初心者山ガールの登山を動画で綴る「山旅日記」。今回の舞台は、新日本百名山にも選ばれている山口県の低山、東鳳翩山(ひがしほうべんざん)。江戸時代に参勤交代の道として使われた「萩往還」を進み、山頂を目指します。高杉晋作や吉田松陰、坂本龍馬ら幕末の志士も歩いたと言われる石畳の古道。当時の人々の営みを感じながら登る、歴史登山をご堪能ください。
山旅日記|動画で山気分!山ガール藤田&太田の低山ハイク #11/連載一覧はこちら
2020.05.19
YAMAP MAGAZINE 編集部
山口市と萩市にまたがる東鳳翩山(ひがしほうべんざん)。山口の人々に親しまれ、初心者にもぴったりなこの山には、萩往還という明治維新の志士たちも歩いた歴史の道が通っている。
今回のルートは、萩往還を進み、坂堂峠から東鳳翩山の山頂を目指します。 序盤は石畳が敷き詰められていました。古くから整備された道だということを感じさせてくれます。
ここに生えている竹は本当に立派で、見応えがあります。石畳や石段とも相まって、素晴らしい雰囲気でした。
ちょっと休憩。。。
しばらくすると、両サイドに建物や何かの跡があるエリアに到着します。 このエリアは、道をゆく人たちの休憩所。お殿様の籠が置かれる場所や、馬を休憩させる場所などが、段々になっています。
萩往還には、距離を把握するための松や石などが多くあります。スマホも地図もない時代は、こうやって自分の位置を知っていたのかな。
板堂峠で、萩往還とはお別れ。ここからは、登山道になっていきます。舗装されている道は歩きやすいけど、自然そのままの道はやっぱり面白いですね。
少し登り下りを続けると、山頂に到着です。
山頂からは、山口市内が見えます。快晴のときは、九州の山々も見えるそう。
古くから人たちの手でつくられてきた歴史の道と自然の道。両方の良さを楽しめる山行でした。
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