頃の名残がある。立派な梁が見事!

再び牧場に戻り、昨日一緒に登山道整備をした加藤さんと一緒に乗馬体験。そしてお腹が空いたら、山之村牧場自家製のソーセージが食べ放題のソーセージバイキングへ!

▲北アルプスの山並みを眺めながらのホーストレッキング。気持ちいい!

▲選べる6種のソーセージはもちろん、ジャージー牛乳も飲み放題!

こうして山之村牧場での見事なワンツーフィニッシュが決まった。なんて贅沢なツアーなんだろう(笑)。

登山道を整備し、そして麓の魅力や文化もたっぷり楽しんだ2日間。ただのボランティア活動とは異なり、地域の人たちとのふれあいを通じてその土地の物語を知り、そして思いっきり楽しんでファンになっていく。ある意味、それはとても贅沢な新しい旅のスタイルである。

終章 持続可能な保全活動へ

旅の最後には、この2日間を振り返りつつ、今後の「自然保全の輪を広げるためにどうしたらいいか?」などについてディスカッションの場が設けられた。

▲木陰で心地いいそよ風に吹かれながら、思い思いに意見を出し合った

▲携わる人々への感謝や、交流を通して山之村が好きになったという意見が多かった

ただ単に山を登るのもいいが、やはりその土地や山が持つ“物語”を知り、その物語の一員として共に汗を流すことの重要性を感じていた参加者たち。

そうすることで、山で見える景色や、自然への考え方が変わる。心も豊かになる。それは、ただの登山や観光では得られない充実感だ。

▲保全活動の見える化や、同じ想いを持った人同士のコミュニティの重要性も議論された

過疎や少子高齢化問題、そして自然保全の担い手不足問題は、何もこの山之村だけに限った話ではない。日本中のあらゆる地方で同じ課題がある。

一方で、街に暮らす人は自然や人との触れ合いが足りておらず、システマチックな物語の中でストレスフルな生活を送っている。週末に山登りをする人も、山を登って終わりの人が多く、麓の魅力や地域の物語に触れる機会がない。

地域の課題と、自然に恩返しをしたい街の人をつないだ今回のツアーは、これからの時代の持続可能な保全活動の道標となるだろう。相互に助け合い、楽しみ合い、心を豊かにし合う関係性が自然を守っていく。そんな素敵な循環が広がっていくことを信じて、今回の物語を終わりにしたい。

▲この2日間で参加者の表情も変わった。心動成美の旅、これにて完結

自分もこんな素敵な循環の中に入ってみたいと思っちゃったそこのあなた!

安心してください。そんな体験ツアー、まだまだあるよ!

<飛騨のボランティアプログラム「森スケ!」の紹介>

飛騨市は2023年度、「天蓋山・新登山道整備ツアー」の他にも、「森スケ!」と名付けられたさまざまなボランティアプログラムの中で、安峰山の登山道&展望デッキ清掃などを企画している。

飛騨の美しい自然は、多くの人の保全活動によって成り立っている。飛騨市はそれらの活動が持続可能なものになるよう、「保全活動×山麓の魅力体験」を掛け合わせたツアーの拡大を狙って「森スケ!」の取り組みを進めており、都会の人でも、旅するように気軽に保全活動に携われるだけでなく、その地域をより深く体感できるプログラムを揃えている。

なお、飛騨市では自然保全事業に一緒に取り組んでくれる「バディ」も探している。飛騨で地域おこし協力隊として働きたい!そんな方は是非、飛騨市役所まちづくり観光課齋藤課長まで連絡してほしい。

※地域おこし協力隊の任期は3年。報酬は年240万円、活動費は上限が年200万円。

連絡先:飛騨市役所まちづくり観光課 0577-73-7463

取材・文:ユーコンカワイ
写真:西條聡
協力:飛騨市・山之村のみなさん

ユーコンカワイ

アウトドアライター&グラフィックデザイナー

ユーコンカワイ

アウトドアライター&グラフィックデザイナー

旅と無駄を愛するフリーランスのアウトドアライター&グラフィックデザイナー。Take it Easyな人生を求めながら何故かいつも勝手に追い込まれてる。主に悪天候の山と川を中心に方々を徘徊しとります。